
亭主関白な彼氏とはどういう彼氏のことなのでしょうか。イメージでは、威張って偉そうな彼氏ですよね。「俺についてこい!」という頼り甲斐のある男性にも感じられることでしょう。しかし、亭主関白の彼氏には困った特徴もあることは事実。ここでは、亭主関白な彼氏の特徴と上手な付き合い方をご紹介します。
目次
亭主関白な彼氏の特徴10個
亭主関白とはよく耳にしますが、実際にはどのような特徴があるのでしょうか。そもそも亭主関白というからには、既婚者に対する言葉にも感じますよね。しかし、結婚したら確実に亭主関白になるだろう特徴のある男性のことを亭主関白な彼氏と呼んでいます。結婚もしていないのに、彼女の前で威張っているということです。頼り甲斐があり男らしい一面もありますが、一体どのような男性を亭主関白な彼氏というのでしょうか。特徴を見ていきましょう。
主導権を握りたがる
彼女に対していつ、いかなるときにでも主導権を握りたがります。通常女性がリードするようなシーンにおいても自分がリードしたがるんです。
例えば、彼女の部屋の掃除にしてもいちいち主導権を握りたがります。遊びに来ただけで、「ここ、もっとしっかり掃除した方がいいよ」などと言ってくることでしょう。彼氏に関係ないことでも彼女に指令を出してきます。
デート中にでもそうです。ランチのメニューを彼女に見せずに自分で二人分をチョイスするのは当たり前。見る映画も独断で決めることでしょう。
女性の意見は聞きたくない
女性の意見には聞く耳を持ちません。むしろ意見をされると不快に感じることでしょう。「黙って俺についてこい!」と言わんばかりの気概があることが特徴。女性は三歩下がって歩けばいい、というような時代錯誤な意見の持ち主です。彼女と意見の食い違いがあったとしても、全く彼女の意見は聞かないことでしょう。自分の意見が通るのが当たり前だと思い込んでしまっています。
尽くされて当然だと感じている
亭主関白な男性は、女性は男性に従い、男性のために尽くすのは当然の義務だと思い込んでいます。女性をお姫様扱いにはせずに家政婦同様に扱います。自分が王様の気分なんですね。この特徴は人前では如実に現れます。第三者から見ると威張っている男性に映ってしまうことも。
しかし、亭主関白が好きな女性からするとこの偉そうな姿勢がカッコよく映るのかもしれませんね。
人前でイチャイチャはできない
男たるもの、人前で女性とイチャイチャなんてできるものか!と考えているのが亭主関白な男性です。確かに男性であれば亭主関白でなくてもそう感じる男性は多いですよね。女性の中にもいることでしょう。しかし、亭主関白な男性は他の男性よりも顕著です。一般的な男性であれば、人前で抱き合ったりキスすることは恥ずかしいと考えますが、手をつなぐ行動は比較的にできるのではないでしょうか。
しかし、亭主関白な男性は手をつなぐ行為すらも嫌がります。そもそも女性が隣を歩いている段階で許せないのです。「彼女は後ろから付いてくるもの。俺様の隣を歩くとは何事だ!」と考えているのです。
自己主張の強い女性は苦手
自己主張の強い女性は亭主関白な男性の天敵ともいえる存在。それは、亭主関白な男性のポリシーを脅かすからです。彼女の自己主張を聞いてしまうと亭主関白の信念に自信がなくなってしまいます。
ですから、亭主関白な男性は自己主張の強い女性を苦手とします。主張されてもできるだけ耳に入らないようにスルーしようとするでしょう。亭主関白な男性は女性の主張などは求めていないのです。
実は強いのではなく強がっている
亭主関白な彼氏は、いつも威張っていて自信満々。しかし、その姿勢は虚勢の可能性が高いでしょう。強そうな姿勢を保つことで、自分自身のプライドを守っているのです。しかし、そのことを見破る女性は苦手。強い自分を本来の姿だと信じて、頼ってくれる女性に魅かれる傾向があります。
そのため、亭主関白な彼氏は論述には弱く、口が達者な理系の女性などには敵わない可能性があります。論破するタイプの女性には近づきません。
リーダーシップがあり頼りになる
亭主関白な彼氏の魅力はリーダーシップがあり頼り甲斐がある点です。確かに、威張っていることも多く口数少なく難しい面はあることでしょう。しかし、ぐいぐい女性をリードする力に女性は頼り甲斐を感じるのではないでしょうか。一方的なリードの場合もありますが、優柔不断な女性などには魅力たっぷりに見えますよね。自分のことだけではなく彼女の選択するべきことも決めてくれますよ。頼りになるので、困ったシーンでは彼氏を大いに頼っても大丈夫です。
ただし、表立った優しさは期待できません。亭主関白な彼氏はこっそり女性にはわかりづらい優しさを発揮します。例えば、無言で彼女の好きなスイーツを差し入れしてくれたり、無言でお茶を差し出してくれたり…。なんの言葉もないことや、あまりに突然の行動なので、女性には優しさが分かりづらいのです。
亭主関白をかっこいいと思っている
男性が優位なお付き合いをかっこいいと感じていることでしょう。女性が上に立つことを嫌うのが亭主関白な彼氏。自分が常に上に立つことを望み、また、それをかっこいいと勘違いしています。カップル間では決してどちらかが優位であるべきではないですよね。そのときどきで彼氏が優位に立つ場合もあれば女性がリードするシーンがあるのが普通のカップルのあり方です。
しかし、亭主関白の彼氏は常に自分が優位である姿に理想を感じています。
説明が下手で言葉が足りない
亭主関白な彼氏は誤解されがち。いつも威張って偉そうなことで、彼女の友達ウケが悪い場合もあることでしょう。頼りになってかっこいいと感じられる場合もありますが、紙一重ですよね。その原因は、説明が下手で言葉が足りないから。「コーヒー買ってきて」と彼女にぶっきらぼうに頼む姿は周囲からは「彼氏偉そうね。いつもなの?」と思われてしまいます。
しかし、亭主関白な彼氏は心を開いた人にしか偉そうな態度は取りません。自分の好みを知っている彼女にしかコーヒーを頼めないという意味なのです。その証拠に彼女以外の人には、「買ってきて」とは言わないのではないでしょうか。威張った態度は彼女への愛の表れなのかもしれません。
照れ屋で褒められることに弱い
そんな偉そうな亭主関白な彼氏なのですが、実は照れ屋で褒められることには弱い特徴があります。いつもハイハイと言うことを聞いている彼女であれば、わかるはず。少し褒めると照れてしまいますよね。言葉が足りないのも照れ屋の証。「詳細を話さなくてもお前ならわかるだろ!?」と感じてしまっています。
しかしカップル間であったとしても言葉足らずだと不安になってしまいますよね。「いつも頼りになってかっこいいよね」などと言ってみると滅多に見られない笑顔が見られるかもしれませんよ。しかし、照れてしまうため「何言ってるの?」とぶっきらぼうに答えてしまうことも。
亭主関白な彼氏と上手に付き合う方法
亭主関白の特徴は、彼女の立場からすると嬉しい面よりも困ってしまう面が多いことでしょう。もしも、主導権を握りたい女性の場合にはイライラしてしまうかもしれません。
しかし、亭主関白はこれまで育ってきた環境に左右された性格なのでそう簡単には直りません。
そのため、亭主関白の彼氏を直そうとするのではなく、上手に付き合うように工夫してみてくださいね。
質問したり説明を求めないこと
亭主関白の彼氏は実は論述が苦手。きちんとした理論に基づいた行動ではなく、自分の勘で話や行動をすることが多いのです。思い込みが激しいとも言います。
そのため、彼女から筋道を立てた質問をされてもうまく答えられないのです。結果、質問されると不機嫌になったり怒ってしまう場合もあることでしょう。説明して!とお願いしたとしても同様です。
亭主関白の彼氏とお付き合いをする場合には、質問攻めや説明を求めることは諦めたお付き合いをした方がうまくいきます。
頼る代わりに尽くすべし!
亭主関白の彼氏はなんでも決めてくれるので、女性は楽かもしれません。存分に頼っても大丈夫。しかし、頼るだけではダメです。その分、彼氏に尽くす必要があります。亭主関白の彼氏は、従順に尽くしてくれる女性が好きなのです。尽くしてくれる女性を愛し、その分さらに頼りになってくれますよ。どんな些細なことでも報告し、困ったシーンでは助けてもらってくださいね。
しかし、「そんなこといちいち言わなくてもいいよ」などと言われてしまう可能性もあります。それは照れているから。ですので、このような彼氏の照れの一言は無視して問題ありません。
理不尽な言い分には、しっかり言い返そう!
とはいえ、亭主関白の彼氏の言いなりになればいいということではありません。当然理不尽なできごともあることでしょう。そんな場合には、しっかりと言い返しても大丈夫です。実は、聞く耳を持っていないように見える亭主関白の彼氏ですが、彼女の言葉は聞いています。「そうだな、悪かったな」と感じているケースもあるでしょう。謝罪が苦手なため、自分の非は結果的には認めたがりません。
しかし、実は心の中では反省しているため、次回以降は同じような理不尽な振る舞いには注意してくれますよ。
でも、言い方には気をつけて!高圧的な言い方ではなく、可愛くおねだりするような言い方で「ちょっと納得できないな。今度からはやめてね。」などと言うようにしましょう。
イチャイチャは二人っきりで行うこと
人前で威張りたがるのが亭主関白の彼氏。そのため人前で彼女とイチャイチャすることは苦手です。優しい彼氏になることも自分の信念から外れるため、期待できないでしょう。しかし、二人っきりのときには意外と甘えさせてくれますよ!自ら甘える行動は苦手なのですが、あなたの方から自然に甘えせてあげれば彼氏の方も甘えやすくなります。転がされているふりをして、上手に転がす方法を身につけましょう。
例えば、「今日も疲れたでしょう。マッサージしてあげるね」などと言えば、彼氏は尽くされていると感じて、素直にマッサージさせてくれます。「どこが気持ち良い?」などと聞きながらあなたの方が主導権を握っていくことが自然と可能です。「しょうがないわね。じゃぁ、やってあげる」などの言い方は亭主関白の彼氏の心を傷つけます。「ぜひやらせていただきます」とへりくだった態度で言いましょう。
尽くしているふりをして、実は彼氏を転がしているという状態が作れますよ!
彼氏を立てよう!
常にどんなときにでも彼氏を立てる姿勢を忘れずに。これさえできていれば亭主関白の彼氏との付き合いはうまくいきます。亭主関白な彼氏にはレディーファーストという概念はありません。そのため、自分を優先してもらいたい心があったとしても期待はしない方がいいでしょう。
もしも上手に付き合いたいならば、彼氏の意見にはできる限り賛同し、頼まれたことはしっかりとこなすこと。公の場では、彼氏の後ろに下がって出しゃばらないことです。彼氏の周辺を甲斐甲斐しく世話する女性に徹する覚悟でお付き合いを続けてくださいね。
さいごに
亭主関白の彼氏とお付き合いを行う場合には、困った特徴をしっかり捉えて、認めた上でのお付き合いが必要です。
それでも好きだと感じられた場合には、きっとうまくいくことでしょう。
しかし、主導権を全て握られることがダメな女性であれば、上手に付き合うことは難しいかもしれません。
亭主関白の彼氏を変えることは困難です。自分に合うのかをきちんと確認してからお付き合いに発展させてくださいね。