
ステキな彼氏をゲットしたと思ったものの、付き合っていくうちに何だか違和感が…もしかして、束縛する彼氏かもと思ったら要注意。束縛する彼氏は、行き過ぎるとストーカーになるリスクもあります。ここでは束縛する彼氏の特徴や、別れ方のコツ、さらに前もって束縛するタイプを見抜く方法をお伝えします。
付き合って大丈夫?束縛する彼氏の例
「他の男とは一切話すな」と言う
束縛する彼氏と付き合ってしまうと、しだいに彼女のほうは窮屈さを感じてきます。また、自分の自由がないというストレスを、感じやすくなります。しかし付き合ってまだ日が浅いうちは、恋愛感情から相手の束縛が嬉しいという状態であることも多く、すぐに束縛するタイプかどうかが見抜きにくいでしょう。
そこで、彼氏の言動に注目し、今後束縛がエスカレートしたら大変になってしまうケースの一例をご紹介したいと思います。まずは、「他の男とは…」という言葉を口にする彼氏。嫉妬深さが束縛につながっています。彼女を心から愛しているので、自分だけを見ていてほしいという見返りを求めています。
「他の男」といっても、男友達や仕事の同僚など、男性は彼女の生活圏にたくさん現れます。束縛が激しくなると、彼女の日常さえ脅かされる事態に。彼女が彼らのことを、「恋心を抱く相手ではない」と説明しても分かってもらえない時は、束縛する彼氏の可能性があります。
「ミニスカートは×」と服装に口出しする
束縛する彼氏は、彼女の洋服や髪型に口出しをします。他の男が意識してしまうと思われる、ミニスカートやワンピを着ることを禁止します。彼女にとってストレスと思える発言です。束縛する彼氏と付き合うと、普通の恋愛ができません。
好きな髪型もメイクも、すべて彼氏の言うとおりにしなければならないのです。最初は軽いアドバイスだったものの、付き合ううちに口調が強くなる傾向があります。まさに、口うるさい親のようですね。
彼氏だからといって恋愛感情に流されず、束縛する彼氏かもしれないという現実に気が付いたほうが無難です。一度従ってしまうと、だんだんその流れに逆らえなくなってしまいます。
「メールの返信が遅い」と言う
束縛する彼氏とのメールのやりとりは、かなり頻繁です。彼からのメールの返事が遅れると、遅い!と言われたり、メールや着信までもが何件も入っていたり。彼女の毎日の行動を、とことん知りたがります。
返信をすれば大した要件ではないこともあり、彼女からすると「いったい何なの!」と怒りを覚えてしまうかもしれません。会っていない時、どこに出かけて誰と会うかというのを伝えないといけないような場合は、かなり束縛が強めでしょう。
彼女にとっても、うっかり携帯を忘れたら、彼氏に怒られるかもという不安も出てきます。仕事中でも、着信がないかを気にするなど、集中できなくなってきたら、注意が必要です。
男友達の連絡先削除を強制する
束縛する彼氏にとって、他の男の存在は敵にしか見えません。リアルに彼女と接する男性だけではなく、携帯の連絡先にも男の存在があると、腹立たしく思えるのが束縛する彼氏の特徴です。この場合は、連絡先を削除するように言われた時点で、束縛する彼氏と判断してよいでしょう。
また、彼女のあなたがモテるタイプの場合、浮気の心配から削除を強制することも。「好きなのはあなただけ」という言葉は、束縛する彼氏にとってかなり嬉しい言葉です。誤解されているのであれば、ぜひ伝えましょう。
こっそりスマホを見る
束縛する彼氏の中には、自分が彼女を束縛していることに気付いているものの、彼女にはそのことを知られたくないと思っている場合もあります。なぜなら、「束縛する男=ダサい、カッコ悪い」と思っているからです。
そのため、平常心を装いつつ、束縛する行動に出てしまうこともあります。つまり彼女に気づかれず、”こっそり”と。彼女がトイレに行っている隙を見て、スマホをチラリ。その時に、知らない男からのメールや着信履歴があったら、彼氏は気になって仕方がなくなります。
こっそり見たことを棚に上げて、「いったい誰だ!」と彼女に問いつめます。親しき中にも礼儀ありという言葉がありますが、こっそり見るのは無礼なことですね。このようにルールを無視した行動をしはじめたら、注意しましょう。
こっそり彼女の跡をつける
先ほどのスマホを見る行動と同じで、気付かれずに行うものの、彼女には束縛する彼氏としてバレバレになっている痛いパターンです。メールや電話だけでのやりとりでは、納得できない、だから実際に彼女の跡をつけてしまおうというわけです。
しかし、跡をつけることが頻繁になるのは要注意。ここまでの行動になると、一歩間違えればストーカーになってしまいます。彼女のことが好きという一途さもありますが、彼女を信用することができなくなっています。このままお付き合いをしても今後、頭を悩ませるようなリスクも高いため、早めに別れたほうが無難です。
なぜ彼氏は束縛したくなるの?4つの心理
1.独占欲が強い
「彼女は俺のもの」という独占欲が強くなると、嫉妬や束縛も強くなります。実は独占欲が強い彼氏は、どちらかというと付き合ってスグの段階ではわからないことも。女性のほうが「守られている」という安心感を抱くなど、束縛が彼の深い愛情だと思ってしまうのが特徴です。
そのため、最初から束縛する彼氏だと気付かずに、付き合いを続けてしまいます。彼女が嬉しそうにしているため、彼氏はどんどんエスカレート。束縛で不自由な恋愛をしていることに気付いた時は、かなり後になってから、ということもあります。
2.自己肯定感が低い
どこかに自信のなさがあるのが、束縛する彼氏の特徴です。心の満たされない部分を、彼女を束縛することによって満たし、自分を認めたいと感じています。また、「彼女を失ったらどうしよう」と常に不安や心配が頭の中に。
彼女が「好きだから大丈夫だよ」と言っても、時間が経つとその言葉も信用できなくなります。自信がないため、彼女に関わる他の男が気になるということにも、悩まされてしまいます。
3.元カノに浮気された
過去の恋愛で痛い目にあったという彼氏の場合、経験から女性を束縛したほうが良いという判断をすることもあります。特に、浮気など相手の裏切りで関係が上手くいかなくなった場合、今の彼女に対しても心から信頼できるようになるまで、時間がかかるでしょう。
元カノに対してどれほど根に持っているかにもよりますが、今カノが安心させてくれる存在であれば、彼氏の心の傷はしだいに癒えてきます。
4.愛される実感がほしい
幼い頃に両親が離婚したなどで、成長過程で愛されることが少なかった男性は、愛されたいという欲求が強くなります。そのため彼女ができると、自分のそばにおいておきたいと思いから、言動が束縛に見えることもあります。このタイプの男性は、思いっきり甘えさせてあげることで、安心感を得ます。「好き」「愛している」もできるだけたくさん伝えると効果的です。
束縛する彼氏と別れたくなった!別れるコツ4つ
1.束縛されるのが辛いとわからせる
まずは、彼氏のどんな行動が束縛に感じて辛いのかということを、彼氏に話します。これは、別れるための伏線を張ることになります。彼とのコミュニケーションをとりましょう。
彼氏の束縛を感じた時、女性はついつい女友達に相談し、愚痴を聞いてもらうことも多いでしょう。しかしそれでは、彼氏の態度は今までと変わりません。思っていることを彼氏に話してみましょう。
2.いきなり別れはNG、距離をおいてから
束縛する彼氏との別れは、少し労力を必要とします。なぜなら、別れ方しだいでは彼がストーカーになる恐れがあるからです。いきなり別れを切り出すのではなく、距離をおくようにします。冷却期間のようなものです。
彼氏には「この時期は仕事で忙しいの」というように、理由をつけて会わないようにします。束縛する彼氏はメールも頻繁にしてきますが、忙しくて対応できなかったというように、返信は1回で終わらせましょう。メールの無視は、最初に忙しい理由を伝えてから行って下さい。それから徐々に距離を遠ざけるような感じで接します。
3.SNSやツイッターをやめる
束縛する彼氏は、彼女のリアルな行動を知りたくて仕方がありません。SNSをダラダラ続けていると、彼氏に自分の情報が筒抜けになってしまいます。彼氏とつながっている場合は、SNSをいったん退会することを考えてみましょう。
別の友達とのつながりがある場合もあると思いますが、新規でアカウントを作り直しましょう。しかしきっちり別れた後ではないと、友達の友達を通じてバレるリスクもあります。
4.別れの言葉は「新しくやりたいことができた」
束縛する彼氏との別れの言葉で使っていけないのは、「他に好きな人ができた」など、他の男をイメージさせるものです。独占欲や嫉妬が強い彼氏の場合は、要注意です。そのためおすすめなのが、恋愛以外に新しくやりたいことができたという言葉。だから今はそっちに集中したいので、恋愛をやめたいということを伝えます。
束縛する彼氏の場合は、恋愛感情がなくなったと伝えてしまうと自信のなさから大きなショックになることも。それよりも、彼女の都合でどうしても別れなきゃというように伝えることで、あきらめがつく場合もあります。
束縛する彼氏を事前に見抜く方法2つ
1.自己中で自己愛が強すぎる
束縛する彼氏との別れは時間がかかることも多く、少し大変です。ストーカーに変貌するリスクもあるため、できれば最初に見抜いたほうが得策といえます。元カレの束縛に悩まされたという人は、次に付き合う相手はよく見てから、お付き合いをしましょう。
自己中で自分の思い通りにやらなければ気がすまないような人は、彼女も思い通りにしたい傾向があります。話をあまり聞かない人も注意しましょう。また、相手より自分中心で物事を考えがち。相手を思い通りに動かすことに喜びを感じる、俺様タイプも束縛する彼氏に変貌しやすいでしょう。
2.会話から自信のなさがうかがえる
パッと見は謙虚な人に見えてしまうこともありますが、自信がなさすぎる男性は、彼女を大切にするあまり、束縛しやすい特徴があります。自己肯定感が低い男性は、ネガティブに考えたり、彼女の浮気を疑ったり。一緒にいても楽しくないことが多いでしょう。
最初は愚痴を聞いている感じに思えますが、だんだんと重い雰囲気に。付き合うとお互いに暗い雰囲気になってしまうので、友達止まりが無難です。
さいごに
束縛する彼氏の言動に我慢しきれなくなったら、別れることも視野に行動しましょう。別れる際は段階をふんで徐々に遠ざかっていくのがコツ。
束縛する彼氏を早いうちに見抜いて、幸せな恋愛をしてみませんか。