
恋愛をする上でどうしても避けられないのが「喧嘩」です。どんなに仲の良いカップルでも、同じ人間がこの世に存在しない様にどこかしら「重なり合わない部分」があるので、喧嘩や言い争いになって当然!
ですが、世の中には確かに「喧嘩しない」カップルが存在しています。お互い「性格の不一致」があるにも関わらず、なぜ喧嘩にならないのでしょうか?
今回はそんな「喧嘩しないカップル」がどういう風な考え方をし・どの様にパートナーと接しているのかについてご紹介していきます。
目次
喧嘩しないカップルの思考回路はこうなっていた!
不完全な人間同士のお付き合いで、喧嘩しないカップルもいれば感情に任せて喧嘩が絶えないカップルも…その「差」は実は本人達の思考回路の差にあったのです!
喧嘩しないカップルに共通する考え方やパートナーとの接し方とは?
相手を尊敬している
喧嘩しないカップルの特徴に必ず当てはまるのが「相手を心から尊敬していること」です。
人間とは未熟なもので、尊敬心が足らないために「思ってもいない一言」「相手を悲しませる発言」等をしてしまいがちに…。
例え相手に腹が立っても、相手への尊敬心を思い出せば「でも、あの人にはいつも助けられているからな…」「尊敬している彼が言うことなら正しいかも知れない…」と、感情的になるのを抑制してくれる働きも。
相手を心から尊敬すると、不思議と相手もこちらを信頼してくれる様になっていくものです。
「尊敬するところなんてない!」なんて意地を張らず、どんなに小さなことでも構いません。相手の「素敵だな」と思うところを探してみて下さい。
自分との違いを認めている
人と人がぶつかり合う原因、それは「意見の食い違い」によることがほとんどではないでしょうか?
「絶対に私の考えの方が正しい!」「いや、俺の方が正しい!」こんなお互い一方通行の考え方では喧嘩が絶えないのも仕方がないのかも知れません。
喧嘩しないカップルの間では、この「意見の食い違い」をも楽しんでおられる傾向にあります。
「私は○○と思うんだけど、あなたは違うのね。」「へえ~そんな考え方もあるのね。私とは大違いね!」「確かに!あなたの意見も一理あるわね!」など、自分の意見は決して曲げないけれど、相手の意見も否定しないのです。
それは「相手が自分と同じ考えである必要はない」と割り切って考えることのできる、精神的にも自立した大人なカップルの特徴でもあります。
「考え方の違いを楽しむ。」喧嘩が絶えず切羽詰まっているカップルにとってはなかなか難しいことですが、喧嘩しないカップルはこれを自然にできてしまう場合がとても多いのです。
完璧を求めていない
相手に完璧を求めない…ある意味「諦め」にも聞こえる言葉ですが、上記でも説明させて頂いた如く「完璧な人間」なんていないのです。
何でも自分の欲求通りに相手を動かしたい気持ちが抑えられないのなら、どんなに優しくて完璧に見える人とでも喧嘩を引き起こしてしまうでしょう。
「相手に完璧を求めないこと」「少々のことには目をつぶること」これらは2人の関係をリラックスして継続していくために避けて通れないポイントですよ。
もし、相手に完璧を求めているな…と思ったら「まあ、いっか!完璧な人なんていないんだから!」と、気持ちを軽く持ってみて下さい。
相手に多くを望まない
相手に完璧を求める人にありがちなのが「多くを求める」ことや「束縛のしすぎ」です。
あれもこれもそれも、言いたいことが沢山あるのはよく分かります!
けれどその全てを相手に求めて、受け入れてもらえなくて、喧嘩して、それでもまた求めて、また喧嘩して…。
これでは一生かかっても悪循環から抜け出すことはできないのではないでしょうか?
気持ちの切り替えが早い
喧嘩を2人の別れへの道のりではなく、2人の絆を深めるステップへとつなげることのできるカップルの特徴とはずばり「気持ちの切り替えが早い」こと!
喧嘩中は思いっきりシリアスに…でも喧嘩の後は「さっきまで喧嘩してたよね?」と疑問に感じてしまうくらい普段通りの態度に戻る。
こんな喧嘩スタイルを確立すれば、喧嘩はもはや喧嘩ではなくなり「意見交換の場」に変わってしまいます。
それはお互いに「何でも話しやすい雰囲気」を作ることにつながり、2人の絆をより一層深めてくれますよ!
喧嘩しないカップルは、実に相手に求めることが少ないという共通点が!
「あなたが健康ならそれだけでいいよ」「仕事いつも頑張ってくれてるだけで有難い」「一緒にいてくれてるだけで感謝」など、喧嘩しないカップルの思考回路はいたってシンプル!
喧嘩が絶えないカップルに限って「1日に1回は必ず電話して」「仕事と私どっちが大事なの?」「もっと話を真面目に聞いてよ」「女の連絡先は全て消して!」などと細かな欲求を与えているものです。
喧嘩が多いと感じているあなたへ!パートナーと楽しく喧嘩できる方法とは?
「喧嘩はしたくないんだけど、どうしてもスイッチが入ると止まらない」「喧嘩しない仲良しカップルに憧れる」と思っている方へ、ここでは「喧嘩になったときの気持ちのコントロールの仕方」に合わせて「2人の絆を深めることのできる喧嘩」へのアドバイスやちょっとしたアイデアをご紹介!
キレそうになったらまずは距離を置く
自分もエキサイト・相手もエキサイト…さあ、もうすぐ爆発するぞ~喧嘩が始まるぞ~と感じたら、まずは「相手から離れる」ことがポイントです。
違う部屋で気持ちが静まるのを待つ・コンビニに飲み物を買いに行く・外の空気に当たるなど、軽く気分転換をしましょう。
お互いに「興奮状態」である時は、思ってもない一言や相手を傷つけやすい発言をしてしまいがちになります。
まずは「冷静に話し合い」ができる気持ちになってから、「ちょっとさっきの○○についてなんだけど…」と話を切り出してみましょう。
また、部屋を出ていくときなどは「もういい!」などと捨て台詞を吐かずに、「ちょっと今気持ちが高まってて冷静に話せないから、1人になって頭冷やしてくるね。」などと相手に伝えれば、パートナーにも一呼吸してもらうきっかけにもなります。
大声を出さない
こっちはそんなに興奮していないのに、相手が声を荒げて怒鳴ってきたら…あなたも逆上してしまいそうになりませんか?
大声を出すということは「感情をコントロールできていない」現れですので、喧嘩になって言い争いをしていても「普通に会話をするトーン」もしくは、意識的に「小声」にすることによって気持ちを高ぶらせないようにしてみましょう。
始めはなかなか難しいかもしれませんが、「大声を出さない!」と自分の中で意識するだけで少しづつ改善に向かっていくはずですので、ぜひ継続して意識してみて下さい。
喧嘩中に相手をほめる
喧嘩の最中はどうしても相手を認めることができず、「私は悪くない!あなたが悪い!」「なんでそんなに俺を責めるんだ?俺だって頑張っているのに!」といった両者の主張がぶつかりがちに。
そんな時には「相手をほめる」ことがとっても効果的なんです!
「喧嘩中にほめるなんてできない…」「それができたら喧嘩になんてならないよ…」なんて思われてしまいそうですが、あからさまにほめるのではなく「相手の自尊心をちょっとくすぐる」ほめ方をしてみましょう。
例えば彼があなたの行動に対して文句を付けてきたら、「あなたは頭も良いし、要領が良いからそんなことはないけど、私にとって○○することは大変なの!」と彼のことを持ち上げた後に自分の気持ちを言えば、彼も「悪かったな…言い過ぎたかな…」と素直に謝りやすくなります。
携帯を盗み見したことがバレて喧嘩になった時は、「あなたのことが好きすぎて不安になっちゃったの。ごめんなさい…」と相手を想う気持ちがあっての行動だったことを伝えましょう。間違っても「浮気してるんじゃないの?」なんて第一声をあげない様に…
「物は良い方」と良く言われる様に、何でも言い方で変わってきます。
喧嘩中はどうしても彼の悪い所に着目しがちですが、自分の気持ちを主張する前に「彼の尊敬する所や愛してるの気持ち」を伝えることで彼の気持ちを落ち着かせ、冷静に話し合いの場を持てるように上手にコントロールしちゃいましょう!
喧嘩の後は必ず仲直りのスキンシップを
喧嘩がひと段落してもなかなか雰囲気を元に戻すのは難しいものですよね?
そんな時には「無理矢理でもスキンシップ」を取りましょう!仲直りのキスでも良いし、ぎゅっと抱きしめるのでもOK!とにかく体と体を触れさせることによって自然と笑顔が戻りやすくなり「仲直り」につながります!
「喧嘩直後にそんな気分になれない…」と思っている方こそ、頑張ってみて下さい。
喧嘩後なるべく早くスキンシップを取ることで、2人の関係は驚くほど速く改善され絆は更に深まる様になりますよ。
根に持たない
喧嘩した翌日もネチネチと小言をついたり、不機嫌な顔をしていませんか?
上手に喧嘩するポイントは「喧嘩に終着点を持つこと」です。「お互いに言いたいことを言ったら終わり」「話し合いに決着が付かなければ、とりあえずまた今度にする」など、喧嘩にもある程度の見切りを付けて切り上げ、その後はケロっと振る舞うることも重要です。
日を持ち越して喧嘩を続けるなど、お互いの関係が修復しにくくなる様な状況は避け、喧嘩はなるべくその日のうちに終わる様に心がけると良いでしょう。
さいごに
いかがでしたか?喧嘩が絶えないカップルの思考は、少し「自分よがり」な考え方になってしまっているのかも知れませんね。
良きも悪きも、ありのままの相手を認めて小さなことには目をつむってみましょう。そして彼を立てることもお忘れなく!
「陶器と陶器」がぶつかり合えば割れてしまいますが、どちらか一方が「スポンジ」になればお互いが傷つくことはありません。
ぜひ、あなたから最初に「柔らかい柔軟な心」を目指してみてはいかがでしょうか?