
あごや口周りのニキビがなかなか治らない!特に生理前になるとできやすくなる人が多いのではないでしょうか。
髪の毛で隠すこともできない場所なので、本当に嫌ですよね。人と会う時はマスクが手放せない・・・そんなお悩みのある方必見!
今回は、あごや口周りのニキビが出来る原因と対処法をご紹介いたします。
目次
口周りにできるニキビの特徴
体のどこにでもできるニキビ。その中でも口周りにできるニキビにはどんな特徴があるのでしょうか?
しこりのある大きなニキビになりやすい
初めは小さな白ニキビでも、気が付くと炎症が進みしこりがあるような盛り上がった大きなニキビになりやすいのが口周りにできるニキビの特徴です。
ニキビが大きくなってくると痛みも強くなり、触るだけで痛い厄介なニキビになります。
治るのに時間がかかる
常に新しい皮膚が生まれ変わっている顔の肌ですが、口周りは生まれ変わるスピードが他の部位に比べると遅め。
その為、どうしてもニキビが治るまでに時間がかかってしまいます。大きなニキビがいつまでも治らず、つらい思いをしている方は多いのではないでしょうか。
悪化しやすい
口周りは外部からの刺激(手や髪が触れる)が多く、汚れやすい(食事など)環境の為、もともとニキビができやすい場所です。その為、できやすいだけでなくニキビが悪化しやすい場所でもあるのです。他の部位にできたニキビなら小さいうちに治るのに、口周りのニキビはいつも大きくなってしまう…そんな経験はないでしょうか?
ニキビが悪化しやすいというのも、口周りニキビの特徴の1つなのです。
口周りにニキビが出来る原因
皮脂の分泌が多い
口周り、特にあご周辺は皮脂を分泌する皮脂線が多く、顔の中でも皮脂の分泌が多い部位です。おでこはカサカサだけど、あごはいつもしっとりしてる、というのも皮脂線が多いことが理由です。ニキビの出来るきっかけは、剥がれ落ちた角質や皮脂が毛穴に詰まることです。皮脂の分泌が多ければ、当然、ニキビが出来やくすなってしまうのです。
外的刺激が多い
頬杖をつく、手で触れる、髪の毛が触れる、襟やマフラーなど衣服が触れるなど、口周りは外的刺激が多い場所です。こういった外的刺激によるこすれ、摩擦によって肌が傷つき、ニキビが出来てしまいます。
男性の場合は髭剃りをするため、口周りは特にダメージを受けやすく、ニキビができやすくなってしまうのです。
胃腸の調子が悪い
内臓の調子が悪いと、肌の調子が悪くなることがあります。その中でも口周りのニキビは、胃腸の調子が悪いときに出来るといわれています。
暴飲暴食、アルコールの飲みすぎ、ストレスなど様々な要因によって胃に負担がかかると口周りにニキビが出来ます。口周りにニキビが出来たときは、胃がSOSを出していると言っても過言ではありません。
ビタミン不足
肌の新陳代謝を促すには、ビタミンC、ビタミンBの摂取が必要になります。ビタミンは壊れやすい栄養素なので摂取が難しく、また、ファーストフードや外食ではなかなか摂取量が足りなくなってしまいます。ビタミン不足は口周りのニキビの原因となるだけでなく、体すべての皮膚のターンオーバーに影響がでて、乾燥、肌荒れなどの肌トラブル続きとなってしまいます。
不衛生な環境になっている
メイクをしたまま寝てしまう、正しい洗顔が出来ていない、汚い手で触ってしまっているなど、不衛生な環境が続くことで口周りのニキビの原因になります。
仕事で疲れて帰ってくるとメイクを落とすのも面倒!と思いますが、メイクを落とさないことは汚れが毛穴に入り雑菌が増殖しやすくなるだけでなく、肌が呼吸をしずらくなり、ターンオーバーにも影響が出ます。肌のターンオーバーがうまくいかなくなると、シワやシミの原因にもなってしまいますので、メイクしたまま過ごすのは肌あれを手伝っているのと同じことだという認識を持ちましょう。
乾燥している
乾燥した肌は、ターンオーバーの乱れ、毛穴のつまり、肌バリアの低下につながります。どれもニキビの原因となる症状です。
肌は十分な水分がないと本来の力を発揮できませんので、乾燥状態は出来るだけ避け、対策する必要があります。
ホルモンバランスが崩れている
女性は生理前になると、黄体ホルモンというホルモンが多く分泌されるようになります。
このホルモンは皮脂の分泌を促すため皮脂の過剰分泌となり、毛穴のつまり、そして口周りのニキビの原因となります。
口周りのニキビにおすすめのケア対策
口周りのニキビは触らない
ぷくっと膨らんだニキビ、つい気になって触ってしまうという方もいるでしょう。中には詰まった中身を押し出そうと爪や指で強く押してしまうなんて方もいるのではないでしょうか?
ニキビを触るのは厳禁です!雑菌がはいったり、炎症がひどくなったり、ますますニキビを悪化させ、治りを悪くしてしまうだけです。炎症が進みすぎると、クレーターや色素沈着の原因にもなっていまいます。
出来たニキビは原則触らず放置です。
優しく丁寧な洗顔をする
ニキビが出来てしまうと、清潔にしよう!と一生懸命洗顔をしてしまっていませんか?過度な洗顔、こすり洗いはニキビの悪化、肌の乾燥につながります。
清潔にしなければならないからと言って一日に何度も洗顔をするのは、肌を守る皮脂を落としすぎてしまうため逆効果です。洗顔は1日1~2回で十分。朝と夜の2回の場合、朝はぬるま湯をかけて皮脂を落とし抑える程度の洗顔、夜は洗顔フォームを使った洗顔にするのが理想です。
洗顔フォームを使って洗顔をするときは、まず肌を十分に濡らし汚れを落としやすくした後、良く泡立てた洗顔フォームの泡で優しく洗います。泡立てネットなどを使うと、きめ細かい泡を作ることができ、少ない力で毛穴の奥の汚れを落とすことが出来ます。
すすぎもていねいに行います。口周り、特にあごは洗顔フォームのすすぎ残しをしやすい場所ですので、口周りからあご、首にかけてすすぎ残しがないようしっかりと洗い流しましょう。
洗顔後は保湿を忘れないでくださいね。
たっぷり保湿をして乾燥させない
乾燥している肌は、肌のバリア機能が低下し雑菌、ニキビ菌の温床となってしまいます。
口周りは触れたり、拭いたりと刺激を受け他の部位よりも乾燥しやすい場所ですので、特に保湿が必要となります。洗顔、お風呂上りはもちろん、常日頃から口周りが乾燥しない様に保湿をすることを心がけましょう。
保湿剤には低刺激のものを使うのがおすすめです。無添加、オーガニックなど、添加物のないものが肌に優しく、潤いを与えてくれます。もちろん、保湿剤は人それぞれ合うもの、合わないものがありますので、いろいろ試して肌の調子が一番いい!と感じるものを使用しましょう!
睡眠時間を十分にとる
肌のゴールデンタイムをご存知ですか?夜10時~深夜2時は、肌の新陳代謝が高まる時間です。肌の生まれ変わりは副交感神経が優位になる睡眠時に活性化するため、このゴールデンタイムに睡眠をとることが口周りのニキビ対策になります。
10時に寝るのは難しいという方もできるだけ早く就寝し、まとまった睡眠時間(6時間以上)をとるように心がけましょう!
胃に負担をかけない
胃に負担がかかると口周りにニキビが出来てしまいますので、食べ過ぎ、飲みすぎよって胃に大きな負担をか無いようにしましょう。ゆっくりと良く噛んで腹八分目を目安に食事をとるようにします。
また、胃の負担となりやすい脂っこい物、甘い物、しょっぱい物、アルコール、刺激物は控えることも大切です。
胃は食べ物が入ってきてから2~3時間ほどかけて消化をします。食事が終わった後も消化の為に胃は休まずに働き続けているのです。
しかし、一日中何かを口にしていると、胃は休む暇がありません。動き続けた胃は疲れ果て、弱ってしまいます。胃が弱ると口周りのニキビの原因になるだけでなく、食欲不振、ムカつきなどその他の不快な症状も現れてしまいます。
食事の後はゆっくり時間をおいて、胃が休める時間を作りましょう。寝る直前の食事も胃が休む時間を削ってしまうので、最低でも寝る2時間前までには全ての食事は終わらせることが理想です。
バランス食を意識する
日々の食事をかえることも、口周りのニキビ対策に大切なポイントです。
脂質、糖質の多いものには美味しいものも多く、ついつい食べたくなってしまいますが、口周りにニキビが出来てしまったらできるだけ避けるようにしましょう。
また、肌の新陳代謝を高めるビタミンB、ビタミンCを多く含む食品を意識的に取り入れることも大切です。ビタミンは壊れやすいため、摂取が難しいですが、サラダを一品つけるだけでもビタミンの摂取量は増えますので、いつもの食事にもう一品を意識して、栄養素バランスを考えながらの食事を心がけてください。
また、不足しがちなビタミンは、サプリなどで補うこともできます。ビタミンは疲労回復にも良いので、口周りにニキビが出来てしまったとき、体の疲れがなかなか取れないときにサプリなどを使って摂取するのもおすすめです。
髪は結んでメイクはすぐに落とす
口周りのニキビが出来てしまう、悪化してしまう原因として、外部からの刺激があります。特に口周りにかかる髪やメイクは肌への大きな負担となり、ニキビを悪化させる大きな要因です。髪は結び口周りにかからないようにして、メイクは帰宅後すぐに落とすようにしましょう。もちろん、メイクはしないのが一番良いです。マスクを活用するなどして、ニキビがひどいときはできるだけメイクも避けましょう。
また、メイクを落とすときはゴシゴシとこすってはいけません。肌を傷めるだけでなく、毛穴にメイク汚れを押し込んでしまい雑菌、ニキビ菌の繁殖につながります。
クレンジングをコットンなどに十分に含ませて、優しく抑えて浮かせるようにして落とします。ウォータープルーフのアイメイク等、落ちにくいメイク以外であれば、洗顔フォームや固形せっけんなどでも十分に落とすことが出来ますので、クレンジング+洗顔でおとすようにするのも肌に負担をかけないメイク落としのコツです。
ストレスは解消する
仕事に家庭、人間関係、人は常に様々なストレスと戦っています。ストレスを溜めない生活をするのは中々難しいでしょう。しかし、ストレスを溜め続けてしまうと、血行不良、内臓の働きの低下、睡眠不足など、口周りのニキビの原因となる様々な体の不調につながります。
ストレスを溜めないのは無理でも、ストレスを解消する場所を見つけ、少しでも体の負担となるストレスを軽減するようにしてみましょう。
食べることが好きなら、思いっきり好きなものを食べる日を作る、運動が好きなら思いっきり体を動かしてみる、寝るのが好きならとことん寝てみる…ストレスを解消する方法は探せば見つかるはずです。
短い時間、ちょっとだけでも構いませんので、ストレス解消の時間を作ってみてください。
口周りのニキビを防ぐポイント
規則正しい生活がニキビのない肌を育てる
口周りのニキビを防ぐ一番大切なポイントは”規則正しい生活”です。
つい夜更かしをしてしまう、たくさん食べすぎてしまう、そんな時が続いていませんか?体をしっかり休め、体に必要な栄養を補給することで、健康な肌を作ることが出来ます。
今日はちょっと早く寝よう!今日はお酒をやめよう!そんなちょっとしたことから初めて、規則正しい生活が習慣になるように心がけてみましょう。
肌・体の調子を観察する
なんだか肌の色が良くないな、体調がすぐれないな…そんな時は体が弱っているサインです。そのまま放置しておけば口周りのニキビが出来てしまいます。
日頃からご自身の肌、体の調子をよく観察しておきましょう。”いつもと違う”と感じたら早めに対策することでニキビを作る前に調子を元に戻すことが出来ます。
肌や体の調子を知ることは、ニキビ肌を防ぐだけでなく、風邪などの体調不良を防ぐ事にもつながります。毎日同じ調子はありません。今日の自分は元気かな?とチェックすることを心がけてみましょう。
さいごに
いかがでしたでしょうか?
痛くてつらい、そして目立ってしまう口周りのニキビ。しその原因は多くあり、これが原因!と断定することはできません。しかし、原因を知り、一つ一つの原因に対して対策をすることで、少しでも悪化やニキビが増えてしまうことを防ぐことが出来ます。
また、口周りのニキビ対策は、他の部位のニキビ対策、そして肌の健康につながる対策でもあります。ここで紹介した方法だけでなくご自身に合った対策も交え、ニキビのないつるつる卵肌を目指しましょう!
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