
食事だけではなく、動いて内臓脂肪を減らしたい!
そんな方におすすめなのは、有酸素運動です。
今回は、内臓脂肪燃焼におすすめの有酸素運動をご紹介いたします。
目次
内臓脂肪を減らすおすすめの有酸素運動
ここでは消費カロリーが高く、楽しく継続していくことのできるおすすめの有酸素運動を5つご紹介いたします。
ウォーキング
ウォーキングはゆっくりと自分のペースでできる有酸素運動として根強い人気があります。
「友達と会話を楽しみながら」「お気に入りの音楽を聴きながら」「景色を見ながら」など、楽しみながら内臓脂肪を燃焼させることができるでしょう。
内臓脂肪を効率よく減らすためには「1回20~30分程度」継続してウォーキングをすることをおすすめしますが、時間がなければ「1回10分」を1日の中で数回行うことでも内臓脂肪の燃焼効果は十分に期待できますよ。
ウォーキングを続けていく上で大切になってくるのが「普段の生活の中に、いかに歩く時間を取り入れるか」ということです。
わざわざウォーキングをする時間を取ることももちろん良いことですが、日常生活の中で無理なく自然に歩くことを組み入れられるとしたら…きっと長続きするはずですよね?
- エレベーターではなく階段を使う
- 犬の散歩をする
- 自転車通勤に変える
- ひとつ前の駅で降り、歩く時間を作る
- ウォーキングマシンで歩きながら歯磨きをする
など日常生活の中で「歩ける時間」を探し出し、無理なく生活の中に取り入れることができれば内臓脂肪減少のためにこの上なく役立ちます。
ジョギング
ジョギングはウォーキングよりも多くのカロリーを消費することができるため、内臓脂肪を減らしたい人にとってはぜひおすすめしたい有酸素運動です。
最近、内臓脂肪を減らしたい人からも注目されているのが「スロージョギング」というジョギング方法。
スロージョギングとは、その名の通り「ゆっくりと走る」ジョギング方法ですが、ただゆっくりと走るだけではなく「ゆっくりと長い時間走る」というところがポイントです。
ゆっくりと長時間ジョギングをすることによって、内臓脂肪の燃焼にとっても効果的なことが分かっています。
「人間は激しい運動をすると糖分が使われ、弱い運動を長時間すると脂肪分が消費される。」
これがジョギングの中でも取り分け「身体への負荷が弱い」とされる、スロージョギングが内臓脂肪燃焼のために最適といわれる所以です。
「一般社団法人 日本スロージョング協会」という組織がスロージョギングの正しいやり方や様々な情報を発信していますので、気になる方は調べてみるのも良いですね。
水泳
水泳は数ある運動の中でも消費カロリーがずば抜けて高いのが特徴的です。
水泳選手で太っている人って、あまり見かけませんよね?だいたいどの選手もスッキリ引き締まっているものです。
それほど水泳は脂肪を燃焼させる効果が高く、皮下脂肪までみるみるうちに落としてしまうほどの威力です!
水泳をする場合は、1時間程度を目安に「自分のペースで」続けることが内臓脂肪を燃焼させるためには大切。
1時間以上続けたりやりすぎてしまう場合、筋肉が刺激されすぎて「ムキムキ」になってしまう可能性もあるため、ほどほどにしておきましょう。
また、泳ぎが不得意な方は水中で歩くだけでも効果は十分に期待できるそうです。
水の中に浸かり身体を動かすことにより血行が促進され、新陳代謝が活発になり無駄な脂肪が付きにくくなりますよ。
サイクリング
スポーツジムで人気が高いエアロバイクは、その高い運動量と消費カロリーが注目されていますよね。
自転車でただサイクリングをするだけなので、比較的気軽に取り組むことができるのも大きな魅力ですが、何といっても注目したいのがサイクリングによる消費カロリー。
1時間サイクリングを行った場合の消費カロリーは、何と1時間泳いだのとほとんど同じくらいの消費カロリーになるんです!
1時間泳ぎ続けるのって、運動が苦手な方や体力に自信のない方にとってなかなか「簡単!」といえるようなものではありませんよね…。
- 水泳1時間
- ジョギング1時間
と聞くと「辛そう…」という気持ちも出てきますが、「サイクリング1時間」ならできそうな気がしませんか?
そういった点でもサイクリングはどんな方でも挑戦しやすく、「自転車を乗る機会」さえ作れば内臓脂肪を効率よく燃焼させることが可能なんです!
- 自転車で買い物へ行く
- 自転車通勤へ変える
- 天気の良い日は自転車でサイクリングをする
など、ぜひ「自転車デビュー」されてみませんか?
エアロビクス
エアロビクスとは、英語で「有酸素」を表します。
そんな「有酸素運動の王道」ともいえるエアロビック・エクササイズは、ダンス形式で楽しく行える有酸素運動!
軽快なリズムに合わせて身体を動かせば、内臓脂肪だけではなく皮下脂肪燃焼にも効果が期待できますよ。
またエアロビック・エクササイズは「ストレッチ」や「筋力トレーニング」などの要素も含んだ内容になるので、身体のコンディションを総合的に整えることにもつながり、内臓脂肪燃焼に効果が高いといえます。
内臓脂肪には有酸素運動が効果的な理由
なぜ有酸素運動をすると内臓脂肪が燃焼し、減っていくのでしょうか?
それは有酸素運動によって身体の中に取り入れられた「酸素」が、体内の糖分や脂肪分をエネルギーに変えて消費してくれるから!
糖分や脂肪分がエネルギーに変わるとき、実は内臓脂肪が燃焼されているんですよ。
「ゆっくりと呼吸をしながら自分のペースで続けられる」有酸素運動。たっぷりと酸素を身体の中に取り込むイメージで運動を続ければ、脂肪燃焼効率もさらにUPすることでしょう!
有酸素運動は20分以上やらないと効果ないって本当?
「有酸素運動は20分以上やらないと効果がない」「脂肪が燃焼され始めるのは運動を始めてから20分後だ」などという言葉を聞いたことはありませんか?
一昔前までは、確かに上記の様なことを頻繁にいわれていましたが、最近では「脂肪は有酸素運動を始めてからすぐに燃焼され始める」ということが分かってきました。
確かに有酸素運動を始めて「20分後」くらいの時間帯になると「脂肪燃焼効率」がぐっと上がってくるということはありますが、運動後5分程度でも脂肪はじわじわと燃焼され始めています!
「20分も運動をする時間がない!」という方は、5分でも10分でもいいので身体を動かす習慣を付けられることをおすすめいたします。
有酸素運動は毎日やらないと内臓脂肪に効果はない?
有酸素運動が脂肪燃焼のために良いことは分かっていても、「じゃあ週にどのくらいやればいいの?」という疑問が出てくると思います。
有酸素運動を脂肪燃焼のために行うのであれば、理想は「毎日」続けることに越したことはありません。
ですが、生活スタイルや体調によって毎日運動をすることが困難である場合も少なくないはず。
そんなときは「週に3回」を目安に有酸素運動を取り入れましょう!
ただ、「1回5分・週に3回」という心細い内容で内臓脂肪燃焼を効率よく行えるか?といえば、そうではない可能性の方が高くなってしまいます。
- 週に3回の場合は1回の運動時間を長くする
- 毎日運動するけど1回が5分程度
など運動をするペースと1回の時間を工夫すれば、効率良くそして継続して内臓脂肪燃焼のために運動をして行きやすいでしょう。
有酸素運動はどのくらいの期間続けると内臓脂肪に効果が出るの?
結果からお伝えすると「効果が出る時期には、個人差がある」ということです。
毎日30分の有酸素運動を続けた場合、多くの方が1~2週間で効果を実感されていると思えば、週1回しか運動をしなかった場合は1ヶ月経ってもあまり効果が感じられない…なんてことも。
毎日有酸素運動を行う場合は「1~2週間程度」、週に数回の場合は長い目を見て「2~3ヶ月」程度様子を見てみましょう!
有酸素運動よりも効果的?内臓脂肪を燃焼させる方法とは
「付きやすく落としやすい」といわれる内臓脂肪ですが、有酸素運動以外のアプローチ方法はないのでしょうか?
ここでは「有酸素運動よりも効果的!」との声もあるほど内臓脂肪燃焼に重要な方法をご紹介いたします。
食生活の改善
内臓脂肪を効率よく燃焼させたり、蓄積を食い止めるために必須であるのが「食生活の見直し」です。
脂っこい料理ばかり食べていませんか?毎日お酒を飲んでいませんか?
実は、内臓脂肪の主な原因になっているのは「食生活」といっても過言ではありません!
日々の食事を見直し、内臓脂肪を燃焼させる効果の高い食材を積極的に摂取された人の中には「有酸素運動なしでも内臓脂肪が減った!」なんて嬉しい悲鳴を挙げている方も。
ぜひこの機会に「日々の食生活」を見つめ直してみませんか?内臓脂肪に効果的な食材の詳細はこちら!
さいごに
放っておくと「高血圧」「糖尿病」「脳梗塞」などを引き起こすリスクが高まるといわれている内臓脂肪…あなたはいつまで自分の内臓脂肪に「見て見ないふり」を続けますか?
今回は内臓脂肪を効率よく減らすための有酸素運動をご紹介して参りましたが、実は「サプリメント」の力を借りて内臓脂肪を減らすことに成功している方々もたくさんいらっしゃいます。
「忙しくて運動をする時間がない」なんて方は、サプリメントを試してみることもひとつの選択肢です。
もちろん、有酸素運動と合わせてサプリメントを飲用すればさらに内臓脂肪に効率よく働きかけてくれますよ!