
秋の恒例イベントとして日本でもハロウィンパーティーが定番となってきました。幼稚園や習い事のイベント行事としてハロウィンパーティーを開くところも増えてきたのでは?それに伴い「親子で参加するけど、どんな仮装がいいのか分からない…」と悩んでいる人もいるでしょう。
また、仮装衣装は意外とお金がかかるもの。年に1度だからできるだけお財布に負担がかからぬよう今年は手作りしてみよう!と考えているママもいるかと思います。そこで今回は、子供に人気のハロウィン仮装衣装と簡単に作れる衣装の作り方をご紹介いたしますね!
目次
【簡単!】子供のハロウィン仮装衣装の作り方4選!
まずは女の子バージョンの仮装からご紹介します。
ワンピースの魔女
黒い大きなビニール袋を使ってワンピースの魔女に変身しちゃいましょう。
材料
- 黒の大きなビニール袋
- 赤いビニールテープ
- 黄色いボタン
作り方
- 黒の大きなビニール袋がワンピースとなります。首と腕の部分をハサミで切ります。
- 実際に子供さんに着せてサイズを合わせます。腰に仮のひもを結び、ギャザーを作り整えます。
- 仮ひもを避けるようにして両面テープを腰回りに1周巻いてから仮ひもを外します。
- 両面テープに直接ギャザーを寄せてスカート部分を作りましょう。
- 魔女らしいドレスにするにはスカートの裾をギザギザにカットします。
- 首の襟ぐり、前建て、ウエスト部分に赤いビニールテープで補強し、装飾します。
- 前建ての赤いビニール袋のところに黄色いボタンをつけます。
- 100円ショップで売っている黒いとんがり帽子を用意すればでき上がり!
花の妖精
テーブルクロスを使った段スカートで花の妖精になりきっちゃいましょう♪
材料
- 白いノースリーブ
- 黄緑色のテーブルクロス(レジャーシート)
- ゴム
- 両面テープ
- 花飾り(市販のもの)
- 羽(市販のもの)
作り方
まずはスカートから作ります。
- テーブルクロスを横80センチ、縦55センチの長さでギザギザ波型にカットします。
- テーブルクロスを横80センチ、縦45センチの長さで1の要領でカットします。
- (1)と(2)を合わせて2段のスカートになるように裾をずらしながらゴムに通していきます。
- ゴムを通したらゴムがずれないように内側に両面テープで固定します。
これでスカート完成です。
次は頭につける花飾りです。
- 花飾りは、100円ショップで売られている造花を使います。
スカートの色に合わせて黄色や緑、黄緑などの花を選びましょう。 - 造花は茎の部分をカットして花部分だけ使います。
花飾りはピンで髪にとめたら可愛らしい妖精になりました♪
妖精の羽は市販のものを使用した方が全体的なクオリティが高くなるでしょう。
カラーは、どんなものにも合わせやすい白か、ティンカーベルを想像させるグリーンがオススメです。
では、男の子の仮装衣装の作り方にうつります。
パンプキンおばけ
大人のトレーナーを用意してパンプキンの丸みを帯びたシルエットを作りましょう。
材料
- 大人用のトレーナー(オレンジ)
- 黒いフェルト
- 緑のフェルト
- 両面テープ
- 黒いタイツ
作り方
- 大人のトレーナー(オレンジ色)を用意します。
- トレーナーの袖の部分をカットし、切り口のところに緑のフェルトで囲むように縫い付けます。
- トレーナーの前身ごろ全体をかぼちゃおばけの顔にしたいので黒のフェルトで目、鼻、口などを切り取ります。
- 緑のフェルトを襟に合わせてギザギザに切り取ります。(カボチャのヘタ)
- トレーナーの襟一周に(4)を貼り付ければカボチャオバケのヘタが完了!
- 黒いフェルトで切り取った(3)をトレーナーの前身ごろ全体にかぼちゃおばけの顔になるよう貼り付けます。
- 衣装と黒タイツを履けば、カボチャオバケに変身です。
できあがりイメージはこんな感じです。
引用:リトルプリンセスルーム
ただ、こちらを購入すると商品代金だけで3,000円(送料を入れるともっと)以上かかってしまうため、お財布に負担をかけたくなかったら、やっぱり手作りでしょう(^^♪
こちらの「カボチャのおばけ」は小さいお子さんにもっていこいの仮装衣装だと思います。男の子だけでなく、女の子の仮装にも使えそうですね♪
ドラキュラ伯爵
マントとシルクハットを手作りしてドラキュラ伯爵になりきっちゃおう!
材料
- 白いYシャツ
- 黒いズボン(または短パン)
- 黒い大きなビニール袋
- 黒いビニールテープ
- 円筒の箱(100円ショップ)
- 黒いフェルト
- 赤いフェルト
作り方
- マントの襟を作ります。
- 黒いビニール袋を切って1枚に広げます。
- 黒い画用紙を襟の形に切り、内側に赤いフェルトを貼り付けます。
- 黒いビニール袋にギャザーを寄せながら2で作った襟を黒いビニールテープでつけます。
- マントを首のところで結ぶため、赤いフェルトで細い紐を作ります。
- (4)のリボンをホチキスでマントにつけます。
- リボンを首のところで結べば、マントのでき上がり。
シルクハットを作ります。
- 長い円筒の箱に黒い画用紙を貼り付けます。長い円筒の箱は100円ショップで売られています。
- ハットのつば部分を黒画用紙で作り、のりしろを内側に貼りましょう。
白いYシャツと黒いズボン(半ズボンでもOK)を着用し、上記で作ったマントとシルクハットをつければ、ドラキュラ伯爵になっちゃいました。
手作り仮装衣装で子供とハロウィンの思い出を作ろう!
どんな仮装をするか考えるのも楽しい!
女の子に人気のハロウィンコスチュームといえば、魔女や妖精、童話に出てくる白雪姫やメアリーポピンズなどが思いつきますよね。男の子のコスチュームだったら、ジャック・オ・ランタンや海賊、王子やガイコツくんなどいろいろあり過ぎて迷ってしまうくらいです。
お子さんにお似合いのキャラクターは何ですか?
お子さんが変身してみたいキャラクターはありますか?
「私は世界一綺麗なクレオパトラになりたい!」とか「僕はピーターパンで空を飛んでやる!」なんて意見が子供さんの口から聞けるかもしれません。
市販で魔女の衣装を購入するとどうしてもほかの人と被ってしまいがち。しかし、手作り衣装であれば世界でたった一つだけのオリジナル魔女コスチュームができちゃいます。
お子さんにとっても「ママと私で一緒に作ったもの」という思い出づくりにも繋がるので一石二鳥ですよね
手作りなら材料選びから一緒に楽しめる!
どんな仮装キャラクターになるか決まったら、次は衣装の材料を選びましょう。
「親指姫のドレスは、ピンク色のレースカーテンなんてどう?」
「ピーターパンの帽子は黄色いフェルトで作ろうか!」
なんて、娘さんや息子さんと会話しながら衣装や材料を選んでみてください。でき上がるまでのこの過程が手作り衣装づくりの醍醐味でもあります。
では、具体的にどんな素材を選べばよいのでしょうか?
衣装生地の素材を選ぶポイントは
- 大きさがあること
- 丈夫なもの
この2つです。
子供用といっても衣装の生地はそれなりの大きさがあった方がいいですよね。
小さめの生地だと継ぎ足さないといけないので大変です。仕上がりにも影響してきます。
そして、すぐに破れないようしっかりとした素材のものを選ぶことも大切です。たとえば、ごみ袋であれば100円ショップにあるような薄手のものよりも大型量販店で売っている厚めのタイプ、画用紙であれば薄めよりもしっかりした厚めのタイプを選んだ方がすぐに破れる心配はないので安心です。
たとえばこんな材料でこんな衣装ができ上がります♪
ビニール袋やレジ袋
45リットル以上のサイズであれば、子供用の衣装ができます。男の子用だったらズボン、女の子用だったらワンピースやお姫様のスカートに!
100円ショップでも売っていますが、しっかりとした衣装を作りたいなら大型量販店などで厚みのあるものを使うと丈夫に仕上がります。厚みのあるビニール袋であれば、黒は光沢があるので見栄えよく仕上がります。
カフェカーテン
カフェカーテンはゴムやリボンを通しただけでスカートやエプロンなどができるのでとても便利です。肌触りがさらりと心地よい綿や麻、上品に仕上げたいならレースなど、お好みで選ぶと良いでしょう。小窓にかける丈の短いものから収納の目隠しできる長めのものまで大きさも幅広く取り揃えられています。
大型フェルト
100円ショップで大型のフェルトが売られています。色もさまざま。小さいお子さんであれば大型フェルト2つ揃えれば、上着やスカートが作れる大きさです。リボンや帽子などちょっとした小物を作るのにも便利ですね。
テーブルクロス
テーブルクロスを仮装衣装につかう最大のメリットは大きさにあります。1枚が大きいのでドレスやスカート、マントなど作るのに適していますよね。ビニールタイプではなく、不織布タイプのものは扱いやすい質感なので気に入った色やデザインがあったら要チェックです。
そのほかにもこんなアイテムをチェックしてみて!
造花
女の子の衣装に欠かせないアクセサリーや花飾り。100円ショップでも売っています。
シールフェルト
フェルトの裏がシールになっているのでボンドやノリなしでくっつきます。
ビニール袋やテーブルクロスの服などの飾りつけにいかがでしょうか?
レーステープ
お姫様やヒロインなどのドレスに必要なレースのテープです。リボンタイプとシールの2タイプがあります。
衣装生地や装飾系に使えそうなアイテムは探せばほかにもたくさんありそうです。どんな材料があるのか、休日を利用してお子さんと一緒にお店を回ってみてはいかがでしょう。
子供のハロウィン衣装を手作りするのは難しい…という方におすすめ!
子供のハロウィン衣装を手作りしたい!とは思っても、裁縫は苦手…時間が取れない…など、なかなか難しいという方も多いですよね。
そこで、手作りよりは少しお金がかかってしまいますが、購入という手もあります!
ここではおすすめのサイトを紹介します!
手作りが買える!「ココナラ」
ココナラは、みんなの得意なことを購入できる仲介サイトです!
コスプレ、ハロウィン衣装の製作代行もあり、自分で手作りはできないけど、手作りのハロウィン衣装を子供に着せてあげたい!という方におすすめです。
依頼から製作、発送という流れになるので手に入るまでに時間はかかってしまいますが、お子さんにぴったりの世界に一つだけの衣装が手に入ります。
時間に余裕があるという方にはおすすめです!
「衣装 製作」「コスプレ 製作」「子供 衣装」などで検索してみてくださいね!
こんな衣装をお願いできちゃうかも!?
赤ちゃん用コスチュームあり!「アイラブベビー」
子育てが楽しくなるアイテムがたくさん見つかるアイラブベビー!
あまり取り扱いのない、赤ちゃん用のハロウィンコスチュームもあるので、今だけの可愛い姿をみてみませんか?♡
100円ショップの子供用ハロウィン仮装衣装が可愛い!
ハロウィンは年に一度しかない行事でありながら、毎年同じ仮装をするわけにはいきません。実質、今年来た仮装を来年も着ることはないというケースが多いでしょう。そうなると気になるのがお値段です。
最近ではハロウィンが日本でも浸透してきたおかげで100円ショップのハロウィンコーナーの充実度がハンパありません。
特にハロウィングッズが充実しているといわれるダイソーでは、秋になるとハロウィンの特設コーナーが設置されています。ボディペイントやタトゥーシール、魔法使いの帽子、デビルのカチューシャやデッキ、ゾンビのお面やかぼちゃのバッグなど魅力的なアイテムがいっぱい!見ているだけでワクワク胸が高鳴ります。
これなら、コストをかけなくても素敵なアイテムがたくさん見つかりそうですね。100円ショップの店舗によってもアイテムの商品が違ってきます。お気に入りのものを手に入れるためにも何軒か回ってみてはいかがでしょうか?
【女の子】人気の子供のハロウィン仮装衣装とは!?
女の子たちに人気の仮装衣装はどんなものがあるのでしょうか?人気の理由も探ってみたいと思います。
魔女
女の子の定番衣装といえば「魔女」ですよね。パーティー会場に魔女が一人いるだけでハロウィンらしくなるものです。それくらい魔女の存在は欠かせません!
魔女の仮装が人気なのは、その存在感と同時に「仮装の準備がラクちん」というところもあります。黒いワンピやスカートと黒いとんがり帽子、ホウキ(または魔法の杖)さえ持てば、あっという間に魔女のでき上がり(^^♪ とんがり帽子は100円ショップでも売っています。
ディズニーキャラクター
女の子であれば一度はディズニープリンセスに憧れるもの。白雪姫やシンデレラ、オーロラ姫、アリエルなど定番のお姫様だけでなく、最近ではアナと雪の女王のアナやエルサ、塔の上のラプンツェルもじわりじわりと人気が上昇しているのだとか。
ハロウィンは憧れのプリンセスになれる絶好のチャンス!その日だけでも思いっきりお姫様気分を味わえるのは至福のときでしょう。しかし、ディズニーキャラクターの衣装を手作りするのは難しいですよね。そんなときはネット通販で衣装を購入するという方法もあります。
悪魔
天使と悪魔、お子さんにはどちらの仮装が似合いそうですか?白いフワフワ衣装に身をまとった天使も人気ですが、悪魔の衣装も可愛らしくて好評です。
悪魔の衣装といえば、黒と赤のカラーイメージを基盤としています。ミニのワンピースと角のついたカチューシャ、三角しっぽをつけてデビルフォークを持てば、可愛らしい小悪魔のできあがり♪
妖精
羽が美しく可憐なイメージのフェアリー(妖精)。ワンピ―ス(またはノースリーブにフワフワのスカート)を身にまとい、背中に羽をつければ、あっという間に妖精です。
妖精といえばティンカーベルをすぐに思い浮かべる人もいるのでは?ティンカーベルの衣装のように緑を基調としても良いですし、ピンクや黄色などお子さんの好みの色でまとめてみてはいかがでしょう。
童話キャラクター
女の子が仮装できる童話キャラクターといえば、赤ずきんちゃん、赤毛のアン、人魚姫などいろいろと思いつきますよね。ほかにもメアリーポピンズや白雪姫などはいかがですか?
赤ずきんちゃんの衣装は、赤と黒を基調としたカラーでまとめてみて。赤い頭巾と花カゴは欠かせないアイテムですよね。赤毛のアンはビビットな赤と白の水玉のワンピースで三つ編みに髪を結ぶのがポイント。人魚姫は水色のきれいなドレスを着て肩にショールをかけてみて♪
【男の子】人気の子供のハロウィン仮装衣装とは!?
男の子に人気の仮装衣装の紹介と人気の理由について探っていきましょう。
魔法使い
魔女の男バージョン「魔法使い」の仮装はいかがでしょう?黒いマントととんがり帽子、これさえ揃えればとりあえず魔法使いができちゃいます。
ハリーポッター風の魔法使いになりたいならば、黒いマントとマフラーを首に巻いて、メガネと杖を用意してみてください。あっという間にハリーポッター風の魔法使いに…。
悪魔(デビル)
全身黒ずくめの衣装で尖がった角としっぽを持つ悪魔(デビル)。子供さんがデビルの仮装衣装をつければ可愛らしいデビルちゃんになりそうですね。
デビルの仮装はとても簡単!自前の黒いトレーナーと黒短パンと黒タイツを用意します。100円ショップで売られている悪魔の角付きカチューシャとカボチャのバケツやおもちゃの槍を持たせれば、簡単にデビルに変身できちゃいます♪
吸血鬼(ドラキュラ)
ドラキュラの仮装衣装は、黒いマントに白シャツと黒ズボン、赤い蝶ネクタイを付けるだけという手軽さから手作り衣装としても人気だとか。手作りもいいですがパリッとした襟のマントが欲しいなら、通販を利用するという手もあります。
襟にスポンジが入っていてしっかりと立ちますし、生地は艶やかで滑らかな肌触りとのことです。ドラキュラだけでなく、魔法使い、悪魔(デビル)の仮装にも利用できちゃいます。
また、本格的にホラー仕込みするなら牙や口元に血のりをつけるという方法もあり。ただし、お子さんの好みもあるので無理せずに…。
ヒーローシリーズ
男の子にとってヒーローものは憧れの的。この際だから毎週テレビで見ているスーパー戦隊ものや仮面ライダー、そして、映画ヒーローであればスパイダーマンなどになりきってみては?
ただし、戦隊ものや仮面ライダーシリーズのコスプレ衣装を作るのは非常に難しいという難点があります。そこで「バンダイ」のネット通販を利用してみるというのはいかがでしょうか?
こちらバンダイの公式ネットショッピングサイトでは、「動物戦隊ジュウオウジャーの変身マント」や「ウルトラマンオーブのDX変身スーツ」などが販売されています。
公式サイトなのでお値段は高いですが手軽にかっこいい衣装を手に入れることができます。
海賊
海賊といえばジャック・スパロウ船長ではないでしょうか。白シャツとだぼっとした長いズボン、黒いベスト、腰に巻くスカーフさえ用意すれば、それなりの海賊になりきれます。それにプラスアルファとしてバンダナと黒い眼帯があるとなおいいですね。
海賊衣装のポイントは「だらしなさ」にあります。だぼだぼシャツにウエスト下にズボンを履くなど着崩したスタイルがより海賊らしさを醸し出してくれるでしょう。
まとめ
以上が子供に人気のハロウィン仮装衣装や簡単に作れる衣装の作り方の紹介でした。
着実に年々人々に浸透していくハロウィンイベント。子供さんが仮装して喜んでいる姿を見るのは親として非常に嬉しいことです。手作り衣装や安く手に入るショップを上手に活用して、今年だけでなく来年のハロウィンにもぜひとも参考にしてください。