
もしかして私、隠れ肥満!?
内臓脂肪が多いと言われてショックを受けていませんか?
今回は、内臓脂肪が多い人の見た目と生活習慣の特徴についてご紹介いたします。
内臓脂肪とは
「内臓脂肪」という言葉は聞いたことがあっても、「どこに」「どのように」付いている脂肪であるかをきちんと把握している方は少ないのではないでしょうか?
内臓脂肪とは、体の中の臓器のひとつである「内臓」の周りに付いてしまった脂肪のことを指します。
この内臓脂肪は「筋肉と内臓の間」に溜まってしまいやすく、放っておくと生活習慣病のリスクが何倍にも膨れ上がってしまうという「病気を引き起こす可能性が高い」やっかいな脂肪。
しかも、もっとやっかいなのが「目には見えない」ということ!
体の中で着実に溜まっていく内臓脂肪は肉眼で確認できないため、なかなか発見や自覚をしにくく、その結果恐ろしい病気を引き起こしてしまう…なんて例も多発しています。
そんな「内臓脂肪」ですが、実は「溜まりやすく落ちやすい」脂肪といわれていて、生活習慣や食事の見直しなどによって比較的容易に落とすことができます。
「自分は内臓脂肪溜まっていないかな?」
と少しでも気になり始めたのであれば、ぜひ以下の項目で内臓脂肪について学び、自分自身の体をチェックしてみてください。
内臓脂肪の特徴とは
ここでは「内臓脂肪」の特徴をお伝えさせていただきます。
きちんとした知識を持つことは、その後のダイエットや生活習慣を見直すときにきっと役立つはず!
一時的なエネルギー貯蔵庫
エネルギーの貯蔵庫として摂取したカロリーは内臓に溜まり、日常動作や運動のためエネルギーを身体へ供給してくれます。
しかし!加齢による基礎代謝の低下やカロリーの摂りすぎなどで「内臓にエネルギーが余った状態」になると、そのエネルギーはそのまま内臓脂肪として蓄えられていってしまいます。
腸間膜に蓄積される
内臓はただ腹中にあるのではなく、実は「腸間膜」という膜に吊り下げられている状態。腸間膜がある腹腔内は空洞になっていて、内臓脂肪が溜まるのに最適な場所になっているんです!
従って、内臓脂肪が蓄積され始めるときはこの「腸間膜」というところから溜まっていきます。
内臓の固定と衝撃を和らげるクッションの役割
内臓脂肪がつきやすい理由の一つに「防御のため」ということが挙げられます。
肺や心臓など「骨で守られている」臓器とは違い、内臓の周りは空間があります。そのため、外からの衝撃から内臓を守るため・また内臓を固定するために脂肪がつきやすいという特徴が。
つきやすいが、落としやすい
そんな「脂肪がつきやすい」「脂肪がつくのに適した空洞がある」内臓周辺ですが、実は内臓脂肪は「落としやすい」という嬉しい特徴もあります。
皮下脂肪は一度ついてしまうと、なかなか落とすことは難しいですよね。ですが内臓脂肪なら正しい知識を持ち、生活習慣を正すだけで改善しやすいといわれています。
キツイ運動や食事制限なしでも、比較的落としやすいのは内臓脂肪の特徴です。
内臓脂肪型肥満の見た目の特徴
実は、肥満には「内臓脂肪型」と「皮下脂肪型」といった2つのタイプがあるのをご存知でしょうか?
内臓脂肪型肥満の特徴的な見た目とは…?
りんご型体型
りんご型体型は「内臓脂肪型肥満」の特徴的な体型になります。
- お腹の皮が薄くつかみにくい
- 腹部が前にぽっこり出ている
なんて特徴があるなら「りんご型内臓脂肪肥満」である可能性が!
このタイプはもともと太りやすかったり、食べる量が多すぎるという傾向も。
男性や閉経後の女性に多く似られる体型です。
洋ナシ型体型
洋ナシ型体型は「皮下脂肪型」のタイプになります。
- 腰回りやお腹中心に脂肪がつく
- 上半身は痩せ形だ
上半身にはあまり脂肪がついていないのに、下半身が「どっしり」している人は洋ナシ型の「皮下脂肪型肥満」の可能性が高いといえるでしょう。
内臓脂肪と違い、一度ついてしまった皮下脂肪を落とすためには「根気強く」ダイエットを継続していく必要があります。
どちらかというと、男性よりも女性に多く見られる体型です。
内臓脂肪が多い人のウエストの特徴とは
「私もしかして、内臓脂肪ついているのかな…?」なんて気になっても、いかんせん体の中のお話。真実を今すぐ知ることは難しいのが現状です。
そこで、ここでは簡単に内臓脂肪がついている可能性があるかどうかの「判断基準」をお伝えします。
男性85cm未満、女性90cm未満
まず、内臓脂肪がついている人の特徴は「お腹が出やすい」という傾向に。それはなぜでしょうか?
「内臓脂肪は内臓周辺の空洞空間につきやすい」という話を思い出してみてください。
内臓脂肪がついている人というのは、この空洞空間にびっしり脂肪が溜まっている状態です。
そうすると、必然的にウエストや腹部が広がってきてしまうものですよね。
男性はウエスト85cm以上、女性なら90cm以上あると「内臓脂肪」が蓄積している可能性が高いといえるので、自分のウエストを測ってみましょう!
正確に調べるにはCTスキャン
腹囲が内臓脂肪の蓄積を判断できる方法のひとつとお伝えしましたが、正確に内臓脂肪の有無や程度を知りたければ「CTスキャン」をおすすめします。
CTスキャンを受ける場合、「総合病院」などの大きい病院に行ってみては。保険適用で1万円前後で受けることができるはず。
また、会社での集団健康診断では無料で実施してくれる場合もある様ですよ。
内臓脂肪型肥満の特徴、いくつ当てはまる?
ここでは「内臓脂肪」を溜めこみやすい方の特徴や生活習慣などをピックアップします。
当てはまる項目が多ければ多いほど「内臓脂肪型肥満」である可能性大!
お酒が大好きで毎日飲む
アルコールを飲むことで「コルチゾール」という内臓脂肪を増やす働きのあるホルモンを分泌させてしまいます。
しかも!ビールや日本酒など「糖質」の多いお酒を飲むことでカロリー摂取量も高くなりやすく、脂肪蓄積に拍車をかけてしまいかねません。
コンビニや外食が多い
コンビニや外食って、とっても気軽で美味しいのが魅力的ですが「高カロリー」である場合が多く見られます。
高カロリーな食事を続けることはそのまま「内臓脂肪の蓄積」につながってしまいます。
揚げ物が好き
揚げ物ほど高カロリーな食べ物はないといっても過言ではありません。油の過剰摂取は内臓脂肪を増やしてしまいます!
特に「アルコールと揚げ物」の組み合わせは最高に美味しいものですが、内臓脂肪を蓄えてしまいやすいリスクがあることをしっかりと理解しておきましょう。
運動はほとんどしない
運動や体を動かすことをほとんどしない人は「消費カロリーが少ない」傾向に。
摂取カロリーよりも消費カロリーの数値が上回れば、内臓脂肪減少につながりますが「運動をしない人」はそもそもの消費カロリーが少ないため、残念ながら内臓脂肪は溜まりがちになってしまいます。
朝ごはんは食べない
朝ごはんを食べず、昼や夜に「ドカ食い」や「まとめ食い」をしてしまうという方も内臓脂肪が溜まりやすいといわれています。
いきなり多くの食べ物を胃の中に入れると「血中中性脂肪」が急激に上昇し、「脂肪分を溜めこみやすい」体質に…。
タバコを吸う
アルコールを摂取したときに分泌され、内臓脂肪を増やす働きのある「コルチゾール」は実は喫煙することによっても大量に分泌されます。
それだけではなく、喫煙によって男性ホルモンや女性ホルモンのバランスが乱れることによっても内臓脂肪は蓄積されやすくなります。
夕飯は22時以降になることが多い
糖質や脂質は「エネルギー源」となる大切な栄養素ですが、夜遅くや寝る前に夕食を摂ってしまうとエネルギーを消費する時間がなく、そのほとんどが身体に余分な脂肪分として蓄積されます。
また、脂肪を溜めこむ働きのある「BMAL1」というタンパク質は「昼に少なく、夜にたくさん」分泌されることがわかっているので、同カロリーの食事を摂った場合でも夜遅くに食べる方が脂肪を溜めこみやすいのです。
毎日お菓子を食べる
お菓子には内臓脂肪をどんどん増やす「糖質」「脂質」だけではなく「炭水化物」まで含まれています。
お菓子を食べることが日課になっている人は、そうでない人に比べて圧倒的に内臓脂肪が付きやすいという特徴が。
また、お菓子は「少量なのに高カロリー」であることも内臓脂肪を溜めこんでしまう大きな原因になっています。
甘い飲み物をよく飲む
炭酸飲料やジュースにはどのくらいの砂糖が入っているのかご存知でしょうか?
350mlのコーラには約10個分の角砂糖が入っているんです!
大人の1日当たりの砂糖の摂取目安量は「大さじ1杯」ですので、ジュース1本飲むだけでもかなりの糖質を摂取してしまうことに…。
常に満腹の状態になるまで食べてしまう
「お腹いっぱいになるまで食べ続けてしまう」なんて方も注意が必要です。
常に満腹状態になるまで食べてしまう場合、1日の平均摂取カロリーを大幅にオーバーしてしまっている可能性大!
そんな食生活を続けていくうちに、だんだんと食事量は増えていき、さらに多くのカロリーを摂取してしまうことにもつながります。
食べるのが早い
食べるのが早い方は「丸のみ」もしくは「あまり噛まない」傾向があります。
たくさん噛むことは「唾液」の分泌を促進し、消化をスムーズにしてくれるだけではなく、満腹感も感じやすくしてくれるので「食べ過ぎによる摂取カロリーオーバー」を防いでくれるんですよ。
また、食べるのが早いと血糖値が急激に上昇して脂肪を溜めこみやすくなってしまいますので、食事のときは「ゆっくりよく噛んで」と徹底しましょう!
ストレス発散でついどか食いをしてしまう
ストレスによるどか食いも脂肪がつきやすい体質へと導いてしまう要因のひとつとして知られていますね。
どか食いをすると、上記で説明した「常に満腹状態になるまで食べてしまう」と「食べるのが早い」という内臓脂肪を溜めこんでしまいやすい特徴に拍車をかけてしまいます。
内臓脂肪が多い方におすすめのサプリ
今話題沸騰中のサプリ「シボヘール」をご存知ですか?
内臓脂肪や皮下脂肪を減らすのを助けるの花由来イソフラボンを使った機能性表示食品で、肥満体型に悩む多くの方に注目されています。
サプリの中でも特に手頃な値段なので、気軽に試せるも魅力です!
体験談を載せたのでぜひご覧ください!
さいごに
内臓脂肪とは「つきやすいが落としやすい」「日々の食生活が大切」というポイントを理解していただけたでしょうか?
ここでは「内臓脂肪の特徴」についてだけ触れさせていただきましたが、内臓脂肪を減らすうえで大切なのは正しい知識で「実践すること」です。
実際に内臓脂肪減少のために食生活や運動・サプリメント等でダイエットを実行されている方のレビュー等もぜひ参考にしてみてくださいね!