
体質なのか、昔から食べても太れないことが本当に悩みでした。
両親も痩せているので遺伝だから仕方がないと思っていたのですが、
今年の健康診断で「低体重・栄養失調」と医者に言われたことをきっかけに、太ることに本気で向き合うことにしてみました。
食べても太れないのは病気のせいなの?
遺伝だから、何をしても太れないの?
太れない体質は改善できないの?
太れない原因と改善方法についてまとめてみたので、太れなくて悩んでいる人は参考にしてみてくださいね!
目次
そもそも太れない原因は男性と女性で違うのか
太れない原因に性別はあまり関係ない
男性と女性では体つきや太り方が違うので、性別ごとに太る方法は違うかも?と考える人もいるのではないでしょうか。
男性と女性では分泌するホルモンの種類や量がそれぞれ異なるため、筋肉の付き方や脂肪の付き方に差が生まれます。
しかし、「太れない原因」に関しては性別の差はほとんど関係ありません。
太れない要因には日頃の生活習慣から病気まで様々なものが影響しています。
自分が太れない原因は一体何なのかを理解して、対処することが太るための一番の近道です。
食べても太れない原因は病気?こんな時は病院へ
太れない病気:ガンなどの食欲減退系
胃ガンや大腸ガンなど消化器系のガンの場合、初期症状として「急に痩せる」ということがあります。
ガンで痩せる原因は精神的ショックから抗がん剤の副作用、悪液質によるものまで幅広くあり複雑です。
いつも通りの食事なのに体重が落ちるなどの異常を見つけた場合には、早めにかかりつけの医師にに相談をしましょう。
また、日ごろから健康診断や人間ドッグなどの定期健診を怠らないことが大切です。
太れない病気:過敏性腸症候群などの消化吸収障害系
過敏性腸症候群そのもので痩せることはほとんどないのですが、過敏性腸症候群になる原因の一つに、過剰なストレスがあります。
ストレスが常にかかっていると自律神経が乱れて胃腸の働きが弱ってしまうのです。
胃腸が弱ると消化吸収機能も弱まり、栄養が吸収されず、消化不良を起こして下痢になるという悪循環になってしまいます。
ストレス性の下痢の場合には、過敏性腸症候群になっている可能性もありますので症状が長引く場合は病院にかかりましょう。
太れない病気:バセドウ病などの代謝亢進系
食欲があるにもかかわらずどんどん痩せていく、運動もしていないのに動悸息切れが激しい、訳もなくイライラするそんな症状が重なった場合はバセドウ病の疑いがあります。
バセドウ病は甲状腺のホルモンが過剰に分泌されてしまう病気で、比較的女性に多く見られる病気です。
悪化すると全身のだるさや頻脈、目が飛び出してくるなどの症状が出る為、思い当たったら早めに病院で治療しましょう。
太れない病気:糖尿病のインスリン障害系
糖尿病は肥満であることが糖尿を引き起こす原因の1つです。
発症後はむしろ「痩せる努力をしなさい」と先生からも言われることもあるくらい太れないこととは無縁のように感じますが、元々肥満傾向だった人が糖尿病を発症するとどんどん体重が減少してしまうことがあります。
全身のだるさが続く、のどが異常に乾く、尿が泡立つような減少が起こったらまずは市販薬局で販売している糖尿試験しでチェックしてみましょう。
思い当たらなかったら他の太れない原因を考えよう
病気も特に思い当たらず、体重は変化しないけど常に痩せている場合には体質が原因になっていることが考えられます。
食べているのに太れない、食べるとすぐにお腹いっぱいになってしまう、食べると胃もたれしやすいなどの理由は病気とは別の部分にあるのです。
食べても太れない原因
太れない理由は遺伝が全てではない
太れない体質の人はご両親が二人とも痩せていたり、食が細かったりする場合があります。
つい、「太れない家系だからいくら努力しても無駄だ」と思いがちですが、食事や運動などの生活習慣を見直すことで健康体重になれた例も少なくありません。
カロリーの摂取量が不足している
太れない人によくあるのは、自分では「食べてるのに」と思っていても、実は全然カロリーがとれていなかった!ということが非常に多くあります。
太るには、1日の消費カロリーよりも摂取カロリーが多いということが前提です。
まずは自分が1日にいったいどのくらいカロリーを摂取出来ているかを確認してみましょう。
代謝が良すぎる
太れない原因の1つに、代謝が良すぎるという場合が考えられます。
いくら食べても体がエネルギーをどんどん消費してしまうので太れない体質です。
代謝を上げると脂肪が燃焼しやすくなるので、ダイエットをしたい人は代謝機能を上げる努力をするのですが、太れない人の中には逆に痩せすぎるという悩みに変わってしまうようです。
消化吸収能力が低い
いくら食べても太れないパターンとして、普通の人よりも消化吸収能力が弱いという可能性もあります。
大食いの痩せ体質の人に多いのですが、いくらお腹に食べ物を詰めても、栄養やカロリーが体に吸収されないまま体の外に出て行ってしまうので太れないのです。
太れないやせ型の人に多い胃下垂
逆に、食べるとすぐお腹いっぱいになる人は胃下垂になっている場合も考えられます。
胃下垂とは、胃が正しい位置よりも下にある状態で消化不良を起こしやすくする原因の1つです。
消化がきちんとされなければ体に栄養が吸収されづらくなるので食べても太れない体質になります。
さらに、胃下垂は消化不良の食べ物を消化しようとして胃酸を多く出す傾向があり、胃炎や食欲不振など食欲を無くす悪循環を作り出してしまいます。
全く運動しない
運動をすることで、ホルモンバランスを整える効果があります。
ホルモンの中には消化や吸収に関係するものも多く、その中でも糖の吸収に関わるインスリンが働かないとせっかく食事でとった栄養が体に吸収されずに体の外に出て行ってしまうので太れない体質になりがちです。
ダイエットに欠かせない運動ですが、太れないと悩む人にも適度に運動をすることが大切です。
過剰なストレス
イライラしたり、不安になっている時はどうしても食が細くなりがち。
強いストレスがかかる生活を送っていると自律神経が乱れやすくなってしまいます。
睡眠時やリラックスしている時に活発になる副交感神経には、胃腸の動きを促進したり、消化吸収を優位にしたりする効果があるので、常にストレス状態だと胃腸の元気が無くなってしまいます。
タバコを吸っている
タバコを吸うと血流量が低下することがわかっています。
胃や腸の粘膜には毛細血管が張り巡らされているので、血流量が低下すると胃腸が酸欠の状態になり、動きが弱くなったり、粘膜が薄くなったりしてしまうのです。
粘膜が弱ると胃が酸に耐えられなくなり胃炎が起こって食欲が落ちてしまいます。
続けていれば胃酸の逆流や味覚が薄くなる、ガンや脳萎縮など良いことがまるで無いので太りたければ禁煙をし、腸内環境を整えることをおすすめします。
食べても太れない・・・でもこれはやっちゃダメ!
ファストフードの暴飲暴食
ファストフードを代表とする高カロリーな食事は高脂肪・高塩分のものがほとんどです。
カロリーは高いのですが、このような食生活が続くと生活習慣病のリスクが高まり健康とは程遠い太り方になってしまいます。
炭水化物を多めにしつつも、バランスの取れた食事を心がけましょう。
夜遅くに食べる
夜に大量に食べることや、夜食をとることは太りやすいというのは有名ですよね。
特に夜の0時~3時は最も太りやすい時間と言われています。
これは、脂肪を蓄えるたんぱく質の分泌が夜に増える事が理由ですが、これらの脂肪は下腹部につきやすいのでお腹だけ出てしまう食べ方です。
健康的なボディラインを目指したいなら、夜遅くに食べるのは避けましょう。
噛まずに早食いをする
あまり噛まずに食べると満腹中枢が反応するまでに多くの食事を食べることが出来ます。
普通の人であればこの食べ方をすると太りますが、胃腸が弱って痩せている人は早食いをしても大した量は食べれないのでやめましょう。
しかも、噛まないことで食べ物の消化吸収もされにくくなり、太れない原因になってしまいます。
食べても太れない人の体質改善①筋トレをする
ガリガリの人が太るなら無酸素運動
ダイエットのイメージが強い運動ですが、実は太りたい人も体を動かすことが大切です。
運動をすることで消化吸収に関わるホルモンの分泌を促進して栄養を吸収できる体質にしてくれることはもちろん、程よく筋肉の付いた健康的な見た目を作ることができます。
太れない人が運動をする場合は無酸素運動、いわゆる「筋トレ」がおすすめです。
筋トレのタイミングは食後がベスト。
短時間で筋肉に強い負荷をかけて、食事でとった栄養を筋肉に変えることが出来ます。
週に2~3回が目安なので無理なく続けることが出来ますよ。
上半身の筋トレ方法
上半身を中心に体を大きくしたい場合は腕立て伏せがおすすめです。
上半身にある大きな筋肉の大胸筋に、腕や肩の筋肉も鍛えることが出来るのでしっかりとした肩幅を作ることが出来ます。
女性なら胸筋を鍛えてバストアップ効果も期待できますよ。
腕立て伏せは上半身だけのイメージですが、実は体幹筋や太ももの筋肉、腰や背中の筋肉も刺激するので全身を鍛えるのにぴったりです。
下半身の筋トレ方法
下半身を健康的に太くしたい場合はスクワットがおすすめです。
メジャーな筋トレ法ですが、太もも周りの大きな筋肉、ふくらはぎやお尻、さらには背中や腹筋周りも鍛えることが出来るトレーニングです。
女性は筋肉がつきにくいので太くするというよりも、引き締まったきれいなラインを目指すことが出来ます。
胃下垂に良い筋トレ方法
胃下垂の人は胃や内臓を支えるための腹筋や体幹筋が薄く弱い傾向にあります。
改善するためには、腹直筋下部を鍛えるのがおすすめです。
① 仰向けになって足を伸ばし
② 両かかとを付けて20cm程足を浮かせます
③ そのまま頭を上げておへそを見る体勢で30秒キープ
これを毎日5セット繰り返しましょう。
体幹を鍛えることで胃を正しい場所へ戻りやすくしてくれます。
食べても太れない人の体質改善②胃腸の調子を整える
胃腸に負担がかかる食べ物は避ける
食べても太れない人は胃腸の消化吸収力が弱い傾向にあります。
食事は出来るだけ消化の良いものを選んで、栄養をしっかり体に吸収させてあげましょう。
特に、揚げ物やスナック菓子のような油ばかりの食品や、香辛料などの刺激物、冷たい飲み物や食べ物は胃に負担をかけてしまうので出来るだけ選ばないようにしましょう。
夜ごはんの量を多くする
夕食抜きダイエットは有名ですよね。
太りたい人は逆に夕飯はたっぷり摂るように心がけましょう。
夜は胃腸の消化吸収能力が高まる時間なので、食事が体に取り込まれやすくなります。
初めは辛いですが、毎日少しずつ食べる量を増やすように意識することで胃も大きくすることが出来ますよ。
胃が大きくなれば食欲が出やすくなり、健康的な体を目指すことが出来ます。
一度に食べられない人は食事回数でカバー
一度にあまり食べることが出来ない人は食事回数を増やしてみる方法があります。
もともと食べても太れないやせ型の人が一度に沢山食べても、ほとんど消化されることなく外に出て行ってしまうので結局太れません。
それどころか消化不良を起こして下痢になる可能性も。
食べても太れない人は栄養が吸収されないせいでカロリー摂取量が足りていないことがほとんどなので、1日3食に間食を数回取り入れて、胃腸の消化能力に合わせた食べ方をすると良いでしょう。
食べても太れない人の体質改善③食事を見直す
太れない人が太りたいなら白米がおすすめ
太るために食べたいおすすめの食材はズバリ「白米」です。
普段はあまり意識しませんが、白米は栄養価が高くて、さらに消化吸収にも優れている食材なので太るためには必須の食べ物です。
沢山食べても胃もたれしにくいのもポイントです。
炭水化物は体重を増やすためにも必要な栄養素なので、まずは1日3食取り入れるようにしましょう。
食事は栄養バランスを大切に
健康的で引き締まった身体を目指すためには、筋肉や細胞の材料であるたんぱく質と、ふっくらとした体付きになる脂肪もバランスよく食べなくてはいけません。
太るために白米を大量に食べる事も重要ですが、炭水化物ばかりに偏った食事はお腹が出るだけの太り方になりがちです。
一度の食事でまとめてたんぱく質や脂質を摂っても、痩せている人はこれら全てを消化吸収することが出来ないので毎食バランスの良い食事を心がけましょう。
食欲不振でも食べやすい食事
胃腸の調子が優れないと食欲が出ないですよね。
かといって、何も食べないとどんどん痩せていてしまいます。
そんな時に食べやすくてカロリーを摂れるのが「バナナ」です。
バナナは1本約100㎉で、炭水化物を中心にビタミンやポリフェノール、食物繊維など栄養が豊富に含まれています。
バナナヨーグルトにして食べると、カルシウムや乳酸菌なども補えるので栄養バランスがさらにアップするのでおすすめです。
太れない人にプロテインが効果的というのは嘘?
プロテインは1杯でたんぱく質やビタミン、ミネラルを同時に補給することが出来る栄養食です。太れない人の中でも、たんぱく質を補うために飲んでいるという方も多いのでは?
でも、このプロテインは痩せている人が太るために摂るというよりも、元々筋肉がある程度ついている人がさらに筋肉を大きくするために飲むものです。
通常の食品よりも高濃度のたんぱく質を含むプロテインをやせ型の人が飲んでも消化吸収されないので太ることは難しいでしょう。
さらに、胃もたれや消化不良を起こせばもっと痩せてしまいます。
食べても太れない人の体質改善④消化吸収を促す
食事はよく噛んで食べる
噛むことは物理的な消化です。
胃に食べ物が入る前に消化が進んでいればその分消化吸収しやすくなり、胃腸の負担が減るというメリットもあります。
唾液にはアミラーゼという糖を分解する消化酵素が含まれているので、噛むことでいつも以上に唾液が分泌されれば更に消化吸収が上がり良いことづくしです。
食物酵素を摂る
もう一つの消化吸収率を上げる手段は、食事から消化酵素を摂ることです。
消化酵素を多く含む食品を食べれば、一緒に摂った食事の消化を手伝ってくれます。
例えば、大根やキャベツ、山芋には炭水化物の消化を助けるアミラーゼ
納豆やゴーヤ、パイナップルやパパイヤにはたんぱく質の消化を助けるプロテアーゼ
味噌やチーズなどの発酵食品、漬物やトマトには脂肪の消化を助けるリパーゼが多く含まれています。
これらの自然由来の消化酵素を取り入れることで、酵素不足を解消しましょう。
但し、これらの消化酵素は熱に弱いので、60度以上の加熱調理はせずに食べるようにしてくださいね。
食べても太れない人の体質改善⑤ストレスを解消する
過剰なストレスは胃痛や食欲不振の元。
身体にストレスがたまり続けると、自律神経のバランスが崩れてしまいやすくなります。
イライラしたり、気持ちが落ち込んだ時には交感神経が優位になり、胃酸が過剰になります。
胃酸が過剰な状態が続けば、慢性胃炎や胃潰瘍に発展することも少なくありません。
ストレスが溜まらない生活というのは難しいと思うので、運動不足解消に筋トレをしてみたり、スパでリフレッシュしてみたり、一度食べてみたかったレストランに挑戦してみたりなど、太る活動をしながらストレス発散をしてみてくださいね。
食べても太れない人の体質改善⑥太るサプリメントが効率的
食生活や生活習慣を見直しても、太りにくい体質を根本から改善するにはどうしても時間がかかってしまいます。
せっかく胃腸の消化機能を上げる努力をしていても、なかなか成果が出ないと途中で投げ出したくなってしまいますよね。
そんな痩せ体質の改善を手伝ってくれるのが、太るためのサプリメント、ファティスタです。
ファティスタはやせ体質で悩んでいた開発者自身が太れない体質を改善して太るために作ったサプリメントで、食事の消化吸収率を上げて、効率よく太るための環境をサポートしてくれます。
① やせ型の人が多くもつ「痩せ菌」をブロックしてくれる5つの酵素と3つの麹菌生酵素を配合
② 豊富な栄養素で消化酵素を元気にするスーパーフードのスピルリナ
③ 消化酵素がより活発になるよう体温を上げてくれる「乾燥ショウガ」
④ 腸で酵素がイキイキと活動する環境を整える「乳酸菌・ビフィズス菌・オリゴ糖」
⑤ 腸から吸収した栄養が全身に運ばれるようにサポートする「シトルリン」
⑥ 疲れやすい体に元気を与える「花粉荷(かふんか)」
非加熱製法のサプリなので、酵素を生きた状態で体内に取り入れることができるという特徴を持っています。(多くの酵素サプリは加熱されて死んでしまっています)
やせ型体質が太れない原因である胃腸の消化吸収効率を高めて、しっかり栄養を身体に取り込めるように促してくれる効果が期待できますよ。
あまり聞き慣れませんが、花粉荷はミツバチが花粉を集めた蜜の塊で、ローヤルゼリーの原料になる栄養素です。
痩せている人は冷え症で虚弱体質が多いので、体温を上昇させると共に、体力をつけた方が太りやすくなります。
ただし、ファティスタは一緒に摂った食事の消化吸収をサポートすることに特化したサプリなので、これだけでは太れません。1日3食しっかり食べてもなかなか太れない体質の人に向いているサプリメントなので、痩せ体質を根本から改善したい人におすすめです。
さいごに
あなたが太れない原因は見つかりましたか?
疾患で思い当たる節があるようでしたら、早めにかかりつけの医師に相談しましょう。
特に思い当たらない場合、やせ型で食べても太れない体質の人は胃腸の消化力が弱く、体に必要な栄養素やカロリーを吸収できないことが要因になっていることが多いようです。
消化吸収能力が上がれば、太れない体質はきっと改善の方向に向かうでしょう。
まずは基本の食生活と生活習慣を見直して、健康的な体を目指してくださいね!