
マツエクをつけた直後はバサバサな目元だけど、2週間も経てばまばらに抜けて、一気にみすぼらしい目元に・・・。
最低でも数千円と、決して安くはないマツエク代。
せっかくお金をかけたなら、できるだけ長く保たせたいですよね!
というわけで今回は、マツエクを長持ちさせる方法をご紹介いたします。
これを読めば今まで2週間で取れてしまっていた人も、1ヶ月保たせることができるかもしれませんよ♪
目次
マツエク長持ちのコツの前に抜ける技術以外の原因を知る!
せっかく付けてもらったマツエク!できるだけ長持ちさせたいと思うのは当然ですよね。でも「せっかくマツエクしたのに、なんか取れてきた…」という悩みが多いのもマツエク後にはよくあることです。
ここでは「なんでマツエクが抜けやすくなるのか?」の原因について考えてみましょう。
自まつ毛の状態(少ない、細い)
マツエクは自まつ毛にグルー(接着剤)を使用してエクステンションを付けていくのですが、自まつ毛が少なかったり細かったりするとエクステンションの重みを支えることができず、結果抜けやすくなってしまいます。
使用している化粧品
化粧水・乳液・美容液などの中に「オイル成分」が入っているものをご使用ではないでしょうか?
オイル成分はグルーを溶かす性質を持っているため、せっかく自まつ毛に付けたエクステンションを取れやすくしてしまうんです!
…そうは言っても、愛用している化粧品にオイル成分が配合されている方も多いはず。
そんな時は、オイル成分配合の化粧品を使用しても「目元には使わない」様にすることでマツエクの持ちを長くすることが可能になりますよ!
お手入れの仕方(サロン後最低でも5〜6時間は水に濡らさない)
サロンでマツエクを付けてもらって、さあ終了~♪でしょうか?
答えは「NO」です!
実は、マツエクを付けてもらってから24時間程度は「接着剤が乾いていない」状態なんです!
そんな「半乾き」状態のマツエクを水に濡らしたら…せっかく付けてもらったマツエクが取れてしまう可能性大ですよね…。
サロンでは「5~6時間は水に濡らさないで」と声をかけてもらえますが、できれば24時間は放置して完全に乾かすようにすると更に持ちが良くなります!
デザイン(Jカール・Cカールなど)
バービー人形の様な上向きカールのCカール、それよりもカール感の弱いJカール、どちらにも特有の良さがありますが「持ち重視」であるなら断然Jカールをおすすめいたします。
JカールはCカールよりも「エクステンションと自まつ毛の接着面が多い」ので、しっかりとグルーで自まつ毛とエクステンションを固定することが可能です。
種類(シルク・ミンク・セーブルなど)
ミンクエクステの魅力は何と言っても「軽い付け心地・持ちが良い」ことにあります。柔らかい素材を使用した高級品質ですので、自まつ毛への密着性も抜群です!次にシルクエクステの特徴ですが、ミンクと比べて質感が固いため「カールが取れにくい・値段が安い」と言ったメリットはあるものの、持ちはミンクより若干劣ります。最後のセーブルエクステは「自まつ毛に馴染みやすく、しなやかで持ちも良好」と言う特徴があり3つの種類の中で「自然のまつ毛に一番近い」と言われています。
お値段はセーブル>ミンク>シルクの順に高価になっているので、持ちの良さを重視するのであればセーブルorミンクがおすすめです。
本数(〜60本だと2〜3週、〜120本だと3〜4週、120本以上だと4〜5週)
エクステを付ける本数で持ちが良くなる訳ではありませんが、本数を多く付けるほど「エクステンションが取れた時に気にならない」様になります。結果「持ちが良い」と感じることにつながってきますので、持ちを気にされるのであればできるだけ本数を多く付けると良いですよ。
ところで、まつ毛は3ヶ月周期で生え変わっていることをご存知ですか?
1日に抜けるまつ毛の本数は片目約5本ですので、2週間後には片目約70本抜ける計算になりますよね。3週間なら100本以上が自然に抜け落ちてしまう訳です。
まつ毛は「片目1日5本抜ける」ことを頭に入れ、次回の予約のタイミングに合わせて本数を決める様にしてみましょう。
マツエクを長持ちさせるスキンケアのコツ
サロンの方曰く「長持ちさせるにはスキンケアがとっても重要!」だそうです。マツエクの持ちを良くするにはどの様なスキンケアが適しているのでしょうか?
具体的にご紹介していきます。
オイルクレンジングを使用しない
先ほどもお伝えした通り、オイル成分には接着剤を溶かす性質があります。実際にほとんどのマツエクサロンでは、エクステンションオフの際に「オイル」を使用されていることから「オイル成分は接着剤を溶かす」ことは明らかです!
毎日のメイク落としには必ず「オイルフリー」タイプを使用しましょう。
ポイントメイクをしっかり落とす
目元に汚れが溜まり、その状態のままマツエクをすれば当然接着力は弱く「すぐ抜ける…」事態に…!
ポイントメイクをしっかりと落として素肌をきれいに保つことは「持ちを良くする」ためには特に気を付けて頂きたいポイントです。
メイク汚れや皮脂などを「アルカリ水で浮かして落とす」と言う新タイプの「エマルジョンリムーバー」ならオイルフリーですので、マツエクをしていても安心して使用できる所が嬉しいですね!
濡れたままにしない
接着剤が取れやすくなったり粘着力が弱まってしまう可能性が出てきますので、マツエクを長時間濡れた状態にするのも避けましょう。
まつ毛が濡れた後は、「ドライヤーの冷風」で優しく乾かすと持ちアップですよ!これはサロンで働くアイリスト直々のアドバイスですので、ぜひ試してみて下さい!
タオルが引っかからないようにする
「洗顔後タオルで顔を拭いたら引っかかってマツエクが取れた…」なんて悲惨なことにならない様に、タオルを使用される際は最新の注意を払い「目元への使用はタオルの端を使う」等の工夫をされてみては?
筆タイプのまつげ美容液を使用する
サロンでエクステをすると必ずと言っても良いほど使用をおすすめされる「まつ毛美容液」ですが、数あるまつ毛美容液の中でもサロンで取り扱われていることの多い「エマーキット」と言う美容液にはまつ毛に有効な成分がぎゅっと濃縮されています。
エマーキットを使うと、びっくりするくらい自まつ毛が伸びてしっかりとしてきます。
エクステンションの重さにも悠々と耐える事のできるしっかりとした自まつ毛は「マツエクの持ち」を良くしてくれることに直結します。
マツエクを長持ちさせるメイクのコツ
マツエクをしている場合のメイクの仕方には、いくつかのポイントがあることをご存知でしょうか?
このポイントをしっかりと理解せずに「普段通りのメイク」をしてしまっていることがマツエクを抜けやすくさせている原因なのかも…。
ここでは「マツエク愛用者のためのメイクのコツ」をご紹介していきます。
ウォータープルーフのメイク品を使用しない
ウォータープルーフのメイク用品の最大の魅力は「落ちにくいこと」ですが、裏を返せば「落とすのが大変」であるとも言えますよね。
0.0単位の細いまつ毛に接着剤を付けて接着しているマツエクはとっても繊細で、強い力でこすったり引っ張ったりすれば簡単に取れてしまうものです。
そんな繊細なまつ毛に「強力な」ウォータープルーフ用品を使用すれば必ずと言っていいほどメイクオフ時にエクステンションが抜け落ちます!
メイク用品はなるべく「お湯で落とせる」タイプの物を使用する様に心がけたいですね。
市販されているマスカラは使用しない
マツエクをされてから数週間も経てば徐々にエクステンションが少なくなってくるのは仕方のない事です。
「マツエクが少なくなってきたけどリペアまで少し日数がある…」そんな時に大活躍してくれるのが「マスカラ」です!
少なくなってきたエクステンションも、マスカラを塗ることでよりインパクトのある目元にしてくれますが、ここでも気を付けて頂きたいのが「オイル成分」です。
ほとんどと言って良いくらい、市販のマスカラには「オイル成分」が配合されています。エクステンションの接着力を弱めてしまうオイル成分配合化粧品の使用は、マツエク愛用者にとって厳禁ですよ。
ぜひサロンにて「マツエク専用のマスカラ」を購入され下さい。もちろんオイルフリーですし、まつ毛に良い美容成分もたっぷり配合されていてまつ毛のトリートメント効果も期待出来ちゃいます!
ビューラーは使用しない
ビューラーでマツエクを挟みあげることは止めましょう!エクステンションに変な癖が付いてしまったり挟んだ時にビューラーのゴム部分に挟まって抜けてしまったりする恐れが!
まつげ専用コームで整える
マツエクは時間の経過とともに「毛並」が乱れてくるものですが、まつげ専用コームで毛並を整える癖をつければエクステンションが逆方向に反ってしまうのを防ぎ、持ちを良くすることにも効果的です。
マツエクを長持ちさせる生活習慣
日常生活を送る上で、何かマツエクの持ちを良くさせる方法はないのでしょうか?
気を付けるべき生活習慣は?
まつげをこすらない
まつ毛をこすると、摩擦や刺激でエクステンションが取れやすくなってしまいます。どうしても目元の痒みが我慢できない場合等には「痒みのある部分をつまむ」と治まることも。
朝や夜中など、無意識のうちにまつ毛をこすってしまわない様に普段から意識づけて行きたいですね。
うつ伏せに寝ない
うつ伏せ状態で寝てしまうと、どうしてもマツエクの毛並がバラバラになってしまったり布団などとの摩擦で抜けやすくなります。
うつ伏せで寝る習慣のある方は、できるだけ仰向けや横向きで寝れる様に訓練してみましょう。
シャワーの水圧に注意する
意外と見落とされがちな「シャワーの水圧によるマツエクの抜け」ですが、実はこれが重要なんです。
顔を洗う時や髪の毛を洗う時など、シャワーの水圧が強いほどスッキリ泡を洗い流してくれるので気持ちがいいものです。
ですが、マツエク視点から言うと「ただでさえ接着剤が弱くなる可能性が大きい水場において、強い水圧をマツエクに直撃させること」はマツエクに多大なダメージを与え、接着力を弱める大きな原因にもなってしまいかねません!
スッキリ洗い流すのは身体だけにして、洗顔時やシャンプー時はぜひ一番弱い水圧でのシャワーをおすすめいたします。
マツエクを長持ちさせるリペアとオフのタイミング
マツエクをきれいに長持ちさせたいのであれば、サロンでの定期的なメンテナンスは欠かせません。
リペアはだいたい3~4週間に1度のペースで行うことがベストで、オフは付け足しの2~3回に一度のタイミングでされることをおすすめいたします。
オフの際は「アイシャンプー」と言って、目元の汚れをすっきり取り除いてもらえるコースなども一緒にお願いしてみられては?
定期的な皮膚のディープクレンジングにより皮膚の状態を整えることは、グルーの接着力を高めてマツエクの持ちを良くすることにつながるんですよ。
多くのサロンでは「施術時に次回の予約をすれば、次回から20%オフ!」なんてキャンペーンを導入されていますので、賢く使っていつまでもきれいなまつ毛を目指しましょう!
さいごに
まつ毛は毎日抜けていくものです。それに伴うマツエクの減少も避けることができません。
ですが自まつ毛を強くして良い土台を作り、日常ケアやちょっとしたひと手間が驚くくらいエクステンションを長持ちさせることもできちゃいます。
「塵も積もれば山となる。」今回マツエクの持ちを良くするためにご紹介させて頂いたことは、どれも小さいことばかりでしたよね?
ですがその小さいことを継続させていけた時、それは必ず「結果」として目に見える様になるものです。
コツコツと努力を続け、素敵な目元が印象的な女性でいて下さいね!