
加齢とともに目立ってきた顔のしわ。特に目元のしわは男女ともに気になりますよね?年齢を感じやすく、老けた印象に見えてしまい、コンプレックスだという人も多いようです。
美容皮膚科に行くのもアリですが、できればセルフケアで手軽に少しでも良くなると嬉しいですよね。目元に自信が持てれば、女性なら毎朝のメイクが楽しくなるでしょうし、人に会う際には若く美しい印象を持たれることでしょう。
今回はしわ、特に目尻のしわにフォーカスをして、原因と対処法についてご紹介します!
目次
早めのケアが必要!目尻のしわの種類と原因
目尻のしわは大きく分けて三つのタイプに分けられます。
乾燥じわ
目尻のしわのほとんどが乾燥によるものだといわれています。肌の潤いが不足することが原因の細くこまかいしわで、皮膚の薄く乾燥しやすい目尻に出来やすいのです。放っておくと深くくっきりとしたしわになってしまうことがあります。
表情じわ
笑った時など表情を変えたときに出来るしわが、真顔の状態でも残っているしわのことです。表情が作られたとき、表情筋の伸縮で作られます。本来は一時的なものであるしわが、同じような表情を続けることで定着、深いしわになってしまうことがあります。
加齢じわ
加齢によるしわは、深くはっきりしているのが特徴です。長年にわたる紫外線ダメージやメイクによる肌への負担、加齢によるコラーゲンの減少などで、肌の弾力やハリが低下し、深いしわとなります。一度できた加齢によるしわは、セルフケアで改善することが難しいため、早めの対策が必要です。
目元にピタッとアイクリーム、美容液からアイマスクまで。おすすめのスキンケア商品
化粧品選びのポイントは、しわの種類によっても異なります。浅く細かい乾燥からくるしわには保湿が必要なので、高い保湿・保水力を持つセラミド、ヒアルロン酸、ワセリンなどが含まれていることが重要です。一方、深くはっきりしている表情・加齢じわには、コラーゲンを増やす作用のあるビタミンC誘導体やビタミンAの一種であるレチニールエステルなどが配合された化粧品を選びましょう。
アイクリーム
アテニア「アイ エクストラ セラム」
まぶた、目の下、目尻、くぼみ、小じわ、たるみなど、さまざまな目元の悩みをケアする目元専用美容液。「セイヨウキズタエキス」と「コメヌカ油」で皮膚自体のボリュームアップをはかり、「アロエエキス」と「シトルリン」で、下まぶたの“たまり”や“よどみ”をケアします。表情の固まりを防ぎ、目元のハリを取り戻す「マイオキシノール」なども配合されています。
引用:公式サイト
POLA「B.Aザアイクリーム」
濃密なクリームで年齢を重ねることなどでゆるみやすくなった目元にピタッと密着します。独自の保湿成分「月桃葉BAリキッド」「アケビ茎エキス」を配合した濃密なクリームが、くっきり明るく冴えた印象の目元を取り戻します。
引用:公式サイト
アヤナス「アイクリーム コンセントレート」
長時間つづくうるおい膜で、くっきり目もとへ導く濃密アイクリーム。
濃密な美容成分が目元にハリと明るさをもたらします。「コンドロイチン」を配合、保水力を高め、目元の年齢肌トラブルの改善を図ります。
引用:公式サイト
POLA「サインズショット」
気になるところを伸ばすような濃密なクリーム状の美容液。POLAオリジナルの複合保湿成分サインズコアリキッドを配合、肌にハリ感を与え若々しい表情へ導きます。
引用:公式サイト
SKⅡ「ステムパワーアイクリーム」
乾燥小じわ深いしわどちらにも効果的に働きかける。ソフトでなめらかな質感のクリーム。肌の連鎖反応に着目、目の周りの3つのポイントにハリを与え、乾燥による小じわを目立たなくします。
引用:公式サイト
ビーグレン「トータルリペアアイセラム」
ビーグレン独自の浸透テクノロジーで、15種類もの美容成分を超微小カプセルに包み込み、肌への負担を軽減させながらも、成分を長時間にわたり滞留させ、効果を持続させます。多種多様な目元の悩みへ同時にアプローチします。
引用:公式サイト
Belle Eau「グラシュープラス」
「高分子ヒアルロン酸・スーパーヒアルロン酸・低分子ヒアルロン酸」のトリプルヒアルロン酸でみずみずしいツヤのある肌をキープ。保湿成分「ナノ化セラミド」も配合。さらに、シミ、くすみ、美白3つの対策として、「ヒメフロウエキス」(しみ)「シルバーバイン果実エキス」(くすみ)「プラセンタエキス」(美白)もプラスし、目元の悩みに答えます。
引用:公式サイト
セット品
アスタリフト
富士フイルムの80年間にわたるフィルム技術から生まれた3種類のコラーゲン(水溶性コラーゲン、浸透性コラーゲン、ピココラーゲン)を配合。ナノ化したハリ肌パワーの「アスタキサンチン」や美肌成分「ナノリコピン」などの抗酸化成分が、美肌ケアをパワーアップ。さらに「ヒト型ナノセラミド」をダブル配合し、肌のすみずみまで潤いを届けます。
引用:公式サイト
ライスフォース
100%お米からできた化粧品。お米由来の美肌成分、「ライスパワー№11」が、角質層に浸透、しっかりと潤いを保ち、肌のコンディションを整えます。また、肌を健やかに保つ「ライスパワー№23」とシミの原因となるメラニンの生成を抑制する「持続性ビタミンC誘導体」を配合し、透明感に溢れた明るい肌に導きます。
引用:公式サイト
アイマスク
資生堂「レチノバイタルアイマスク」
ビタミンAの一種で、ハリとしなやかさを育むことで有名なレチノールという成分を配合。目もとを集中ケアする、薬用シート状アイマスク。純粋レチノール配合の美容液をたっぷりしみ込ませたシートを目もとに密着させると天然素材のシートが目の下や目尻にぴったりフィット。はがした後には、ピンとした豊かなハリ感が生まれます。
引用:公式サイト
化粧品だけじゃない!男性にもおすすめのその他のシワ対策
紫外線防止
日焼けといえば「紫外線」というほど、肌の老化の8割が紫外線の影響といわれています。紫外線の中のUV-A波、UV-B波に加えて、ロングUV-A波、ブルーライトも肌ダメージの要因であるといわれています。紫外線は、コラーゲン等の成分を破壊してしわ・たるみを引き起こしたり、メラニン色素を作らせて日焼けやシミを引き起こすため、しっかりとした正しい紫外線ケアが必要です。日焼け止めは、しわを防ぐ役割の「PA」の+が多いタイプを選び、たっぷりこまめに塗りましょう。肌への刺激が心配な人は、ノンケミカルタイプを、汗をかく場面や海、プールなどではウォータープルーフタイプを選びましょう。日焼け止めは一年中つけること。サングラスや帽子を着用することなども効果的です。
優しくクレンジング
アイメイクを落とすときは、やさしく丁寧に目元に触れるようにしましょう。目元の皮膚は非常に薄くデリケートなため、強い刺激や摩擦は目尻のしわの原因になります。メイクの方法やアイテム選びによっては、目元に強い刺激を与えて摩擦が起きてしまい、目尻のしわの原因となってしまう可能性があるのです。力を加えずにするっとメイクを落とすことができるクレンジングを選ぶなどして、優しく丁寧に洗いましょう。
美容皮膚科、美容整形外科
美容皮膚科・美容整形外科などで治療を受けることもひとつの方法です。注射・点滴を使う施術や機器・器具を使う施術、メスを使う施術などさまざまな治療方法がありますが、しわの種類によって、最適な治療方法が異なるだけでなく、治療結果には個人差があり、リスクを伴う場合があります。美容皮膚科での治療を受ける場合は、必ず信頼できるクリニックを選び、納得した上で行うことが必要です。
セルフケアの代名詞!ストレッチ・マッサージでお金をかけずにシワ対策
ストレッチ
目の周りの筋肉「眼輪筋」をストレッチし、を鍛えることで、目の周りにある皮膚がすっきり持ち上げられます。「眼輪筋」を鍛えるには
- 目をギュッと閉じ、5秒間キープ、その後、見開き正面を見る。(上下左右)
- 目を見開き、5回八の字を描く。(反対周りも)
- 寄り目をする
- 一つの方向を5秒間見つめ、目の周りの筋肉を伸ばす。
- 目を細め、下まぶたを上げる。
など、いくつかの方法があります。
マッサージ
マッサージで目の周りの血行を良くし、血液を通じて栄養成分を肌細胞に送り、肌に張りを与えます。
眼球のまわりの骨を軽く押す様にマッサージし、血行を良くします。ただし、目元の皮膚はデリケートなので、皮膚を撫でるように優しくマッサージします。
ツボ
目元にはたくさんのツボが集中しており、その中には、目の周りにある肌の調子を整えるツボもあります。目尻のシワに効果的なツボをいくつか紹介します。
- 四白(しはく)
顔のむくみを解消し、たるみをなくして肌の張りを良くするツボです。
黒目の真下から伸ばしていって小鼻と同じ高さに位置しています。 - 球後(きゅうご)
目の周りの血行を良くしてしわやむくみを解消するツボです。
黒目の真下と目尻のちょうど間にあります。 - 絲竹空(しちくくう)
目尻や額のしわ、顔のむくみを解消するツボです。
両眉毛のこめかみ側の両端にあります。
これらのツボに圧を加えツボ押しすることで、血の巡りを改善し、目元のしわやくまを解消しましょう。
前歯が見えるように!がポイント。しわになりにくい笑い方
しわが目立たない笑い方は、上唇を引き上げる働きをする「上唇挙筋」を使って笑うことです。「エ」と発音するときの口の形で笑う感じです。それにより、目の下にしわがよりにくく、笑顔の際のしわの目立ち方が変わります。
さいごに
加齢とともに増えていく「しわ」。仕方ないとは思っていても、できればしわの少ないハリのある肌を保っていきたいものです。特に、目元の若々しさは、見た目年齢を大きく左右するので、なるべくしわを作らないこと、出来てしまったしわは何らかのケアで目立たなくすること、が理想です。
そのためには、乾燥を避け、紫外線に注意して、潤いを保つことが必要です。アイクリームや美容液などの化粧品を使って、お肌のケアをするだけでなく、日々のアイメイクやクレンジング、笑い方に気を配ったり、ストレッチやマッサージなどで目の周りの肌の調子を整えることも効果的と言われています。
自分に合った対処法を見つけ、実践することで、しわが目立たない若々しい目元をキープしていきましょう!