
- 最近まつ毛が抜ける
- 自まつ毛が生えてこない
- まつげの一部分がはげた
あなたもこんなお悩みありませんか?
今回は、まつげが抜ける7つの原因と、まつ毛が抜けるのを防ぐ対処法をご紹介いたします。もしかして病気!?と悩む前に、まずは自分でできる対策をしてみましょう。”
目次
まつ毛が抜ける7つの原因
まずは「なぜまつ毛が抜けるのか?」を知り、それぞれの特性に合った対処法を試してみましょう。
ここではまつ毛が抜ける主な原因をご紹介いたします。
マツエクやまつ毛パーマなどのアイメイク(マツエク・つけま・まつパー・マスカラ)
マツエク・付けまつ毛・まつ毛パーマ・マスカラなどは、どれをとっても「まつ毛に負担をかける行為」であることは明らかです。
マツエクや付けまつ毛は自まつ毛に「接着剤」を付け負担をかけますし、パーマはパーマ液によってまつ毛が傷みやすくなったり細くなりやすく、普段使いするマスカラも成分によってはまつ毛を痛めメイクオフ時に抜けやすくさせてしまう可能性も!
目元の印象を華やかにしてくれるアイメイクですが、まつ毛が抜けやすくなるという点に置いてはあまり過剰なアイメイクは控えたいですね。
こすり過ぎている(メイク落とし・アレルギー・触る癖・うつ伏せで寝る)
目元の皮膚はとても薄くて繊細です。そこに生えているまつ毛は髪の毛や体毛などとは違い、ちょっとした刺激で抜けやすいのが特徴的!
メイク落としの時にゴシゴシこすっていませんか?
アレルギーの痒みによって掻きすぎたりしていませんか?
これ以外にも、まつ毛を頻繁に触ってしまう癖やうつ伏せで寝る習慣のある方もまつ毛に負担をかけてしまっている可能性が高いですので、生活習慣から見直して行きましょう。
ビューラー(力の入れすぎ・ホットビューラー・古いゴム)
マスカラを使用される方の必需品「ビューラー」ですが、まつ毛をぐぐっと上げたいがためについつい力が入ってしまうものです。
力の入れすぎで「まつ毛が切れた…」という声、実は結構多いんですよ。
力を入れすぎるとまつ毛が切れるだけではなく、まつ毛の「痛み」にもつながってしまい、結果まつ毛が細く抜けやすくなってしまうという悪循環に!
弱い力でもカールが決まるホットビューラーにも注意して下さい。細いまつ毛に熱を与えることはかなりのダメージになってしまいます。
それから案外見落とされがちなのが、ビューラーの「古くなったゴム」です。
ゴムは劣化が進むと固く弾力性も落ちますが、そんな状態でまつ毛を挟みあげてしまうと即「まつ毛の切れ・抜け」につながってしまいますので要注意!
アイメイクの汚れ残り
普段のアイメイク汚れが、まつ毛の抜けの原因になってしまうのはなぜでしょうか?
毛穴に汚れが詰まってしまうことで目元の新陳代謝が正常に働かなくなり、まつ毛に栄養が届きにくくなってしまうためです。
また、新陳代謝が活発でないと3ヶ月周期の「まつ毛の生え変わり」もスムーズに行われず、新しくまつ毛が生えてきにくい状態に陥ってしまう可能性もあります。
栄養不足(偏食・睡眠不足)
ハリ・コシがあって健康的なまつ毛と、細くて弱いまつ毛の差はいったいどこから生まれてくるのかご存知ですか?
それはまつ毛に「どれだけ栄養が行き届いているか?」が大きく関係しています。
人間の身体も栄養不足になれば「貧血・めまい・顔色の悪化」などの症状が現れますよね。
まつ毛もこれと同じで、偏食や睡眠不足によってまつ毛が弱弱しく抜けやすくなってしまうこともあるんです。
しっかりと睡眠を取り、栄養バランスを整えることを意識して生活をしてみて下さい。
ホルモンバランスの崩れ(妊娠、出産・加齢)
女性は男性に比べてホルモンバランスが崩れやすいと言われています。
妊娠・出産・更年期など、歳を重ねていくほどホルモンバランスの崩れに影響されやすくなると言っても過言ではありません。
妊娠中は「プロゲステロン」というホルモンの働きが活発になり、母体は自分の身体よりも赤ちゃんを成長させるためにフル活動します。
母体の栄養分や水分までもが優先的に赤ちゃんの運ばれるため、ママは栄養不足になりやすくまつ毛の抜けにもつながります。
出産が終わると、母体は元の身体に戻ろうと急激に今までとは異なったホルモンを分泌し始めますが、ママは出産直後。そんなに早くホルモンの変化に対応できる訳がなく、バランスを崩してしまいます。結果、抜け毛を促進させてしまうという結果に…。
また加齢に伴う女性ホルモンの減少によってもまつ毛の抜けは引き起こされる可能性が高いことから、ホルモンバランスの乱れとまつ毛の抜けは切っても切れない関係が成り立っています。
ストレスや病気
ストレスや病気によって身体の免疫力が低下することでもまつ毛は抜けやすくなりますし、服薬中の方は普段飲んでいる薬の詳細を知っていますか?
「毛が抜ける」副作用のある薬が処方されている場合もありますよ。
髪の毛の一部分が抜けてなくなることで知られている「円形脱毛症」は、実はまつ毛や眉毛にも起こりうる病気です。
病気によるまつ毛の抜けでとても怖いのが「眼瞼炎(がんけんえん)」や「結膜炎」によるものです。
マツエクなどの普及により、刺激の強い液剤が原因で上記の病気が引き起こされているケースが多発しており、目元やその周辺の皮膚がただれてまつ毛も抜け落ちるようになってしまいます。
また、「ものもらい」によってまつ毛の毛根に影響を及ぼしてしまった場合など、まつ毛が一部分だけ生えてこなくなることもあります。
まつ毛が抜けるのを防ぐには
まつ毛が抜ける原因が分かったら、次はどのようにして対処していけばいいのか「まつ毛が抜けるのを防ぐ方法」についてご紹介していきます。
まつげの負担を減らす(アイメイク、こすり過ぎ、ビューラー)
まつ毛の負担である「摩擦・こする・ひっぱる」などの行為があれば改めましょう。ビューラーの使用も一度でカールさせようとせず、「弱い力で数回に分けて」カールさせる工夫を取り入れてみてはどうでしょう?
とにかく「強い力を加えない」ことを意識していただければと思います。
特にメイクオフ時のこすりすぎには要注意です!クレンジング剤などでメイクオフする際は、「薬指」を使って目元に優しく触れて下さい。
薬指は5本の指の中でも「最も力が入りにくい指」と言われていることから、繊細な目元のメイク落としの際にぴったりといえます。
またマツエクをする際も「できるだけ上質なエクステンションやグルー」を使用しているサロンを選ぶと、まつ毛の負担も軽減できてマツエクの持ちも良くなって一石二鳥です。
生活習慣を見直す(食事バランス・睡眠)
十分な睡眠と栄養は、まつ毛を健康的に生き生きとさせてくれることにつながりますよ。
具体的な方法としては、22時までに就寝することで「成長ホルモン」を活性化し、まつ毛を健康的に保てる様にすると良いでしょう。
そして食生活では、健康的な髪や毛を育むために必要な「Lシスチン・メチオニン」、抜け毛を予防して生え変わりを促進してくれる「亜鉛」などの栄養素を積極的に摂取するようにしましょう。
「Lシスチン・メチオニン」が多く含まれている食べ物は「牛肉・鶏肉・ラム肉・牛乳・鮭・マグロ・オートミール・小麦粉・チーズ・豆腐」等があり、「亜鉛」を多く含むものは「牛乳・納豆・豚レバー」などが有名です。
毎日少しずつでも良いので、上述した食品を食べる様に意識してみて下さい。
ストレスを溜めない
ストレスはまつ毛の生え変わりに重要な「新陳代謝」の働きに悪影響を与えます。
- 趣味を持つ
- 何か新しく始めてみる
- 相談できる友人・家族を持つ
など、自分なりにストレスを解消できる方法を見つけて適度に発散させることが重要ですよ。
まつげ美容液を塗る
「栄養や生活習慣にも気を付けたけど、なかなか抜け毛が改善されない…」とお悩みの方にはぜひまつ毛美容液の使用をおすすめいたします!
まつ毛美容液にはまつ毛を健康的に、美しくするための有効成分や美容成分がたっぷり配合されているため「早く効果を実感したい方」「忙しくて食生活が不規則になりがちな方」にもおすすめです。
まつ毛に直接高濃度の有効成分を塗布することで、数週間で驚くほどの効果を実感して頂けるはず!
ただ、美容液の種類によっては肌に合わなくて効果が期待できないなどの場合もありますので、ご自分に合った美容液が見つかるまで色々と試してみると良いですよ。
眼科や美容皮膚科に相談する
まつ毛の脱毛を引き起こす可能性の高い「眼瞼炎」や「結膜炎」は、眼科に受診して医師の診察を受けて下さい。
皮膚科や美容外科でも診察は受け入れてくれますが、「眼瞼炎」や「結膜炎」であった場合は脱毛改善以前に「まぶたや目元の腫れ・ただれ」も患っている場合が多く、まずは眼科で目の状態を詳しく調べてもらうことが重要です。
また、まつ毛が病的に抜ける場合に考えられるのは「内臓疾患」や「甲状腺の異常」であるケースもあります。
髪や体毛、まつ毛や眉毛の生えには少なからず「ホルモン」が影響していますが、毛が病的に抜ける場合はホルモンが何かの原因により異常になっている可能性も否定できません。
「病的に抜ける・突然抜ける」「目元に何の違和感もないのにまつ毛が急に抜ける」といった症状が見られた場合は、医療機関で検査をしてもらい脱毛の原因を突き止めましょう。
まつ毛の脱毛の原因になっていた元の病気が治れば、病的に抜け落ちていたまつ毛も再び生えて元通りになる場合が多いです。
さいごに
まつ毛が抜ける原因は様々です。日常の小さな習慣から見直してみるきっかけになったでしょうか?
また「これって何かの病気かな?」と一瞬でも思われた場合は、なるべく早く眼科や医療機関での検査をおすすめいたします。
まつ毛があるかないかで、目元の印象はガラリと変わるものです。日常ケアを怠らず、健康的なまつ毛美人を目指しましょう!