
我が子の成長を祝う七五三。
主役はもちろん子どもですが、ママも注目されていることをご存知でしたか?
晴れ着を着て輝いている子供と一緒にお祝いをするのですから、きちんとした装いをしたいものです。
しかし、主役は子供ですし、忙しい七五三当日にママに時間をかけるのはなかなか難しいですよね。
そこで今回は、自分でできる、上品ママになれる七五三におすすめの髪型を紹介いたします!
目次
【自分でできる】着物に合うママの髪型3選!
七五三はあくまでも主役は子供。なので、支度にも時間がかかることが考えられます。
ママの準備は最低限の華やかさを出しつつ、手軽に自宅でできるのがベストです!
成人式ではありませんので、派手な印象の盛り髪は御法度!
着物の格に合うように、上品な大人アレンジをマスターしましょう。
ショートのアレンジ
アレンジしにくいショートヘアの場合は、ブローしてきちんと感を出すのが決め手です。
ツヤツヤにブローして、耳にかけてアクセサリーでまとめるだけでぐっと大人な印象に。
カジュアルな雰囲気にならないように、ツヤ感を出すことと髪のまとまりがポイントです。
フワフワのカールやほつれ毛などは成人式ではアリですが、ママにはオススメできません。
ミディアムのアレンジ
ゆるく巻いて、サイドを耳にかけてまとめるアレンジがオススメです。
また、サイドをねじって後ろでまとめるのも良いでしょう。
着物の場合はバラバラと髪の毛が落ちてこないように、ワックスなどでほつれ毛まできちんとまとめましょう。
ロングのアレンジ
ママになったら、髪をまとめる位置は下の方に持ってきた方が大人の落ち着いた雰囲気を出すことができます。
おだんごにまとめるだけでなく、毛束を内側に巻き込んで、ひとまとめにしてしまうのも定番でおすすめです。
また、髪の毛先まで編み込みで編んでいき、サイドで留めるのも上品な印象になりますよ。
前髪はふわっと立ち上げるか、編み込みをしてまとめると大人のきちんと感を演出できます。
【自分でできる】スーツに合うママの髪型5選!
スーツの場合も着物と同様にアップスタイルが定番ですが、もう少しラフなダウンスタイルのアレンジもOKです。
髪の毛がばらばらと落ちてくるスタイルは清潔感に欠けますので、基本は顔周りが隠れないまとめ髪が基本です。
おろす場合はきちんとブローしたり、ゆるく巻いておくときちんと感が出ておすすめです。
ショートのアレンジ
ショートやボブの場合は、しっかりとブローしてツヤ感を出すだけで十分にフォーマルな印象になります。ヘアアイロンがあれば、内側にしっかりとカールさせても毛流れがまとまりきれいです。
また、サイドをねじったり、三つ編みにして後ろをバレッタで留めれば華やかな印象になります。着物よりも若干ラフなスタイルでも大丈夫ですが、カジュアルになりすぎないように気をつけましょう。
ミディアムのアレンジ
髪を結べるだけの長さがあれば、無難なのは「ハーフアップ」です。
耳から上の髪を取り、ゴムでまとめてバレッタなどで飾るだけの簡単アレンジ。
少し手を加えたい場合は、耳から上の髪を3等分し、右と左の毛束をくるくるとねじる「ねじりハーフアップ」も少し印象が変わりおすすめです。
髪飾りはリボン型や、パールをあしらったものなど、アクセサリーと揃えたり、色味を洋服に合わせると上品にまとまります。
ロングのアレンジ
スーツの場合は「ゆる巻き」スタイルでおろしっぱなしでもOKです。
その場合、手抜き感が出ないようにスタイリング剤でツヤを出すことをお忘れなく。
ロングもミディアムと同様に、ハーフアップが1番手軽で5分でできる簡単なアレンジです。
時間がない場合は、こちらの方がパパっとできてそれなりに見える優秀な楽ちんスタイルです。
長さがある場合は毛先をヘアアイロンで巻くと、華やかな印象もプラスできておすすめ。
「ポニーテール」もダウンスタイルで簡単な定番アレンジですが、手抜き感が出ないように最初にしっかりブローして、できればアイロンでゆるく巻いておくと良いですね。
また、おろさずに「まとめ髪」でもきちんと感を演出できます。
トップから毛先まで編み込みをして、おだんごにするか、襟足にそって毛束を持ってきてサイドをピンで固定させます。
このスタイルは可愛らしさを演出できる反面、派手な髪飾りは浮いてしまうので、小振りなものやパールなどに留めておく方が良いでしょう。
七五三のために美容室は行った方がいい?
美容室でのセットは金額も高くなりますが、何よりも時間が取られてしまうのが痛いところ。
主役の子供達に時間もお金も十分かけてあげたうえで、ママの準備のことを考えるべきです。
ママに時間はかけられない!
1番ネックなのが時間との戦いです。事前準備をいくらしていても、当日の準備にかかる着付けや写真取りなどでバタバタしてしまうことが予想されます。
また、着慣れない衣装を長時間着るので、子供が動き回って着崩れてしまうことも考えられます。
当日はマネージャーのようにアレコレと子供達のお世話に回らなければいけないため、ママ自身にあまり時間をかけていると、お義母さんの目が痛い…ということもあるかもしれません。
自分でできる簡単アレンジで十分!
美容室にわざわざいかなくても、自宅でできる簡単アレンジはたくさんあります。
最近は動画でやり方を見ることができるので、ハードルも高くありません。
自分でヘアセットすると、崩れてしまったときも直すのが簡単という利点もあります。
前日までに練習しておけば、当日もささっとスタイリングすることができますよ!
ポイントは清潔感があるか!
七五三のときに大切なのは、華やかさよりも清潔感です。
あくまでも主役は子供ですから、それ以上に目立ってしまうのは考えもの。
七五三の目的は神社へお参りに行くことですから、あまり派手な髪型は向きません。
スーツや着物も上品で落ち着いたものを勧められるはずなので、髪型もそれに合わせて落ち着いた印象のものを選べばOKです。
まとめ髪の場合は高い位置ではなく、襟足近くでまとめると落ち着いた印象を与えます。
前髪も編み込んだり、留めたりしてバラバラと落ちてこないようにすれば清潔感があります。
逆に、着物だからといって成人式や浴衣のときのように、逆毛を立てて盛り髪にしたり、スーツだからといってしっかりとヘアアイロンで巻いてドレッシーに決めたりすることは避けましょう。
派手すぎるよりは、少し地味なくらいの方が良いです。
特に、お義母さんやお義父さんが同行する場合は、そのあたりもしっかり見られていると思って臨むべきです。
人前に出ても恥ずかしくない、清潔感のある服装を心がけたいですね!
七五三はお着物とスーツどっちがいい?
七五三のときの衣装で、着物とスーツのどちらにするかは悩むところですよね。
着物を普段着慣れない人が圧倒的に多いため、スーツを着る人の方が多いようですが、それぞれのメリットとデメリットを考えてみましょう。
着物の良いところ・悪いところ
着物の良い点は、お祝いの場に華やぎを添える点でしょう。
子供の衣装に合わせてママも和装だと、記念写真を撮る際も統一感があり、祝い事の雰囲気も盛り上がります。
また、着物の方が正装なので、きちんと感を演出することができるでしょう。
ただし、デメリットは着付けやレンタルなどで値が張るところ。着付けと同時にヘアセットを頼むとなると、時間も2~3時間は見ておきたいところです。
また、お参りや記念撮影などで半日は過ごすので、自分の着崩れが気になってしまうことも。普段着物を着慣れないママさんは注意が必要です。
とはいえ、普段着ないからこそ親子で記念になるのも事実ですので、せっかくならチャレンジしたいですよね。
衣装レンタルを利用すれば、お参りの際にも恥ずかしくない、場の雰囲気に合わせたデザインが用意されているので安心です。
最近では店舗だけでなく全国配送も対応している店舗が多いですが、着物の場合は「裄(ゆき)=手先の長さ」が違うとおかしいので、事前に試着し、サイズが合わない場合は交換できるようスケジュールには余裕をもたせておきましょう。
スーツの良いところ・悪いところ
スーツの良いところはなんといっても「ラク」なところです。
普段から着慣れている分、着るのもヘアセットも合わせても、1、2時間を見ておけば十分でしょう。
そして日中子供のお世話をするのも、スーツであれば動き回るのに不自由がありません。
暑さ寒さの調整も簡単で、なにかと手がかかる子供のフォローをするのにはベストであることは間違いありません。
特に、お子さんが2人以上同時に七五三を迎えるといった場合は、かなりバタバタしてしまうことが考えられます。その点、スーツだと自分の衣装については余計な心配がいらないので安心です。
スーツの場合、色柄の選び方に気をつけることが大切です。
あまり派手なカラースーツは向きません。
モノトーンや淡い色合いのものがふさわしく、派手な印象にならないよう気をつけましょう。
”七五三は子供が主役”ママは子供より控えめの服装で!
レンタル衣装の場合はプロの人が相談に乗ってくれますが、手持ちの衣装を活用する場合は、来てみると思った以上に地味だった、派手だった。ということにならないよう、事前に1度は着てバランスを見ておくことが大切です。
ヘアアレンジにしても、当日いきなりチャレンジしても上手くできずに何度もやり直し…なんてことにならないよう、必ず事前に練習しておきましょう。
七五三は子供の成長のお祝いであると同時に、参拝の行事でもあります。神聖な場にふさわしく、服装もヘアスタイルも「きちんと感」が欲しいところ。
あくまでも主役の子供よりも目立ってしまわないよう、大人の女性として品のある装いを目指したいですね。
まとめ
以上、七五三の時の服装とヘアアレンジについてご紹介しました。
ママの衣装が着物でもスーツでも、ヘアアレンジは自分でささっと済ませられることが時間もお金も節約するポイントです。
七五三は2回ともお参りできる人は少数かもしれませんが、子供の成長を祝う大事な行事。子供が小さい時のお参りはスーツ、大きくなってからは着物にチャレンジするのも良いかもしれませんね。
家族みんなでお祝いできるよう、早め早めの段取りを心がけていきましょう。
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