
- お風呂上がりにドライヤーをしたら束になって髪が抜けた
- 十円ハゲになってしまい人前に出られない
- このままいくと本当にハゲてしまいそう
- 産後は抜け毛が多くなると聞いていたけど、まさかここまで酷いとは…
産後は今まで以上に人と会うことが増え、中には結婚式を控えているというママもいます。抜け毛の酷い今の髪をどんな風にしてカバーできるのでしょうか。そこで今回は産後の抜け毛に悩むママ達必見、おすすめの髪型と簡単ヘアアレンジをご紹介します!
目次
産後の抜け毛対策!おすすめの髪型
産後の身体の変化の一つ「産後脱毛症」。
個人差はあるものの、ほとんどの産後ママが驚くことになる産後の抜け毛。
抜け毛が気になりにくいヘアスタイルや産後ヘアカラーの色・注意点などを紹介します。
思い切ったショートor肩くらいのミディアムヘア―
ショートカットは髪の隙間がさらに目立ちそうな印象ですが、髪が立たせやすく、ボリュームを出しやすい長さです。全体をフワッとさせることで、抜け毛が目立つ部分の隙間を埋めることも出来ます。乾かすのが早いので、お風呂上りなどにも助かります。
ミディアムヘアは、邪魔な時には結ぶことが出来るというメリットがあり、ロングヘアより手入れも簡単です。細いくしなどで分け目をジグザグにしてボリュームを出したり、裾にデジタルパーマなどをかけておくと、結んでいない時にもボリューム感を出すことが出来ます。
重めの前髪
前髪のない髪型にすると、生え変わり時期の短い毛が特に目立ってしまいます。前髪の生え際を隠すには、前髪を厚くとることが効果的です。前髪に量を集中させることで、全体的にボリュームが出て、前髪の薄毛が気にならなくなります。
ヘアカラーの色と時期
出産後はなかなか美容院に行くことが出来ないので、明るめのヘアカラーは生え際が目立ってしまいます。地毛に近いダーク系のカラーを選ぶことで、プリン状態の髪の毛にストレスを感じることが少なくなります。ただ、産後すぐのカラーリングは、抜け毛がひどくなったり、頭皮がかぶれたりすることがあるので、注意が必要です。産後のカラーリングは、少なくとも、抜け毛がひと段落して、アホ毛が生えそろってから行うと良いでしょう。
デジタルパーマorストレートパーマ
パーマをかけることで、抜け毛のせいで薄くなりボリュームがなくなった髪の毛にボリュームを持たせることが出来ます。ショートやミディアムヘアの場合は、全体にデジタルパーマをかけ、動きをつけたり、トップから根元にかけてパーマをかけることをおすすめします。直毛のママは、前髪と毛先にデジタルパーマでワンカールをつけることで、朝のブローが楽になります。
ロングの場合、毛先にデジタルパーマをかけたり、髪全体にしっかりパーマをかけて、ウエーブロングに仕上げるのもありです。
ただし、抜け毛がひどい場合は、パーマは避けた方が良いでしょう。美容師さんに相談することも大切です。
産後の抜け毛があっても大丈夫!おすすめの髪型・ヘアアレンジ
産後は抜け毛によるボリュームが気になりますよね。ポンパドールやくるりんぱでボリュームを出す髪型がおすすめです。アップスタイルもかわいいです。産後のおすすめヘアアレンジを紹介します。
前髪のくるりんぱ
おでこ付近だけ短い毛が気になる場合は、前頭部の髪をあつめてゴムなどで縛ってくるりんぱ。それをサイドに寄せてピンで止めます。
頭頂部や分け目の短い毛も気になる場合は、後ろのほうの髪を前に持ってきて、前髪と一緒に縛ってくるりんぱ。サイドに寄せて止めます。
前髪ポンパドール
前髪に逆毛を立てたら、ふんわりと横、または後ろに流してバレッタで留めます。
ヘアバンドを使ったアレンジ方法
- 髪をひとまとめにして、バックでお団子やポニーテル、くるりんぱをする。
- 前髪の生え際あたりから頭頂あたりを覆うように幅広のヘアバンドをつける。前髪を上げきってしまうと、髪が抜けているのがわかりやすくなってしまうので、おでこに軽くかかる程度に前髪を引き出しましょう。
ねじねじくるりんぱ
耳上の髪を両側からねじねじ。後ろでひとつにまとめてゴムで結んでくるりんぱ!
くるりんぱした髪の束をさらにねじねじしてくるりんぱ。残りの毛束を入れ込んでピンでとめます。
お団子・ポニーテール
お団子かポニーテールにすることで気になる頭頂部を目立たなくすることができます。また、アップヘアは若々しく元気な印象になりますし見た目もかわいいです。ただし、あまりきつく結んだまま長時間引っぱる力が加わると牽引性脱毛症の原因になることがあるので「ゆるーく」を心がけましょう。
産後抜け毛が気にならない!小物でさっとできる簡単ヘアセット
ヘアスタイルそのものでなく、小物を使って簡単・オシャレにアホ毛や薄毛をカバーする方法もあります。流行りのニット帽子やターバン、簡単ウィッグなどがおすすめです。手間いらずな小物たちを紹介します!
帽子
アホ毛や進行した抜け毛のカバーには、かぶりものが一番。キャップやハットなど帽子を被れば、気になる部分を一瞬にして隠すことが出来ます。帽子を被ってアップスタイルにする場合、帽子の下の部分でゆるいお団子を作り、お団子やサイドの毛を留めた後にバランスを見ながら引き出すと、抜け感が出てかわいいです。
ターバン・バンダナ
気になるポイントを隠すようにバンダナを巻くこともおすすめです。また、太めのヘアターバンでオールバックにすれば、前髪のアホ毛を一発で目立たなくできます。太めのターバンをを耳にかかるようにつけると、今っぽくオシャレに見えます。髪の毛が短い場合はダウンスタイルでも良いですが、おすすめは顔周りがスッキリ見えるアップスタイル。ミディアムヘアの場合は、ターバンをした後に、髪を後ろで一つに束ね、ルーズなお団子を作ると良いでしょう。
ウィッグ
産後抜け毛は前髪が多く、目立つ部分だからこそ気になります。クリップで留めるだけの簡単前髪ウィッグなどもあるので、前髪ウィッグの活用も検討してみましょう。つむじ付きウィッグなどもあるので、抜け毛の範囲が広い人はそちらのタイプでも良いかもしれません。
産後の抜け毛でできてしまうアホ毛のカバー・対策方法
成長途中の短い毛や、ピンと立って目立ちやすくなってしまっている切れ毛の通称「アホ毛」。
出産後の抜け毛によるアホ毛のカバー方法、手入れ法などを紹介します。
カバー方法
ワックスでまとめたり、ジェルやオイルをつけたりして立っているアホ毛をねかせて目立たせなくさせる方法もあります。ワックスを使用する場合は、ワックスを髪全体に揉み込むのではなく、アホ毛が気になる部分の髪の表面を押さえつけるようにつけましょう。目の細かい櫛を使って、なでるようにしても良いです。また、編み込みやまとめ髪にするなどのアレンジ方法もあります。一番簡単なのは、カチューシャで抑えたり、ターバン・バンダナなどで隠したりする方法です。
根本的な対策方法
また、アホ毛の根本的対策法としては、質の良い睡眠やストレスの少ない規則正しい生活、栄養バランスを考えた食事などがあげられます。育毛剤で頭皮の環境を整えることも効果的です。産後抜け毛は、自然に改善される人もいますが、抜けてしまったままで髪の量が増えない人もいます。頭皮から抜け毛を予防する成分を浸透させ、出産による髪の量の減少を避けましょう。
産後の抜け毛があるときにヘアセットで気をつけること
産後は、肌が敏感になる場合が多く、スタイリング剤を使用したヘアセットやカラーリング、パーマをかける際には、使用方法や成分、時期などに注意する必要があります。
スタイリング剤を選んで
スタイリング剤の中には、頭皮に刺激を与え、抜け毛を促進してしまうものがあるので注意が必要です。頭皮に刺激を与えたり、成分として含まれる添加物が毛穴に詰まったりして抜け毛の原因になります。また、過剰なスタイリング剤の使用は、洗うときに必要以上に力を加えて洗う必要があり、それによって抜け毛が増えてしまうこともあります。使用する際は、流しやすいスタイリング剤を選びましょう。使用する際も全体的に使うのではなくピンポイントで部分的に使用する必要があります。
ヘアカラーやパーマは美容院で行なう
産後は、ホルモンバランスが通常とは異なっていて肌が敏感になっているため、ヘアカラー剤やパーマ液で刺激を与えることは避けた方が良いと言われています。身体の様子を見ながら使用することが必要です。
値段も比較的安いので、家で髪染めをする人は多いですが、市販のカラーリング剤は美容院で使用されているものよりも刺激が強いものが多いので、妊娠中は特に、肌になるべく優しい天然の薬剤を使って、専門の美容師さんに髪染めをしてもらうほうが安心です。
予約の前に前もって出産直後であることを伝えておくと良いでしょう。
さいごに
産後は、女性ホルモンが減少してしまうため、個人差はあるものの、短期間で大量の髪の毛が抜けてしまいます。ほとんどのママが不安になり、ショックを受けることになります。
しかし、遅くとも産後一年位で抜け毛は止まり、徐々に毛量が戻ることが多いようです。あまり神経質にならずに髪型アレンジや小物を使って、上手にごまかして、楽しみながら対策していきましょう。