
エマーキットは伸びる代わりに副作用がある!という口コミを、あなたは見たことがありますか?
- 副作用ってどんな症状?
- みんなに現れるものなの?
- なんで副作用が起きるの?
ということで、今回はエマーキットには副作用があると噂されている理由と、その真相をご紹介いたします。
目次
エマーキットは副作用が起きるって本当?
「まつげがぐんぐん伸びる!」と大人気のエマーキットですが、気になるのは「副作用」の存在ではないでしょうか?
実際に使用したことがある「生の声」から、エマーキットの副作用として代表的なものを3つご紹介いたします。
色素沈着
まず、エマーキットを使用した一部の人が「色素沈着」を体験されています。
この色素沈着ですが、まつげ美容液を塗った部分のみに色素沈着がみられることが特徴です。
目の充血
まつげ美容液は目元の際ギリギリに塗布するタイプのものが多く、エマーキットもその部類に分類されます。
塗布が不慣れな方や不器用な人にとっては美容液が「目の中に入ってしまう」可能性もあり、結果的に目の充血を招いてしまうことも。
また、きちんと塗布できたとしても「まばたき」や「あくび」によって目の際に付いていた美容液が目の中に混入してしまうことも十分に考えられます。
目のかゆみ
「皮膚が敏感な方」「アレルギー持ちの方」などは、美容液の刺激によって目のかゆみを感じられるケースが多い様です。
エマーキットまつげ美容液には、まつげに有効な成分や美容成分が高濃度で配合されています。そのため、皮膚が薄い目元に塗ることで敏感な目元を更に敏感化させてしまうなんて悪循環に陥ってしまう場合も。
エマーキットで副作用が起きる原因とは
では、「なぜ副作用が起こるのか?」その原因について詳しく解説していきましょう。
ビマトプロスト
ビマトプロストという、何だか聞きなれない名前の正体、実は「緑内障」の進行制御や眼内圧亢進の管理のために点眼薬として使用される成分で、これが「色素沈着」「目のかゆみ・充血」といった副作用を引き起こす原因とされています。
緑内障の治療のための点眼薬を使用した患者さんのまつげが劇的に伸びたことから、ビマトプロストは「まつげの育毛」効果があるとして注目され始めるようになりました。
しかし、元々は「緑内障治療」に使用される目的なので上記に挙げた「副作用」が付いて回るというわけです。
「副作用のリスクをなるべく減らしたい!」方は、ビマトプロストが入っていない美容液を選ぶ様にすれば副作用のリスクを減らすことにつながります。
また、プロスタグランジン・デクロロジヒドロキシジフオロエチルクロプロスタノールアミド・エチルタフルプロストアミド・イソプロピルクロプロステネートなどの成分もビマトプロストと同様の効果を持つと言われていますよ。
エマーキットの他にも副作用が起きるとされている代表的なまつげ美容液とは
副作用の原因とされている「ビマトプロスト」
そこでここではエマーキットの他にも「副作用が出た!」との口コミが多いまつげ美容液を集めてみました。
ビューティーラッシュ
アメリカで人気大爆発のビューティーラッシュですが、こちらは「オリジン」「センシティブ」の2ラインナップを発売しています。
肌の弱い方や敏感な方は「センシティブ」、普通肌の方には「オリジン」がおすすめされていますが、刺激は「オリジン」の方が強めで育毛効果もセンシティブより高い様です。
「色素沈着」「目のかゆみ」等の副作用の声もあれば、「敏感肌でも問題なく使用できた」という反対意見も目立ちます。
エグータム
こちらはサロン専用のまつげ美容液ですが、エマーキットと同じく「目元に茶褐色の色素沈着」が報告されています。
でも「まつげ育毛効果」はエマーキットに引けをとらないほどですよ!
リバイタラッシュ
「マツエク級」に伸びると愛用者の多いリバイタラッシュ。
アメリカに旅行に行った女性の数人に1人は必ずリバイタラッシュを買って帰るというほどの人気ぶりですが、「色素沈着」を始め「目に入ったらびっくりするくらいしみた!」なんて声も挙がっていますよ。
どれも「まつげがエクステみたいにバサバサになる!」との声が多いだけに、「まつげを伸ばす有効成分」=「副作用の可能性」という方程式もあながち間違いではなさそうです。
ビマトプロストのその他の副作用とは
副作用を引き起こす原因とされている「ビマトプロスト」ですが、色素沈着や目のかゆみ・充血以外に心配な副作用はないのでしょうか?
もう少し「ビマトプロスト」について詳しく学んでみましょう。
上まぶたの皮膚が薄くなる
眼圧を保つために目の中に含まれる水分のことを「房水」と言いますが、房水が多すぎると眼圧が上がりやすくなります。
「房水」の流出を促進する働きがあるビマトプロストは、眼圧を下げるという効果がある一方で「水分を外に出す」ことは目元の乾燥や老化にもつながってしまう可能性も!
それが結果的にまぶたのハリや弾力を奪い、皮膚を薄くさせてしまう一因になっています。
まぶたが垂れ下がる
「眼圧を強力に下げる」作用のあるビマトプロストが入っている美容液を長期使用することによって、まぶたが垂れ下がるという副作用も。
一重まぶたの方は「二重まぶた」に、二重まぶたの方は「三重まぶた」になってしまう場合もあり、人によっては「老け顔」に近づいてしまうなんて可能性もあり得ます。
黒目の色が濃くなる
色素沈着はまぶたのみでなく、何と「色彩」にも起こってくることがビマトプロストの副作用で確認されています。
これはビマトプロスト成分によって、色彩部分にメラニンが増加するために引き起こされる副作用です。
日本人に多い暗褐色の単色虹彩ではあまり目立たないとされますが、「目の色が茶色」「目の色素が薄い」方は色彩の変化がハッキリ現れる場合も。
エマーキットにも副作用が起きる成分が含まれているの?
ビマトプロストのメリットは「まつげ育毛効果が絶大である」ということ、デメリット上記でご紹介した副作用ということがお分かりいただけたのではないでしょうか。
ここで本題に移りたいと思いますが、「エマーキットにはビマトプロスト成分は入っているのか?」ということ。
答えは「NO」です。エマーキットにはビマトプロストは入っていません!
ビマトプロストは元々「緑内障の治療薬」として使用されていたため、現在では医薬品のラティース・ルミガンといった「まつげ育毛剤」にこのビマトプロストが配合されている場合がほとんどで、市販されているまつげ美容液には「ビマトプロスト以外のまつげに有効な成分」が含まれているんですよ。
そこで気になるのが、エマーキットに入っている「ビマトプロスト以外のまつげに有効な成分」が引き起こす可能性のある副作用についてですよね?次章で詳しくご紹介いたします。
エマーキットの全成分
【エマーキットの成分】
水、加水分解ムコ多糖、ヒアルロン酸Na、カプリリルグリコール、ヘキサペプチド-2、パルミトイルペンタペプチド-4、乳酸Na、PCA-Na、ソルビトール、プロリン、リン酸Na、ビオチン、チャ葉エキス、オタネニンジン根エキス、イチョウ葉エキス、塩化Na、パパイア果実エキス、ブドウ種子エキス、シルクアミノ酸、フェノキシエタノール、ホクベイフウロソウエキス、カンゾウ根エキス、パンテノール、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(c10-30))クロスポリマー、ポリソルベート20、TEA、メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、ブチルパラベン、イソブチルパラベン
上記がエマーキットの成分ですが、「まぶたが窪む」「まぶたが垂れ下がる」「色彩に影響を及ぼす」等の重篤な副作用を引き起こすとされている「ビマトプロスト」「プロスタグランジン」等の成分は確認されません。
このことからエマーキットを使用することで「まぶたが窪む」などの副作用が起こることはありません。
ですが、
実際にエマーキット愛用者から「副作用の声」が挙げられているのは、一体なぜなのでしょうか?
エマーキットで副作用が出ないようにする使い方5つの注意点!
実は、問題はエマーキットの成分ではなく、使い方が問題でした!
エマーキットには心配するような成分は入っていませんが、その効果の高さからも伺えるように、成分自体が高濃度に配合されています。そのため、少しでも目に入ると違和感を感じることがあります。
ここではエマーキットを使用する際に必ず守ってもらいたい使用方法についてご紹介いたします。
1日1回就寝前だけ
エマーキットの使用は「1日1回就寝前」とされています。
「1日2回塗った方が早く効果が現れるんじゃない?」と思ってしまいがちですが、多用は副作用の可能性を高めてしまいます。
両目に対してブラシに付いている液量だけで十分
1度に塗布する「美容液の量」についてですが、エマーキットは成分がとても濃いので「両目に対してブラシに付いている液量」のみで十分に効果が現れます。
塗布する際のコツとして「ブラシについている液量を両目にまんべんなく塗布する」ことを意識してみて。
始めはブラシに付いている美容液の量が多いので、一気に塗ると「液量が足りなくて片方しか塗れなかった…」なんてことになってしまいがちです。
特に最初に塗布する側の目元へは「軽く・少量」にすると上手く両目に美容液を塗ることができます。
目尻の使用は避ける
目尻の際ギリギリに塗布すると、ちょっとした刺激で美容液が目の中に入ってしまう恐れがあります。
美容液が目に入ると「目のかゆみ」「目の充血」「目やに」などの副作用を発症しやすくしてしまいますので、なるべく目尻への使用は控えましょう。
まつげがない地肌のようなところは塗らない
エマーキットの使用目的は「まつげの育毛」ですので、毛がない地肌への塗布はしないで下さい。
もしも誤って顔や手に美容液がついてしまった場合、すぐに水で洗い流しましょう。
妊娠・授乳中の使用は控える
妊娠・授乳中は通常のホルモンバランスではなく、「お腹の赤ちゃんを育てるため」「母乳を出すため」異なったホルモンが沢山分泌されています。
そんな時は肌が敏感になってしまったり、肌荒れを引き起こしやすくなっていますので「刺激が強い」まつげ美容液の使用は控えましょう。
エマーキットの使用で副作用のような症状を感じたら?
「エマーキットを使ってみたら副作用が出てしまった!」なんて場合の対処方法をご紹介。慌てず、ゆっくりと落ち着いて行動すれば大丈夫ですよ。
すぐに使用を中止する
「目のかゆみ」「目の充血」等の副作用を感じた場合、すぐに使用を中止して症状が改善されるまで待ちましょう。
だいたい数日間使用を控えると副作用も落ち着いてくる場合がほとんどですので、慌てずに自分の症状を観察してみて。
眼科医に相談する
ちょっとした副作用であれば、使用を中止して様子を見ることもできますが「目に入って激痛だ」「目を開けられないほど痛い」「数日経っても症状が改善されない」といった場合には眼科への受診をおすすめいたします。
大切な目のことです。少しでも不安に思うことがあれば、軽い症状だったとしても受診して医師に診てもらえば安心です。
アレルギー症状である可能性も
元々アレルギー体質であったり、季節の変わり目といった理由から「アレルギー症状」が引き起こされる可能性も。
エマーキットには品質を保つために各種「パラベン」が配合されていますが、それが肌に合わないなんてこともある様です。
症状が改善されるまではエマーキットの使用は控えて下さいね!
さいごに
今回はエマーキットの副作用の真相について、詳しくご紹介させて頂きました。
問題はエマーキットの成分ではなく、使い方が原因だと知れて安心しました。でも、使い方を間違えると大変なことになる可能性があるので、つけすぎにはくれぐれも注意して使ってくださいね!