
豆乳を飲むことで、生理が遅れる・周期が乱れるといったウワサを耳にしたことはありませんか?
インターネット上では多くの記事で生理と豆乳にまつわる内容が取り扱われています。
今回は誤解されやすい豆乳の効果を、詳しくそして正しく知っておきましょう。
目次
豆乳と生理にまつわるウワサの真実は!?
豆乳と生理の関係について、インターネット上には日々多くの情報がアップされます。
生理が遅れるという例もあり、女性にとって見逃せない内容です。
しかし、そのほとんどは根拠がないと医学的に証明されています。
豆乳と生理にまつわる3種類のウワサ
手軽に摂れる健康食材として注目の豆乳。
コクのある味わいで料理にも取り入れやすく、そのまま飲むだけでないさまざまなレシピが考案されています。
そこで気になるのが、豆乳を飲むと生理周期の乱れを起こすというウワサです。
インターネット上での体験談や口コミには、次のような内容の書き込みが多数見受けられます。
- 豆乳を飲み過ぎると生理が遅れる/早まる
- 豆乳で生理不順が起こる/周期が整う
- 生理前症候群(PMS)が長引く/軽くなる
生理が遅れる方もいれば早まる方もいて、どちらが本当なのか分からない状態です。
豆乳を生理前または生理後に飲むことで症状が変わるという情報もあり、「いつ飲めばいいの?」という点も疑問です。
豆乳と生理の遅れは関係なし!
豆乳と生理の関係について、医学的にはいずれも「根拠なし」ということが分かっています。
豆乳=エストロゲン=ピルのような作用という解釈が広まっていますが、これはまったくの間違いです。
特に20~30代のホルモン生成がさかんな世代には、エストロゲン代替の効果はまったくありません。
生理周期に関わる女性ホルモンの働き
豆乳と生理周期について考える前に、生理と女性ホルモンについて簡単に知っておきましょう。
生理の周期は、女性の体内で作られるホルモンの働きにより決まります。
- 女性らしいふくよかな体つきを作るエストロゲン(卵胞ホルモン)
- 体温を高く保ち妊娠を成立させやすくするプロゲステロン(黄体ホルモン)
この2つがバランスを取り合って、排卵・生理を繰り返すメカニズムです。
女性ホルモンの働きは…?
エストロゲンは、老廃物を外に出し、代謝をアップさせる作用があります。
肌や髪がキレイになる、便秘が治るといった効果もあり、美ホルモンとも呼ばれています。プロゲステロンは、体を温存モードに変えるホルモンです。
腸のデトックス機能を抑え、食べたもののカロリーを蓄えやすくします。
また便秘・むくみ・頭痛・イライラを起こす効果もあることから、ブスホルモンという異名も持ちます。
現代女性は、ストレスや不規則な生活リズムなどが原因でホルモンバランスが崩れやすく、若い頃から周期の乱れ・無月経・無排卵などが起こると言われています。
生理前症候群(PMS)を強く感じる女性も、年々増えているという報告があります。
豆乳に含まれる大豆イソフラボンはエストロゲンに似た作用”
大豆にはイソフラボンが多く含まれます。この成分は、腸内で作られる酵素・エクオールと結合するとエストロゲンのような働きをすることが分かっています。
キレイで女性らしい体を作るホルモンを食べもので補えるというイメージが先行し、「ホルモン補強食材」としてさまざまな効果が期待されるようになりました。
また、エストロゲンが増える=プロゲステロンが減るという仮説から、生理が遅れる・周期が乱れるというウワサが広まったと考えられます。
日本人女性はエクオールを作れない!?
大豆イソフラボンと結合することで美ホルモンであるエストロゲンと似た働きをする酵素・エクオール。
このエクオールを腸内で作れる体質の日本人女性の方は50%と大変少ないことが、近年の医学的研究で分かりました。
したがって多くの日本人女性にとって豆乳は、ホルモンバランスを整える効果が期待できません。
閉経前後、女性ホルモン量が大幅に減る時期には、更年期障害を穏やかにする作用が認められていますが、20~30代の女性にとっては、単なる健康食材という位置づけが適切です。
また、豆乳を飲むことで摂取できるイソフラボン量は微量です。
生理前後の気になる症状を緩和するほどの量にはならないという点も、知っておきましょう。
女性ホルモンと生理のメカニズムは複雑ですので、根拠のないウワサが広まりやすいテーマでもあります。
豆乳は健康維持のための食材としては万能ですが、「エストロゲンではない」という認識を持つよう多くの医師が注意を促しています。
豆乳ダイエットの効果は!?
医師・栄養士が認める豆乳本来の効果は、代謝アップによるダイエット効果です。
栄養バランスがよく低カロリーですので、健康食品として数多くのメリットがあります。
代謝アップ効果が高くダイエット食材として効果大
大豆イソフラボンには代謝アップ効果、サポニン・レシチンには脂肪の蓄積を防ぐ効果があります。
豆乳はこれらすべてを含み、ビタミン類のバランスもよく万能な食材です。
さらに、低カロリーですので、ダイエット中に取り入れることで短期間でのダイエットも可能になります。
豆乳ダイエットおすすめの食べ方!
コクと飲みごたえがありますので、朝食やおやつ代わりにスムージーにすると効果的です。
熱を加えませんので、ビタミン類も成分を壊さずに摂取できます。
空腹が気になる方は、豆乳を使ったクッキー・ショートブレッドがオススメです。
牛乳で作るより腹持ちがよいため、無理なく食事制限ダイエットが達成できます。
朝食に1杯の豆乳で肌が潤う
大豆イソフラボンは、肌を健やかに保つ働きがあります。
潤いを閉じ込めるために欠かせないヒアルロン酸、肌弾力に必要なコラーゲンの生成を助け、見た目にも若々しい肌をキープできます。
大豆製品の中でも液体の豆乳は、効率よくイソフラボン効果を体に届けてくれます。
毎日飲むことでスキンケア効果がアップし、健康的な美肌が手に入ります。
実際に皮膚科ドクターの多くが、エアコンなどの乾燥対策として朝食時に1杯の豆乳を飲むことを習慣としていることからも、効果の高さが分かります。
おすすめ豆乳飲料!
しみ込む豆乳飲料
自然で優しい甘みが特徴のしみ込む豆乳飲料!
食べたいけど甘いものはNG…食事の粗食…そんなダイエット中のあなたにおすすめの豆乳飲料です。
食事前に飲むことで満腹感を促し、食事量の調整にも◎!
低糖質豆乳飲料
糖質制限ダイエット中なら、ココナッツオイル配合の低糖質豆乳飲料がおすすめ!
腹持ちがいいので、食事制限中の小腹を満たしてくれる強い味方。
イソフラボン、食物繊維、鉄分を含んでいるので美容面でもサポートしてくれる女性に嬉しい豆乳飲料です!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
豆乳には、美肌やダイエット効果があることが医学的にも認められています。
代謝アップ、美肌効果、そして健康維持と豆乳は女性の体に嬉しい効果ばかりの食材です。
豆乳ダイエットによる生理予定日、生理周期の乱れには影響が生理や女性ホルモンにまつわる働きはありませんので、不安に思わず続けて飲んでOKです!
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