
大人になってもニキビには悩まされますよね。
お化粧では隠し切れなかったり、目立つところにできてしまったら出歩けない!と思うほど恥ずかしいニキビ。
そんなニキビがやっと治ってきたと思ったら赤みのあるポツポツとなってニキビ跡になってしまった!そんな経験はありませんか?
できれば自宅で治したい…そんな方のために、今回は、ニキビ跡の赤みを治す市販薬をケア方法とあわせてご紹介します!
目次
ニキビ跡の赤みはどうしてできるの?
ニキビ跡には大きく分けてクレーター状のデコボコが残るタイプと、茶色や赤く色素沈着してしまう2種類に分かれます。なぜ赤く跡が残ってしまうのでしょうか?
ニキビ跡の赤みができる理由
ニキビ跡が赤くのこるのは、ニキビの炎症により皮膚表面の毛細血管が広がったり増えたりしてしまうことや、真皮が傷ついて内出血を起こした状態になるためです。
まず、ニキビができる時というのはアクネ菌が繁殖した状態です。
皮脂や角質によって詰まった毛穴にアクネ菌が増えてニキビができるのですが、皮膚が治って行く過程では患部に集中して新しい毛細血管が作られます。
このように血管が集まることでその部分の皮膚が赤く見えるのです。
そしてニキビが悪化して炎症が真皮層にまで達した場合、血管はダメージを受けて血液が流れ出し、内出血状態になります。これも患部が赤く見える原因です。
ニキビ跡の赤みを放っておくと…?
いつかは治るとそのままニキビ跡を放っておくと、赤みが出ている部分がだんだんと黒っぽく色素沈着していき、シミのようになってしまいます。
赤みが出ている状態というのは血管の色が透けて見えているだけで、まだ元の健康な皮膚の状態に戻る可能性があります。
しかしシミになってしまうと、細胞がメラニン色素を出して皮膚の色そのものが変わってしまうのです。
完全に色素沈着してしまう前に、なんとか治しておきたいニキビ跡の赤み。
どのように対策すれば良いのでしょうか?
ニキビ跡の赤みを治す市販薬8選!
ニキビ跡を治す治療薬はドラッグストアでも販売されていて、たくさんの種類があります。1つずつ見て行きましょう。
塗り薬
クレアラシル
CMで誰もが1度は見たことがあるおなじみのニキビ治療薬クレアラシル。
ニキビの炎症、赤みを抑える効果があります。
人によっては肌に合わずに、逆に赤みがひどくなってしまった。という口コミもあるので効果があるかどうかは肌質にもよるようです。
ペアアクネクリーム
ライオンから販売されているニキビ治療薬です。
14gと24g入りの2サイズ展開で、価格帯はそれぞれ950円、1,450円。
ニキビの原因菌であるアクネ菌の働きを抑えます。
メンソレータム アクネス25 メディカルクリーム
ロート製薬が販売しているニキビケア用の治療薬です。
16g入りで950円となっています。
ニキビの炎症を抑えるほか、炎症によって傷ついた皮膚細胞を再生する働きがあります。
飲み薬
赤みが出ているニキビ跡には、ビタミンCが効果的です。
ビタミンCにはお肌のターンオーバーを促すはたらきがあり、シミの原因であるメラニン色素を排出する作用があります。美肌成分として代表的なビタミンです。
また、ビタミンB群も肌荒れに効果的なビタミンです。
脂質の代謝をアップし、過剰な皮脂の分泌を抑える作用があるため、ニキビの予防効果も期待できます。
ハイチオールBクリア
エスエス製薬から販売されているビタミン錠です。
ビタビンBの力で体の内側から肌質改善をし、肌の調子を整えることが出来ます。
容量は40錠、100錠、270錠の3タイプあり、 価格帯は約700〜3,000円です。
チョコラBBプラス
エーザイから販売されているビタミンB群の錠剤です。
60錠〜250錠まで4種類のサイズ展開があり、価格は約1,000円〜4000円と、ハイチオールに比べやや高めになっています。
CMでもよく流れているこれらの商品は、食生活だけでは補いきれないビタミンを効率よく摂取することができます。
ただし即効性はやや劣るため、肌の状態が変わっていく期間としては1ヶ月〜3ヶ月ほど見ておいたほうが良いでしょう。
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パック
ニキビ跡の赤みを取るのに実は、はちみつでパックをすると良いということをご存知でしょうか
はちみつには高い殺菌作用や保湿力があり、美肌成分であるビタミンCを豊富に含んでいます。
直接肌に塗って5分ほどパックして洗い流しましょう。
ピーリング
肌の古い角質を取り除くピーリング。ジェルタイプなら普段のお手入れにプラスして使えて便利です。
洗顔後のお肌に塗り広げてしばらく置いたあと、クルクルとやさしくなでるとポロポロとジェルが固まり、不要な角質を一緒に取り除いてくれます。
硬くなった角質を取り除き、ターンオーバーを促してきれいな肌の再生を助けます。
ニキビ跡の赤みができやすいNG習慣とは…?
思春期にできるニキビと違って、大人になってからのニキビにはさまざまな要因が絡み合っています。特に大人ニキビの場合は、普段の生活や食事などが大きく関わっています。
ニキビ跡が残りやすくなってしまうNG習慣とはどのようなものなのでしょうか?
睡眠不足
肌の細胞が生まれ変わるのは睡眠中です。睡眠不足になると、十分に肌の再生が行われずニキビ跡の赤みが残りやすくなってしまいます。
乱れた食生活
仕事で帰りが遅くなったり、外食が多くなったりとバランスよく食事を取ることが難しい場合は、お肌の再生に必要な栄養素が不足してしまいます。
運動不足
適度な運動は血行を良くして、体の隅々まで栄養素を届けることができます。
運動量が減ると体は冷えやすくなり、お肌の毛細血管まで養分が行き届かなくなるのです。
洗顔のし過ぎ
ニキビができると「余分な皮脂を取って清潔にするべき。」と意識するあまり、1日に何度も顔を洗ってしまう人がいますがそれは逆効果。
皮脂の取り過ぎは肌の乾燥を招いてしまいます。
水分不足
肌の水分が不足すると乾燥を招き、肌はダメージを防ぐために皮脂を出して皮膚を守ろうとします。乾燥がますますニキビを作りやすい悪循環を生んでしまうのです。
自宅でできる赤みのあるニキビ跡ケア!
ニキビ跡の赤みを取るのに効果的な、毎日のお手入れ方法を見て行きましょう!
正しい洗顔方法
まず基本となるのが洗顔です。
メイク落としにはオイルタイプよりも、ミルクやジェルのものが皮脂を取りすぎずオススメです。
洗顔料は、より刺激が少ない肌と同じ弱酸性のものを使うとベスト。
泡立てネットなどを用いてたっぷりの泡を作り、顔を覆って泡をすべらせるようにして洗います。
手で肌をこするのは刺激が強く、皮膚を傷つけてしまうこともあるため避けましょう。
正しいケア方法
ニキビのケアで大切なのは「保湿」です。
洗顔後はすぐに化粧水でお肌に水分を補充しましょう。
コットンにたっぷりと化粧水を含ませ、水分がなくなって毛羽立ってきたら裏返しにして残った水分もお肌に入れこみましょう。
水分をたっぷり含んだ肌はバリア機能も高まり、お肌の再生力もアップします。
ビタミンCの配合された美容液などで栄養分も補って、ターンオーバーを助けてあげましょう。
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皮膚科でニキビ跡の赤みを治療する!
セルフケアはある程度時間がかかりますが、専門の治療を受けることで早く確実にお肌をきれいにすることができます。その方法をご紹介します。
皮膚科で受けるニキビ跡の赤みの治療法
皮膚科や専門のクリニックでの治療には、保険の適用範囲内のものと範囲外のものがあります。
保険適用範囲内の場合には、飲み薬や外用薬が出されることがほとんどです。
処方される薬
ニキビ跡の治療には、「ディフェリンゲル」というピーリング効果のある外用薬や、「ミノマイシン」といった抗生物質、「ビタミンC」「ビタミンB」などのビタミン剤が処方されます。
かかる費用
処方される薬の数や治療方針などによっても変わってきますが、一般的な保険適用範囲内での治療の場合は、初回の診察が2,000〜3,000円といったところが多いようです。
美容外科でニキビ跡の赤みを治療する!
それでは、保険適用外の美容外科の治療内容はどうでしょうか。
また皮膚科であっても、美容外科のどちらも診療している病院もあります。
美容外科で受けるニキビ跡の赤みの治療法
即効性がある美容外科でのニキビ跡治療には以下のようなものがあります。
ケミカルピーリング
薬剤を用いて肌の古い角質を取り除きます。
フォトフェイシャル
赤みの治療に効果的なのがフォトフェイシャルです。さまざまな波長の光を照射することにより肌質を整え、色ムラを改善します。
赤みの原因となる毛細血管の拡張をストップし、コラーゲンの生成やターンオーバーを促します。
レーザー治療
レーザーの照射によって肌の細胞を生まれ変わらせます。1回の施術あたり約10%の細胞が入れ替わるとされています。
処方される薬
基本的には皮膚科同様、外用薬のディフェリンゲル、内服薬のミノマイシンやビタミン剤などの薬が処方されます。
かかる費用
1回の治療にかかる費用は、ケミカルピーリングが5,000円〜1万円、フォトフェイシャルやレーザー治療が3万円〜8万ほどです。
美容外科の治療は高い分、その効果は抜群。
でもなかなか通い続けるというのは現実問題として予算オーバーという人も多いのではないでしょうか。
まずはニキビ跡を作らないように、日頃気をつけるべき予防法を知っておきましょう。
ニキビ跡の赤みを作らないための予防法!
ニキビ跡を残さないために大切な予防法とはどのようなものでしょうか。
ニキビを作らないことが重要!
一番の予防法は、ニキビ跡の元であるニキビそのものを作らないことです。
初期段階である白ニキビができてしまったら、そこから悪化させないことも大切。
そのためにはニキビ用のスキンケアに切り替えたり、生活習慣を見直したりすることが必要になります。
ニキビの予防法
正しい洗顔を取り入れたら、NG習慣に挙げた項目に当てはまるものがないか確認しましょう。
規則正しい生活、栄養バランスの取れた食事とたっぷりの睡眠はニキビができにくい強い肌を作ることができます。
そのほか、肌に直接触れる枕カバーやタオルをこまめに変え、ファンデーションのパフやブラシも清潔な状態を保ちましょう。
ストレスは美容の大敵ですが、ニキビにとってもストレスは大敵。
マッサージやアロマの香りなど、家に帰ったらゆっくりとリラックスを心がけましょう。
まとめ
以上、ニキビ跡の赤みを治す市販薬や、病院での治療法などをご紹介しました。
1度跡になってしまうとなかなか治りにくいのがニキビ跡です。
跡になるまえに早め早めの対処を心がけ、健康的な生活習慣を1つでも多く取り入れることが大切です。
コツコツとケアを続ければニキビ跡の赤みは改善します。
根気よくお手入れしていきましょう!
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