
内臓脂肪を減らしたい!
ぽっこりお腹をスリムにするためには、一体どんな食べ物が効果的なのでしょうか。
今回は、内臓脂肪を気にしている方におすすめの食べ物と、簡単燃焼系レシピをご紹介いたします。
目次
内臓脂肪燃焼におすすめの食べ物
ここでは「脂肪燃焼効果」が期待できる食材について詳しくお話をしていきます。
毎日の食事の中に賢く取り入れ、効率よく脂肪を燃焼させましょう!
チアシード
チアシードには食物繊維やビタミン・カルシウム・ミネラルといった栄養素が豊富に含まれていますが、特に注目したいのは「オメガ3脂肪酸(αリノレン酸)」の保有量がとても多いことです。
オメガ3脂肪酸とは青魚やエゴマなどに含まれている脂質で、内臓脂肪を減らしてくれるだけではなく、脳を活性化したり肌を健やかに保ってくれたりと、美容健康効果の高い脂質。
よって、オメガ3脂肪酸を多く含んでいるチアシードを普段の食事に取り入れるだけで「内臓脂肪を素早く分解」してくれ、筋肉やエネルギーに変える効果も期待できます。
チアシードとは、主に南米で生息している植物「チア」の種子で、黒ゴマの様な見た目ですが味は無味無臭。水に浸すと10倍に膨らんでゼリー状になるのが特徴で、食感は「タピオカ」みたいですよ!
効果的な食べ方は「10倍の水に12時間以上浸した後」、ヨーグルトに混ぜいれたり飲み物に入れましょう。
ちなみにチアシードをそのまま食べると「発芽毒があるため危険!」ともいわれていますので、必ず水に浸し安心して生活に取り入れて下さいね。
ハリウッドセレブや有名人にも愛用者の多い、スーパーフードとして広く知られている「チアシード」。ぜひこの機会に挑戦してみませんか?
野菜
キャベツやトマトを始め、多くの野菜には食物繊維が多く含まれているのをご存知でしょうか。
食物繊維は腸内を清潔に保ち消化器系の働きを促したり、摂取してしまった脂肪分を掴んで「体外に排出」してくれるという嬉しい作用もあります。
しっかりと野菜を摂取することは「内臓脂肪が落ちやすい体質」へと改善してくれることにつながるんですね。
以下は特に「内臓脂肪燃焼効果」が期待できる野菜ですので、ぜひ覚えておきましょう。
- キャベツ
- トマト
- セロリ
- 大根
- ニンジン
野菜スープにすれば、沢山の野菜を効率よく摂取することができるのでおすすめです。
キノコ・海藻類
キノコや海藻類にも食物繊維が豊富に含まれていますし、何といっても「低カロリー」であるところが魅力的です。
食事の初めにキノコや海藻類を食べることで「満腹感」を与え、その後の食べ過ぎを防ぐ効果も期待できますよ。
食べる量が減ってくればおのずと摂取カロリーも下がってきますので、余分なカロリーによって内臓脂肪を増やしてしまうことにストップをかけることが!
青魚
アジやサバなどの青魚には「不和脂肪酸」という「コレステロールや中性脂肪を抑え、血液をサラサラにしてくれる」成分が豊富に含まれています。
血液がサラサラになると、血行や血流も良くなります。そうすると「新陳代謝」も活発になってくるという、まさに好循環に!
内臓脂肪を減らしたいのであれば、積極的に青魚を摂取する様に心がけてください。
コーヒー
以外と知られていないのが「コーヒーは脂肪を分解する働きがある」ということ。
コーヒーの中に含まれる「カフェイン」は、脂肪を分解する「リパーゼ」という酵素の生成を促します。
ただコーヒーに「砂糖」「ミルク成分」を入れてしまっては意味がありませんので、コーヒーを脂肪分解目的で飲むなら「ブラック」で。
内臓脂肪を減らすなら調理法を一工夫
内臓脂肪を減らすために効果的な食材特有の栄養素を、最大限に生かす調理方法って気になりませんか?
日々お料理をしていると、どうしても「マンネリ化」してしまいやすいものです。
ここでは毎日手軽に行えて素材の栄養素もしっかりと引き出す調理方法をご紹介します。
煮る
素材の栄養素を余すことなく体に取り入れるには「煮汁」も一緒に食べることをおすすめします。
でも、サバの味噌煮の「煮汁」はなかなか飲み干しにくいですよね…。
そこで試していただきたいのが「野菜スープ」です!
沢山の野菜をじっくりと煮込み、野菜の甘味を最大限に詰め込んだスープは体を芯から温めてくれますし、有効な栄養素も逃さず摂取することができます。
茹でる
特に野菜などを茹でる際は、できるだけ「短時間で」茹でるようにしましょう。
というのも、野菜の中の栄養素は熱に弱いものも多く、茹でることで栄養素が外に逃げてしまいやすいためです。
気になる方は、最低限の水で茹でることのできる「無水鍋」などの使用をおすすめします。
蒸す
時間があれば、ぜひ食材を「蒸して」調理することをおすすめします。
蒸すことで素材の旨味がぎゅっと閉じ込められ、自然の甘さが感じられるだけではなく「栄養素が逃げにくい」といったメリットも。
鍋の底に敷く「蒸し底」を活用すればあっという間に美味しい蒸し料理の完成です!
電子レンジを上手に活用する
電子レンジを使えば、簡単にしかも素早く素材に火を通すことができちゃいます!
ただ、電子レンジを使用すると「水分が蒸発」してしまいやすく、せっかくの素材のみずみずしさを損ねてしまいかねません。
電子レンジを使用して素材に火を通す場合は、必ず「素材に水大さじ3杯をかける」ことと「ふんわりラップをする」ことをお忘れなく!
電子レンジ専用の「蒸し器」などを使うととても簡単に、そして美味しくできあがるのでおすすめ。
内臓脂肪を減らそう!簡単燃焼系レシピ
内臓脂肪を減らすために効果的な成分「食物繊維」や脂肪燃焼効果が期待できる「カプサイシン」などを使用した、誰でも簡単に作ることができるレシピを大公開!
【ミネストローネ】で効率よく脂肪燃焼!
脂肪燃焼に効果的で血液をサラサラにしてくれる効果が期待できる「トマト」を使用した熱々スープレシピ!
【材料】
- トマトホール缶1個
- お好みの野菜(キャベツ・セロリは必ず入れましょう!)
- ベーコン(鶏ささみでもOK)
- コンソメ粉末
- 塩コショウ
【作り方】
- 野菜・ベーコンをサイコロ状に切る。(できるだけ大きさを揃えると食感が良くなります)
- 鍋にオリーブオイルを入れ、具材がしんなりするまで炒める。
- 鍋の中にトマト缶1個を入れ15分程度煮込む。(弱火)
- コンソメ・塩コショウで味を調える。
※トマトの味が濃いと感じる場合は、お好みで水を入れてください。
※ベーコンのカロリーが気になる方は、鶏ささみに変えるとさらにGOODです。
とっても簡単にできるミネストローネのレシピ!たくさん作って冷凍しておくこともできるので、忙しい朝ごはんのときにも重宝するはず。
【唐辛子の色々キノコ炒め】
唐辛子の中に含まれるカプサイシンは脂肪燃焼を促進し、新陳代謝を活発にしてくれます!さらに多種類のキノコで満腹感のある1品レシピです。
【材料】
- えのき
- しめじ
- しいたけ
- えりんぎ
- 唐辛子
- 塩コショウ
【作り方】
- フライパンに油を熱し、適当に切ったきのこを炒める。
- 塩コショウ・唐辛子で味を調える
とっても簡単にできるきのこのレシピは「時間がない!」「献立を考えてる余裕がない!」なんてときにぴったりです。
異なった種類のキノコを使用することで、食感の違いも楽しめ、噛み応えのある1品になっていますよ。
【しょうが紅茶】
新陳代謝を活発にしてくれるしょうがと、紅茶の中に含まれるカフェインのW効果で内臓脂肪をやっつけよう!
【材料】
- 生しょうが
- 紅茶ティーパック
【作り方】
- しょうがをスライスする(量はお好みで)
- 紅茶を作り、その中にスライスした生しょうがを入れる
この「しょうが紅茶」ですが、飲むと体がぽかぽかしてきて、人によっては発汗する場合も!
飲むタイミングは断然「朝」をおすすめします。
体が目覚め「よし!これから1日が始まるぞ!」というときにしょうが紅茶を飲めば、日常動作で消費するカロリーをさらに増やしてくれます。
また、朝一番にしょうが紅茶を飲み「体内の臓器の温度を上げる」ことでより脂肪を燃焼しやすい身体にしてくれたり、便秘にも効果的ですよ!
さいごに
いかがでしたでしょうか?
内臓脂肪は食生活や規則正しい生活リズムをすれば「落としやすい」脂肪といわれています。
日々の小さな習慣を見直し努力をすれば、きっと内臓脂肪は減少していくはずですよ!