
わがままを言わない、嫉妬もしない、彼のためなら何でもしてきたのに、なぜだかわからないうちにフラれてしまう…。
自分では“いい子なのに…”と思っているかもしれませんが、実はその「いい子過ぎること」が貴女の魅力を半減させている原因かもしれません。
男性との関係を長続きさせるためには、気をつけるべき習慣や考え方がいくつかあります。今回はフラれる原因5つについて、お話し致します。
いつもフラれる5つの原因とアドバイス!
1.ネガティブ女子になっていませんか?
責められることを恐れていませんか?
何度も失恋を繰り返すと、自分に自信がなくなってきませんか。
「私って、何をやってもダメなのかも」
とシクシク、ジメジメな気持ちになってしまうのは、仕方がないこと。しかもフラれたとなると、自分に否があると感じてしまいがちです。
そんな時はまず、
「人間関係は、出会いと別れを経験するのは自然なこと」
と思うようにしましょう。
また、過去の辛い恋愛体験を思い出し、他人から何か言われると、責められているような気持になる女性もいるかもしれません。男性は、落ち込んでいる女性を見ると、思わず手を差し伸べたくなるそうです。しかし、常にイジけている女性には、自分まで暗い気持ちになってしまうので逆に距離を置きたくなります。
もしも、彼氏から貴女に直してほしいコトを言われても、貴女の人間性を否定したわけではありません。過去に捕らわれたりせず、その「直して欲しいコト」だけを考えてみて下さい。
「私の○○な部分を直して欲しかっただけなんだよね」
と、視点を変えることで、貴女の行動も変わるはずです。
彼氏も「自分のアドバイスを聞いてくれた」と思って安心してくれるでしょう。
ちょっと待って、それは“卑屈”になっていますよ!
他人から責められるのも怖いけれど、逆に褒められると
「そんなことない、私って全然ダメなんだもの」
と全力で否定したりしていませんか?自分を一段低くすることで「謙虚な人」と見られたいのかもしれませんが、やり過ぎると「卑屈な人」になってしまいます。
ネガティブ女子の気持ちの中には、
「そんなことないよ、君は全然悪くない」
と、彼氏からのフォローを期待している部分もあるかもしれません。でも、いちいち他人からの評価が無いと自分に自信が持てないようでは、「面倒くさいヤツ」になってしまいます。ネガティブ女子の視点は、常に自分自身にしか向いていません。貴女のことを褒めてくれた人がいたら、まずはその人に向かって「ありがとう」と感謝の気持ちを声に出して下さい。「卑屈な人」と「謙虚な人」の違いは、「感謝の気持ち」があるかどうかです。
いつまでも落ち込まずに気持ちの切り替えが上手くできると、一緒にいる彼氏の心の負担もなくなります。
2.女らしさを大事にしていますか?
こんな女性はNGです
あなたの考える「女らしさ」とは、どんなものでしょうか。
セクシーな服を着て、メイクもバッチリ、男性ウケするリアクションが上手、ついでに家事も得意な人…?
そういった点もあるかもしれませんが、実はそれだけではありません。もちろん、男性の視線を真っ先に奪うのは、こんな見た目のわかりやすい女性かもしれません。でも、本当に彼女にしたい、結婚したいと考えている男性は、むしろこういった女性を「アピールしすぎ」「単にちやほやされたいだけ」と見透かしているのです。
〇〇だけが、“女らしい”ワケではありません
女性の中には
「私は女らしい、なんてできない。そんなの自分らしくない」
あるいは
「女らしく、なんてジェンダーの押しつけじゃない?」
と考える方も中にはいると思います。でも、考えてみて下さい。例えば、こんなことをする女性は“女らしい”といえるでしょうか?
- ご飯の食べ方が汚い
- 始終、乱暴な言葉遣いで話したり、ところかまわず大声でしゃべったりする
- 酒グセが悪く、飲み会に行くといつも他人に迷惑をかける
こんなガサツな人は男性だけでなく、同性からも嫌がられるはずです。
つまり、彼氏から見た女らしさというのは、「自分と一緒にいて恥ずかしくない女性かどうか」というのがポイントだと思います。
最初は素敵な女性だな、と思って付き合っても、だらしのない姿を見せてしまうと、男性は幻滅してしまいます。
大人の女性として身なりを清潔に整える、時と場所によって丁寧な言葉遣いができる、他人を思いやった気遣いができる…。本当にお付き合いしたい人間とは、こんな人ではないでしょうか。
セクシーさをアピールすることだけが、大人の男性が求めている女らしさではないのです。
3.彼氏をコントロールしていませんか?
世話を焼き過ぎてしまう彼女
「彼って私がいないと、本当にダメなのよ。服もちゃんとたたんでしまえないんだから」
なんて、女性は母性本能が刺激されると、つい男性をお世話したくなる瞬間がありがち。でもやり過ぎると「彼のお母さん」になってしまい、彼をイライラさせる原因となります。男性としては、困った時に助けてほしい、というのが本音のようです。
また、人は自分が気付かないところで、他人をコントロールしようとします。
例えば、貴女が彼氏について
「服のセンスを良くすれば、もっと完璧になるのに」
と思ったとします。そこで、彼の意見も聞かずに、自分の好みの服やアクセサリーばかり押し付けていると、
「いい加減にしてくれ、いちいちうるさいんだよ!」
と逆ギレされることは必須ですよね。
彼のことをお世話したくなる気持ちは、本当に彼氏のためでしょうか?
「私って本当にいい彼女なの」
と自己満足のために動いていませんか?
彼氏にいろいろな選択肢を提示することはいいですが、それを選ぶ権利は彼自身にあるのです。
男性を監視する彼女
男でも女でも、相手から過度に追いかけられたり追い詰められたりすれば、誰だって逃げ出したくなるもの。しかし、「恋は盲目」とよく言われるように、恋に夢中な時は我を忘れて彼氏のことばかり気になってしまうことがあります。
「いつ・どこで・だれと会っていたのか全部教えて!」
と彼氏の行動を全て把握したくなることはありませんか。こんな「重たい女性」は男性からは愛想を尽かされやすいタイプです。逆に長続きするカップルの特徴の一つに、「お互いのことを信じている」という点が挙げられます。彼氏の携帯電話の履歴をチェックしなくても、精神的に自立していれば、信頼関係は成り立つのです。
4.彼氏に甘えられていますか?
貴女の守りが固くなっていませんか?
自分を必要としてくれる人がいる!こういった気持ちは嬉しいものですよね。でも逆の立場になったとたん、自分のガードが固くなってしまい、彼氏を頼りにすることに抵抗があったりしませんか?マイナビウーマンのアンケート調査によりますと、約4割の女性が恋人や夫に甘えられない、という結果が出ています。
参照:マイナビウーマン
彼氏に甘えることは決して悪いことではありませんし、自分の弱みを見せてしまうことではありません。アンケートの結果にもありますが、しっかりした女性ほど他人に対して防御の姿勢があるようです。
また、単に彼氏に対して甘えられないだけではなく、身近な男性である彼氏を無意識にライバル視してしまう場合もあります。例えばケンカになった時、自分の考えを絶対に曲げない、意見を譲ることができない。また、せっかく彼氏がアドバイスしてくれても、すぐ反論したくなる、等々。男性は話を聞くよりも、解決しようと助言をしたがる人が多いです。その為、時には女性が意見を譲ってあげることで、関係が上手くいくこともあるのです。
あまり完璧な女性を演じていると、
「俺がいなくてもコイツはやっていけるんじゃないか」
と彼氏も寂しく感じてしまうかも。
彼氏にも「他人に頼られる喜び」を味わせて下さいね。
彼氏に甘えてみるのも、大切なコミュニケーション
よく「男性はプライドが高い」、と言われています。男性のプライドを上手に満たしてあげることが、実はカップルの関係を良くするコツでもあると言えます。
「自分が大好きな彼女を喜ばすことができた、満足してくれた」
という気持ちが男性としての自信とプライドにつながります。そして、自分を受け入れてくれた貴女をもっと大切にしようと思うのです。
自分から甘えられないのなら、せめて彼氏がしてくれた行為は素直に受け入れてみましょう。そして、たまには立場を変えてみて下さい。自分が食事をごちそうしたら、次は彼氏におごってもらう。自分が彼を待っていたら、次は少し彼氏に待たせてもらう。
また、
「私って、人に甘えるのが苦手みたいなの。ごめんね」
と素直に自分から伝えてみるのも有効です。きっと、そんな貴女の姿を見て、キュンとなる男性もいるハズ。まずは2人きりの時に、そっと甘えてみてはいかがでしょう。
5.彼氏の言いなりになっていませんか?
彼氏の言いなりになるコト=愛情表現ではありません
全く相手に甘えられないのも困りますが、逆に彼氏に甘えっぱなしや頼り過ぎるのも問題です。
相手に何でも合わせてしまうというA子さんは、どうしても恋愛が長続きしません。
デートの時に「今日、どこに行きたい?」「何食べたい?」
と彼氏が聞いてきても、A子さんは
「なんでもいいのよ、あなたの好きなことをするわ!」
と相手にお任せしっぱなし。自分に予定が入っていたとしても、彼氏に「会いたい」と言われれば、全ての都合を投げ出して、彼に会いに行ってしまいます。A子さんにしてみれば、大好きな彼氏に何でも合わせていれば、間違いないと思っていたようです。しかし何も決められない彼女では、任されてばかりの彼氏にとっては負担にしかなりません。
「でも、自分のやりたいことを伝えると、ワガママな女と思われるんじゃないかしら…」
自分に自信のないA子さんは、男性と付き合うと、いつもこのように心配ばかりしています。
イイ女とは「相手の言いなりになる女ではない」
恋多き女性だったファッションデザイナーのココ・シャネルは、こんなことを言っています。
「男とは、ノンと言ってから本当の友達になるのよ」
対等な立場でなんでも言い合える仲であればあるほど、二人の関係は親密なものになっていきます。彼氏に嫌われたくないと、相手の顔色をばかりを窺っているようでは、恋愛依存への兆候かもしれません。また、メンヘラ男のようなオカシナな人に振り回されないためにも、自分の価値観はしっかりとしておくべきです。
そして、相手への不満は、大きくなる前に少しずつ伝えておくことが肝心。でも、もしケンカになってしまったとしても、それは自分と考え方の違う人と積極的にコミュニケーションを取ろうとした結果です。彼氏の話をよく聞いて、自分の話もちゃんと聞いてもらう。その姿勢が長続きするカップルの秘訣なのかもしれません。
いつもフラれるのを避けるのに大事なことは「バランス感覚」!
この5つのポイントは、合わせて考えると一見矛盾しているように思えるかもしれません。でも、大切なことは「バランス」です。彼氏に甘えてばかりでも、自分で全てをコントロールしていても、男性からは魅力のある女性とはみられません。このバランスは人によってそれぞれですし、それが貴女らしい素敵な「個性」になるのだと思います。
恋愛を長続きさせ、よりイイ女へと変わりたい方は、自分らしいバランス感覚を養いたいものですね。