
付き合って早数ヶ月。
彼が忙しくなかなか会えない人で、連絡もこないまま1週間、3週間、刻一刻と時が過ぎ、気づけばもう1か月以上。
果たしてこれは自然消滅というものなのでしょうか…。
ただ「自然」というだけあってその線引きがなく、その音信不通に至った原因も人それぞれなので判断しづらいはずです。
特に遠距離恋愛のカップルは普段何らかの接点持つことができない分、相手の様子を伺うことができず、頭を抱える人は多いでしょう。
ここでは自然消滅と判断できるおおよその期間、それに至った心理、さらに以降復縁の可能性があるかという点をお話ししたいと思います。
目次
そもそも「自然消滅」とは
自然消滅とは物理的に連絡が来なくなった、メールが来なくなった、それらによって会う事もなくなってしまった…そんな状態から恋人関係が自然と無くなってしまったことを意味します。
喧嘩をした後、距離を置きたいような雰囲気を醸し出された後、「忙しい」と一方的に切られてしまった後に音信不通になってしまい自然消滅に至やすいとされています。
音信不通にした理由とは
そんな自然消滅を予感させる期間(=音信不通)を作る人は一体どのような心理でその行動に至ったのでしょうか。
例)
- 単純に別れを告げるのが重くて面倒
- 彼女を傷つけることになると思うと自分から別れを告げられない
- なんとなくフェードアウトしたほうが互い嫌な気持ちにならない(その場限り)
- 他に好きな人ができて、すでにその恋愛が進んでしまっているから気まずい
- 連絡するほどでもないと気持ちが冷め切ってしまっている
実は自然消滅に運びやすいのは女性よりも男性の方が多いと言われています。
なぜならば女性は好きか嫌いか、付き合うか付き合わないかをはっきりさせたいという思考が強いのですが、男性は「連絡を取らなければ別れ」「会わなければ別れ」と物理的思考が強いせいか、いとも簡単に別れたという結末に持っていきやすいのです。
また感情的になる女性を面倒と捉え、逃げたくなるのが小心者の男性に多い傾向です。
「自然消滅」とはどれくらいの期間のこと?
そもそも自然消滅とはきちんとしたお別れの言葉を交わさず別れることをいうのですが、その定義はありません。
なぜならカップルによって異なるからです。
元々相手が多忙な人で付き合い当初から連絡自体あまり取らないという場合もあれば、相手が単純に連絡のやり合いが嫌いという場合もあるので、ここ!という線引きはできません。
しかし、過去に1日何度か電話やメールをしていた関係で、現在1か月以上音信不通ともなればほぼ自然消滅と言ってもいいでしょう。
本来恋人であれば、相手の状況や、生存しているのかどうかというくらい心配があっていいものですが、1か月以上連絡がなければ相手のことを気にしていない=別れたいという無言メッセージにすぎません。
ただ、何か喧嘩や揉め事をして時間が空いているのはあまり自然消滅には結びつきづらいです。
それは一種相手が「冷却期間」として時間を置いている可能性があるから。
「時間を置いてお互い冷静に話ができるようにしたい」「相手に反省してほしい」という気持ちで、あえて距離を置いている場合があるので自然消滅と決めつけない方が良いでしょう。
自然消滅は嫌!恋人関係を修復させる冷却期間はどれくらい必要?
音信不通の状態で恋人関係を戻すことはできるのでしょうか。
また戻すとなればどれくらいの冷却期間が必要なのでしょうか。
音信不通になってしまった理由が「喧嘩」の場合
喧嘩の場合、他の音信不通よりも重大性は少ない可能性が高いので恋人関係に戻りやすいでしょう。
喧嘩をした時にカッとなりすぎて相手の意見を聞かなかったり、ただ泣いてわめくだけで話にならなかったり、相手の動向が理解できなさすぎて様子を見たいからわざと距離を取ってみたりと、喧嘩で冷却期間を設けた理由は、その後の展開があることを予想しているから=恋人関係に戻りやすいことの表れです。
それにより、どちらかが一歩踏み出し修復に向けて話し合いをする必要があるでしょう。
とは言ってもプライドがあってなかなか切り出しにくいでしょうが、せいぜい冷却期間として開けていいのは1か月程度。
中途半端に2か月3か月と延ばしてしまえば、それこそきっかけがなくなってしまい、切り出しにくくなります。
1か月とならば「そろそろ1か月経つな」ときりが良いので、互いに歩み寄りやすいはずです。
連絡を取る際は「なんで連絡をくれなかったの?」と相手を責めたり「心配した?」などと自分のことを相手がどう思っていたのか探るようなことはせずに、まずは「連絡しなくてごめんね。」と謝罪の言葉を入れましょう。
納得のいかない理不尽なことで喧嘩をしたのなら、全てを全て謝る必要はないので、まず相手と和解の場を持つために今まで連絡をしなかったことに対して謝りを入れましょう。
つまりその場から逃げた事、相手と向き合わなかった事への謝罪です。
喧嘩には謝罪がないと何も解決しません。
音信不通になってしまった理由が「異性絡み」の場合
相手に好きな人ができてしまったような雰囲気で突入してしまった冷却期間は冷却期間と言えない場合があります。
それは自然消滅にも捉えられ、相手が都合よく「終わった恋愛」と考えていれば、その通りこの関係は終わりに等しいです。
しかし、その真意が掴めていなければ終わりという答えも生み出すことはできませんので、極力対面で話せる場を設けましょう。
また相手のタイムリーな現状を聞き出すためにも冷却期間は置かず、早め早めに会う機会を設ける事がおすすめです。
しかし、1か月以上音信不通で以降2〜3回会う場を設けるための連絡を入れて何も反応がなければ自然消滅と捉えて良いでしょう。
音信不通になってしまった理由が「相手の心身の都合」の場合
もともと忙しい人で連絡もままならない人だったり、仕事・学校生活・家庭環境などで苦しんでいたという状態なら、あなたとのやりとりが面倒になり後回しにされた可能性が高いので、音信不通が3か月ほど続けばそれはもう自然消滅でしょう。
3か月も空けば季節も変わるので、相手の稼働時間やメンタル面で変化が起きやすいです。
いずれも連絡を取るなら相手都合に合わせる必要があるので、それぞれの環境で接点のある人に恋人の様子を聞き、落ち着いているような気配があれば「身体壊していないですか?また連絡しますね」とメール1ついれると優しさ(身体を壊していないか)と若干の催促(また連絡しますね)が伝えられ、相手から何らかの反応が見込めます。
自然消滅っぽく終わった恋、復縁のための必要期間は?
まず、自然消滅に至ったところで以降復縁の可能性はあるのかという点ですが、率直に言えば可能性は非常に低いでしょう。
というのも、自然消滅をする人というのは冒頭でお話しした通り、恋人である相手と話し合って別れることを拒んだ結果なのです。
話し合って別れることを拒んだということは「話すほどでもない」「話すのが面倒だ」と恋人と話す事でさえも億劫・面倒に感じた脱走心が生まれたことの表れです。
その為、音信不通期間というのは、こちらサイドが一方的に冷却期間と思っているだけで相手が冷めていれば心はその時間が短かろうと長かろうと関係ない事が予想できます。
ただそんな中でも復縁に必要な期間をしいてあげるならおよそ1か月程度です…そうつまり、自然消滅からの復縁は「自然消滅なのかどうか」不明な期間中に手を打たないと、それ以降の修復は難しいということなのです。
音信不通になって1〜2週間程度ではまだ相手の考えが清算できないどころか、関係を続ける・別れるの決心もはっきりできていない可能性もあります。
1か月空けばそれなりに周りの意見も聞き、よくも悪くもフリーな日常が経験できた状態ですから、総合的に話ができるいいタイミングではないでしょうか。
さいごに
自然消滅に至る原因は様々でしょうが、それを促した恋人というのは面倒くさがりの逃亡者とも言えるように感じます。
それだけ気が短かったり、何か問題を抱えやすい性格なのでしょうから、一方的にこちらが詰めても解決に至らず、モヤモヤした気持ちがあなたに残ってしまうのでしょう。
一番は相手が自分のこと、この恋人関係をどう思うかを直接会って率直な意見を聞くことです。