
糖質制限ダイエット中って、イライラしませんか?落ち着こうと、甘いお菓子やスイーツを食べると途端におさまるので、結局また食べてしまう・・・。でも、それじゃ全然痩せない・・・。
そんな無限ループから抜け出したい女性必見!今回は、糖質制限ダイエットのイライラの原因と解消法をご紹介いたします。実は、イライラしてしまうのにはきちんとした理由があったのです。
目次
糖質制限ダイエットはイライラするって本当?
糖質制限を始めると、イライラするようになったり、集中力が減ったりするといった話をよく聞きます。こうした話を聞くと、やはり糖質制限ダイエットって危険なのかな?食事から糖質を摂らなければ、脳が働かないのでは?と思う方も多いのではないでしょうか。
実は、人間の体というのはよく出来ていて、食事から糖質を摂らなくても体内でブドウ糖を作り出すことが出来るのです。これを「糖新生」と呼びます。「糖新生」とは、ブドウ糖の量を維持するために、肝臓でブドウ糖を作り出すシステムのことです。
よく遭難事故などで、水だけで1週間や1ヶ月生き延びたという人のニュースを見たことはありませんか?なぜ生き延びられるのかといえば、この「糖新生」というシステムによって、体内に蓄積されている体脂肪を使って、ブドウ糖などのエネルギー源を作り出すことが出来るからなのです。
では、なぜ糖質制限ダイエットを行うとイライラしてしまうのか?その原因を探っていきましょう。
糖質制限ダイエットをするとイライラしてしまう4つの原因
【1】糖質(炭水化物)依存症による禁断症状
今までの生活で糖質を多く摂取していた人は、低血糖症になることがあります。低血糖症とは、血糖値が低下することによってイライラしたり、眠くなったり、集中力がなくなったりする症状のことです。
え?糖質制限で低血糖になるんじゃなくて、摂り過ぎていると低血糖になるの!?そうなんです、ご飯やパン、ラーメン、パスタなどの1品料理ばかりに頼り、さらに甘いものとしてケーキを食べるなど糖質過剰な生活をしていると、糖質の摂りすぎにより低血糖が起こります。糖質を摂りすぎると血糖値が急上昇し、インスリンが大量分泌します。そして、血液中のブドウ糖は中性脂肪として体内に溜め込まれ、結果として、血糖値は急降下し基準値以下の低血糖となってしまうのです。
別段太っているわけではない人でも、糖質過剰の生活をしている人はたくさんいます。なんだかイライラしたり、不安になりやすいといった人も、食生活を見直す必要があるかもしれません。砂糖はヘロインの8倍中毒性があるとも言われているので、摂りすぎには注意が必要です。
【2】女性ホルモンの影響
「お肉や野菜をいっぱい食べても、満たされない!」このように、炭水化物抜きの食事は食べた気がしないので続かなかった、というのは特に女性によく起こる症状のようです。実はこれ、女性ホルモンが関係しているという説があります。
女性はもともと糖質を好む性質があり、確かにスイーツと言ったら女子、といったイメージもありますよね。ねずみの実験でもメスの方が砂糖水をより多く飲みたがる性質があり、これは女性が出産をするために授かった性質なのです。なぜなら、子供を育てる子宮の温度を安定させ、さらには非常用のエネルギーを蓄えておかなくてはならないので、皮下脂肪を増やす必要があるからです。
だからイライラしても、自分の意思が弱いからダメなんだと自分を責めたりせずに、どうしても糖質が欲しい!といった中毒症状が出た際は、無理せず多少の糖質を摂りましょう。
【3】食生活の変化によるストレス
今まで菓子パン、サンドイッチ、ハンバーガー、カレーやラーメン、丼ものなどをよく食べていた人は、いきなり炭水化物がダメ!となると、料理パターンが少なくストレスとなってしまうようです。
まず朝食に何を食べていいのかわからない、自分の都合だけで外食のお店を選べないなど、あれもダメ、これもダメ・・と考えることが多くなり、ストレスでイライラしてしまうのです。
これまで食べていたものに目を向けるのではなく、新しく低糖質な食品に目を向けてみましょう。最近では低糖質食品も増えてきているので、メニューに悩むといったことは少ないはずです。
【4】栄養不足によるストレス
糖質制限ダイエット、正しく行えていますか?炭水化物以外でも、なるべくお肉や脂肪を摂らないよう、大豆製品や野菜ばかりの偏った食事をしていると、カロリー不足となり、イライラしてしまいます。糖質制限はあくまでも1日の糖質摂取を抑え、「高脂質・高タンパク」な食事をすることが大切です。
糖質制限ダイエット中でもイライラしない方法8選
【1】食事の際はよく噛む
よく噛むことによって自然と食事時間が長くなるので、満腹感を感じやすくなります。ちなみに、満腹中枢が働くまでには、約20分かかると言われています。ダイエットを成功させるためにも、食事の際はよく噛んでから飲み込みましょう。
【2】低糖質食品を上手に活用する
最近ではコンビニでも低糖質食品をよく見かけるようになりました。サラダチキンやゆで卵、ブランパンやおでんなどもオススメです。自炊する際にも、パスタの代わりにおから麺を用いたり、大豆パンを利用してもよいでしょう。さらには糖質制限のお弁当を宅配してくれるサービスなどもあるので、自分にあったサービスを活用しましょう。
【3】低糖質レシピを活用する
食材のみならず、調理法によってもお腹を満たすことができます。こんにゃくや野菜、きのこなどを使ってのカサましや、小麦粉を使用しないチーズケーキなどもオススメです。調理法によってたくさんの糖質制限レシピがあるので、こちらも上手に活用しましょう。
【4】外食やおやつを工夫する
それでも急に外食に誘われた時や、おやつが食べたくなった時はどうすればいいのでしょうか。もし居酒屋などに誘われれば、お刺身や焼き鳥などを食べましょう。シメの雑炊やうどん、ラーメンなどを気をつければ、そんなに気にすることはありません。定食であれば、メインのご飯を半分残すなどの工夫をしましょう。また、おやつに関してはソイジョイ、ヨーグルト、糖質オフのアイスなどもオススメです。チーズ加工品のデザートやブラックチョコレート、ゼロカロリーのゼリーなども良いでしょう。ダイエット中は間食はしない!と無理に我慢しなくても、どうしても食べたくなった時には、こうしたものを活用するのも有りですね。
【5】1日の摂取カロリーをきちんと摂る
イライラする原因の一つは、偏った食事によるダイエットで、カロリー不足になっていることが原因でした。自分の1日の摂取カロリーをきちんと満たしているか?改めて計算してみましょう。
ちなみに160cmの25歳女性、仕事はデスクワークが中心だが接客や通勤で移動もするといった場合は、1日2081kcalが必要な計算になります。今までと食事をほとんど変えずに主食だけ食べないでいると、カロリー不足となりイライラの元となってしまう可能性も有ります。カロリー不足になるとイライラするだけでなく、貧血や立ちくらみ、冷え性、頭痛なども起きてしまいます。糖質制限とカロリー制限は違います。今までご飯2杯食べていたなら、それをステーキ150gに変えましょうね、というのが糖質ダイエットの考え方です。糖質を制限した分はしっかりとたんぱく質を摂りましょう!
【6】糖質が少ない飲み物を飲む
ジュースがダメなら、飲み物は水かお茶しかダメなの?と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。ゼロカロリーコーラなどに代表される糖質ゼロの炭酸飲料などを活用するのもオススメです。炭酸だとお腹も膨れるので、空腹時のイライラにも最適です。他にも、無糖のお茶やハーブティー、無調整豆乳なども活用しましょう。
【7】何でも好きなものを食べていい日を作る
先ほどの外食もそうですが、どうしても断れない場合や、1週間頑張った自分へのご褒美として何でも好きなものを食べていい日を作る、というのもひとつです。例えば1日だけ食べ放題へ行ったとしても、それだけの理由で急激に太ったりはしませんよね。たった1日好き放題食べたからといって、そんなに急に太ることはないので安心してください。むしろ無理な糖質制限を続けることによって、たったの3日や1週間で挫折してしまう方がもったいないです。頑張った自分を褒めながら、無理のない、自分に合ったペースで進めましょう。
【8】糖質の吸収を抑えるサプリを活用する
どうしても糖質たっぷりな甘いお菓子が食べたい!!といった時には、糖質の吸収を抑えるサプリを活用するのもオススメです。
さいごに
糖質制限ダイエットでのイライラに悩んでいるのは、あなただけではありません。実践したほとんどの人はこの「イライラ」を経験しています。今回ご紹介した解消法を実践し、糖質制限ダイエットを成功させましょう!
【注意】
糖尿病などで医師から治療を受けている方は、必ずかかりつけの医師にご相談のうえ「糖質制限」を実践してください。
場合によっては治療の妨げとなることもありますのでご注意ください。
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