
日頃飲んでいるそのあま〜い飲み物が、あなたの内臓脂肪を知らぬ間に増やしているかもしれません。
今回は、内臓脂肪が増える飲み物と、燃焼サポートにおすすめの飲み物をご紹介いたします。”
目次
内臓脂肪が増える飲み物
内臓脂肪を増加させてしまう、代表的な飲み物にはどの様なものがあるのでしょうか?
冷たい飲み物
内臓脂肪を増加させてしまう原因になる飲み物の多くは「冷たい飲み物」ということをご存知でしたか?
冷えた飲み物を体内に取り込むことで「体内の臓器の温度低下」が引き起こされます。
臓器が冷えるということは「新陳代謝が活発にならない」「リンパの流れが滞る」など、様々な悪影響を与える可能性が高いといえます。
しかも、冷たい飲み物は体内の臓器だけではなく「脂肪」をも冷やしてしまいます。
そうすると内臓脂肪も燃焼されにくくなってしまい、「痩せにくい体質」に!
内臓脂肪は「温まっているとき」に燃焼されますので、できるだけ温かい飲み物を取られることをおすすめします。
炭酸飲料
炭酸飲料って、スカッとしてとても飲み心地が良いのでついつい癖になってしまいませんか?
ここで間違えないでもらいたいのが、「炭酸」が内臓脂肪を増加させているのではなく、「炭酸飲料に含まれる糖分」が問題だということ。
甘~い炭酸飲料には多くの砂糖が入れられており、多いものでは350mlに対して10個以上もの角砂糖が加えられているのだそう。
そんな「砂糖水」ともいえる炭酸飲料を習慣的に飲んでいる人は、そうでない人に比べて圧倒的に内臓脂肪がつきやすのです。
お酒
お酒を飲むと「コルチゾール」という、内臓脂肪増加を促してしまうホルモンが分泌されます。
そのためお酒を飲みすぎると内臓脂肪はどんどん増えていき、ポッコリお腹になってしまうというわけ。
それから、お酒を飲む場合には「つまみ」も一緒に食べることが多いのではないでしょうか?
この「つまみ」は高カロリーなものが多く、内臓脂肪増加の一因につながってしまいます。
内臓脂肪燃焼サポートにおすすめの飲み物
「冷たい飲み物」「炭酸飲料」「お酒」が内臓脂肪を増加させてしまう飲み物だと分かったところで気になるのが「じゃあ何なら飲んでいいの?」ということ。
ここでは「内臓脂肪燃焼」に効果の期待できる優秀な飲み物をご紹介します!
お水
内臓脂肪を燃焼させるために効果的なのが、何といっても「お水」になります!
水はカロリーが0であるのはもちろん、あらゆるものを「溶かす」性質があります。薬も水と一緒に服用することで溶け、身体全体に運ばれますよね?
水をしっかりと飲むことは「血液をサラサラ」にすることにもつながりますし、糖質や脂肪分を摂取してしまったとしても、水をたくさん飲むことで排泄物と一緒に体外へ排出されます。
お茶
お茶には強力なデトックス効果やダイエット効果・美容効果など様々な効能があり、お茶の種類によって効果も様々です。
さっそく内臓脂肪燃焼に効果的とされている、代表的なお茶を見ていきましょう!
【プーアル茶】
中国の長い歴史の中でも、このプーアル茶が持つデトックス効果は最も強いといい伝えられているほど!
体内の脂肪分や糖分をしっかりと吸収・分解してくれるだけではなく、血行促進や消化も助けてくれます。
【杜仲(トチュウ)茶】
デトックス効果がとても高い杜仲茶は、内臓脂肪減少を強力にサポートしてくれるお茶です。
その高すぎる作用に、飲みすぎると下痢を引き起こしてしまうことも。飲みすぎにはくれぐれも注意が必要です!
【緑茶】
日本人なら誰でも1度は飲んだことがあるのではないでしょうか?
そんな馴染み深く、入手しやすい緑茶には多くの「カテキン」が含まれており、内臓脂肪を減らす作用が期待できます。
【黒ウーロン茶】
内臓脂肪に効果的な黒ウーロン茶は、食事と一緒に飲むことで「食事に含まれる脂肪分を分解し、吸収率を抑えてくれる」という嬉しい効果があります。
黒ウーロン茶の中のポリフェノールは「体内に吸収されてしまった脂肪分」も尿と一緒に体外へ排泄してくれるというから驚きです!
【びわ茶】
昔から「難病にはびわ」といわれているほど、あらゆる体の不調に対して使用されてきたびわの葉。
このびわの葉を摘んで作られるびわ茶も内臓脂肪燃焼に効果が期待できるとされています。
その理由はびわ茶の高い「コレステロール分解力」によるもの。
内臓脂肪を減らしてくれるだけではなく、血液をサラサラにしてくれたり老廃物を排出してくれたりなど、健康な体に導いてくれるための成分がたくさん配合されていますよ。
【ブレンド茶】
最近では「びわ茶×プーアル茶」「杜仲茶×プーアル茶」など、内臓脂肪に効果的なお茶を飲みやすくブレンドしたものが多数販売されています。
ドラックストアでは定期的に試飲をしていたりするので、実際に試してみるのも良いでしょう。
アミノ酸飲料
「脂肪燃焼系」「疲労回復系」「栄養補給系」など、実はアミノ酸飲料にも様々な種類が存在しています。
「内臓脂肪を燃焼させたい!」という目的で飲むなら、「リジン」「アルギニン」「プロリン」「アラニン」といったアミノ酸が含まれている飲料を飲む様にしましょう。
これらのアミノ酸は脂肪の燃焼をサポートしてくれる働きがあるので、内臓脂肪を効率よく燃焼させたいという方の強い味方になってくれるはずです。
【コンビニで買える】内臓脂肪燃焼サポートにおすすめの飲み物
トクホと呼ばれ、国がその効果を認めている食品に対して認定される「特定保健用食品」。
内臓脂肪燃焼に効果的で、コンビニで手軽に入手できるトクホのおすすめの飲み物をピックアップ!
いつもの食事に、ぜひ取り入れて見られませんか?
コンビニで買えるトクホのお茶
【ヘルシア】
花王から発売されている「ヘルシア」シリーズは緑茶・紅茶・コーヒーなど全6種類にも及びます。
お茶に含まれるカテキンが体脂肪を減らしてくれますよ!
【カテキン】
伊藤園から発売されているの「カテキン烏龍茶」「カテキン緑茶」「カテキンジャスミン茶」。
商品名に全てカテキンが付いていることからも、カテキンが脂肪分の吸収を抑えたりコレステロールを下げてくれる働きをしてくれます。
【特茶】
サントリー伊右衛門シリーズの特茶は「緑茶」と「ブレンド茶」の2種類で、とても飲みやすいのが特徴です。
ケルセチン配糖体がしっかり体脂肪を減らす助けをしてくれますよ。
【胡麻麦茶・黒烏龍茶】
こちらもサントリーから発売されているトクホ飲料です。
胡麻麦茶には茶カテキンが、黒烏龍茶にはウーロン茶重合ポリフェノールが含まれており、どちらも内臓脂肪燃焼効果が期待できますよ!
【からだすこやか茶W】
日本コカ・コーラから発売されているからだすこやか茶Wは、耳に残るCMでもお馴染みですね。
ほうじ茶・烏龍茶・紅茶が上手くブレンドされていて、後味もスッキリしています。
難消化性デキストリンが脂肪の吸収を抑え、糖の吸収をおだやかにしてくれますよ。
コンビニで買えるトクホの缶コーヒー
上記に紹介した花王のトクホコーヒーに加えて、サントリーやダイドーからも「内臓脂肪燃焼に効果的」な缶コーヒーが発売されています。
「ボス グリーン/ブラック」や「スマートショットブラック」など、砂糖やミルクは入っていない「ブラックコーヒー」という共通点があります。
コンビニで買えるトクホのジュース
なんとなんと、内臓脂肪を増加させてしまうとして紹介した「炭酸飲料」や「冷たい飲み物」がまさかの「内臓脂肪燃焼効果が期待できる飲料」としても発売されているんです!
若干、矛盾を感じてしまいかねませんが…。
国が「特定保健用食品」と認めていることから、その効果はきちんと立証されているといえます。
「苦いお茶は苦手!」という方は試してみては?
【キリンメッツコーラ・ジンジャエール・スパークリングレモネード】
難消化性デキストリンが含まれていて、脂肪の吸収を抑え排出を増加させます。
「美味しく内臓脂肪を減らしたい!」という欲張りさんにはうってつけの飲料ですね!
【ヘルシアスパークリング/ヘルシアウォーター】
花王から発売されている2種類のトクホ飲料ジュースの味は、スッキリとした柑橘系。
茶カテキンが体脂肪を減らす手助けをしてくれます。
【スタイリースパークリング】
スッキリとしたレモンの味が爽快感を与えてくれる、伊藤園から発売されている炭酸飲料。
ポリフェノールの一種で、モノグルコシルヘスペリジンという中性脂肪を減らす働きのある成分が含まれています。
【ペプシスペシャル】
コーラ味なのにしっかり内臓脂肪対策ができる、嬉しい炭酸飲料!
難消化性デキストリン配合で、脂肪の吸収を抑えて排出を増加させ、食後の血中中性脂肪の上昇も穏やかにしてくれます。
【三ツ矢サイダーW】
ゴールドのパッケージが目を引く、三ツ矢サイダーのトクホ炭酸飲料は三ツ矢サイダーの味を残したまま、しっかりと内臓脂肪の燃焼を助けてくれます。こちらも難消化性デキストリンを配合しています。
【コカ・コーラ プラス/ジンジャエール プラス】
コカ・コーラやジンジャエールも難消化性デキストリンを配合した「トクホ炭酸飲料」を発売中!
お馴染みの味を我慢することなく、内臓脂肪や中性脂肪の対策を始められるところが嬉しいですね。
内臓脂肪を減らすための飲み方のコツ
ここまで様々な「内臓脂肪を減らすために効果的」な飲み物を紹介してきましたが、さらに内臓脂肪減少のためになる「効果的な飲み方」についても触れていきたいと思います。
内臓脂肪を減らしたいなら「常温」もしくは「温めて」飲むべし!
お水やお茶を飲むときに大切なのは「冷やして飲まない」ことです!
特に夏場は「キンキンに冷やした飲み物」が美味しく感じてしまう季節ですが、内臓脂肪を減らしたいのであれば、できるだけ「常温」もしくは「温めて」飲む様にしましょう。
配合成分によって異なる?「効果的なトクホ飲料を飲むタイミング!」
上記で紹介させていただいた「トクホ飲料」ですが、脂肪燃焼に効果が期待できる成分には「茶カテキン」「ポリフェノール」「難消化性デキストリン」といった種類がありましたね。
実は、これらの有効成分によって「効果的な飲むタイミング」に時間差が生じてしまうんです!
せっかくトクホの飲料を飲むなら、効果が最大限に発揮できるように飲むタイミングには特に気を付けましょう。
【茶カテキン】配合飲料の飲むタイミング
茶カテキンが含まれる飲料の特徴は「脂肪を燃焼しやすくする」ことです。
よって「運動前」や「朝一番」に飲むことで、体内の脂肪をエネルギーに変えて燃焼してくれるというわけです。
花王や伊藤園から発売されている緑茶・紅茶。コーヒーには高濃度の茶カテキンがふくまれているので、できるだけ1日の早い時間帯に飲むことをおすすめします。
【ポリフェノール/難消化性デキストリン】配合飲料の飲むタイミング
「脂肪分の吸収率を抑える」働きのあるポリフェノールと、「摂取した脂肪を排出する」働きのある難消化性デキストリンは「食事と一緒に」飲むのが効果を最大限にする飲み方です。
「食事と一緒には飲めない…」なんていう方は、「食前・食後」でも同等の効果が期待できますよ!
さいごに
どんな飲み物が内臓脂肪を増加させてしまい、何を飲んだら良いのかがだんだんと分かってきたのでは?
内臓脂肪を減らすための飲み物は「苦い」「飲みにくい」などといったマイナスイメージがあるものですが、最近の技術はとても進化していて飲みやすいものが多く発売されています!
コンビニやドラッグストアなどで手軽に入手できるものばかりなので、いろいろ試して自分に合った飲料を探してみてくださいね。
「継続は力なり!」ぜひ生活の中に賢く取り入れ、内臓脂肪燃焼のために続けていってもらいたいと思います。